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情報強者だと思ったら穴ぼこに落ちる話

生活してて、ちょっとわからないことがあったらスマホを取り出して調べれば大抵のことについては解決しますから便利な世の中になったものです。でも、ちょっと怖い部分もあるってのが本当のところじゃないかと感じています。

ど忘れした芸能人の名前を思い出したいみたいなどうでもいい事とか、行きたいお店の営業時間を知りたいみたいなネット上の情報がある程度信頼できそうなものに関しては別にいいんですが、もしネットで調べた情報が間違っていた場合に困ったことにハマりかねない、重要なことに関しては注意しないとなって思います。

スマホを取り出して調べるってことは、そのことについて知らない、わからないから調べるわけで、そこに書いてあることは本当のことだと思ってしまいがちですけど、自分が詳しいことについて調べてみると、けっこう平気でウソや間違えが書いてあります。そう考えるとちょっと怖いですね。

試しに自分の仕事に関することとか、ある程度深く知っている趣味のことなんかについてちょっと調べてごらんなさい。あたかも本当のことのように大嘘が書かれていることなんて珍しくもないですから。嘘なんて書いても何のトクもないのに、それでも書く人がいるんです。

スマホで色々調べて情報強者を気取ったりしてると、思わぬ穴ぼこに落ちるよって話。昔の映画で鹿賀丈史が真田広之に言ってたじゃないですか。

「自分だけ知ってて他が節穴なんてこた、世の中にはそうそうねえ。そう思ったら穴ぼこに落ちるぞ」って。

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