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昭和の小学生の遊び 釣り編

私が小学生の時分と言ったらもうドえらい昔で、1980年代、昭和50年代ということになります。

そのころはスマホや携帯なんてありませんし、ゲーム(ファミコン)が我が家に上陸したのは私が6年生の頃ですから、それまではひたすら体を使って遊んでたように思います。

どんなことをして遊んでたかなと思い出してみると、別にたいして好きでもなかったのにけっこうな頻度で釣りに行ってました。3つ上の兄とその友達について行ってたんです。

(現在私は全く釣りに興味はありませんが、兄は釣り人のオッサンになっています。)

小学生時分の釣りと言うと思い出す池があるんですが、ネットで検索してみたら「朝霞調整池」という場所だとわかりました。

埼玉県朝霞市、黒目川と新河岸川の合流地点近くの池なんですが、ネット記事を漁っているうちにこの池の通称が「一軒家」だという記載を見つけて、私たちもそう呼んでいたことを思い出しました。

完全に忘れてましたし、ものすごく懐かしいです。一軒家。

一軒家には大きい池と小さい池があって、小さい方で遊んでました。航空写真だとこれ。今思うと子供だけで遊ぶにはちょっと危ないんじゃないかなあ。

一軒家の小さい池

雷魚とかブラックバスがいたらしいんですが、子供の持ってる釣り道具ではそんな大物は無理です。小ぶりのフナとかを釣ろうとしてたと思いますが、ほとんど釣れた記憶はないです。

浅いところで簡単に釣れるクチボソ(人の小指くらいの小魚)みたいな手近なやつを釣ったり、ビンドウでタナゴを捕ったりしてた記憶があります。

ちなみにビンドウっていうのはペットボトルみたいなやつで、小魚が入りやすいけど出にくい形状の入り口があいてて、中に餌を入れとくとジャンジャン捕れるっていうチートアイテムです。

(ビンドウで魚を捕るという行為は現在は自治体によって禁止されている場合も多いらしいです。)

ビンドウにザリガニが侵入してしまって地獄絵図というのはトラウマ級の悪い思い出です。

釣りをするときも、ビンドウをセットするときも、池の水面の上に張り出した木に登ったりしてましたから、今思うと危険極まりないです。けっこう死と隣り合わせで遊んでましたよね、昭和の小学生って。

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