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12Vで真空管アンプ、できた!

Mitsuharu A.さんが執筆された12Vで真空管アンプを作る本を元に、6AK5 x2本で作成。

回路、及び、ブレッドボード上の配置は、本の全くのコピーだ。

初めは、組み立てて電源を入れても、指定の電圧が出ないどころか、全く電気が流れない。何がおかしいのか分からず、一つづつ辿っていくと、なんという事はない、6AK5のソケットをブレッドボードに納めるための台座(基盤)の加工間違いだった。

今まで真空管アンプを作る際、基盤なるものを使ったことがなかったので、扱いを間違えた。
購入した基盤は縦に開いている穴が全て繋がっている事に気が付かず、一番から四番ピンを一列の穴に接続、五番から七番、そして真ん中の穴のアース用を一列の穴に接続したものだから、片側4つづつ全部繋がってしまっていた。
これでは、正常に動かない。

カッターで基盤の縦の繋がりを全部切って再度電源を投入したら、うまく動いた。

ボリュームは、プリアンプ側で調整して鳴らした。

音色は、ダメ耳の私なので、細かい事はわからないが、デスクトップ型の小さなスピーカーセットから十分に良い音とボリュームでなってくれた。

次はブレッドボードから解体して、実機用に配線をやり直してみようと思う。

Bluetooth経由でFLACファイルを鳴らしてみようと考えている。トランスがいらないアンプなので、持ち運びができる昔のラジカセの様なイメージで、スピーカーを両脇につけて使ってみようと考えている。寝室に置いて寝落ちした後、自動的に電源が切れるシステムなんてできないだろうか?

今までの、重たいトランスを配した真空管アンプとは全く違うスタイルで、作ってみたいと思う。

さて、どんなものになるだろうか。楽しみである。