国連アフガニスタン支援団（UNAMA）が先日、タリバン支配以降の10カ月間のアフガニスタンの人権状況をまとめた報告書を発表しました。

対象となっているのは2021年8月15日～2022年6月15日です。

日本のメディアや「専門家」たちも、８月から数ヶ月間ほどはアフガニスタンに関心を示していましたが、今やほぼ皆無です。だからこそ、私のような中東を専門にしている人間は、この件についてモニターし続けなければならないわけです。

同報告書はアフガニスタンを支配しているタリバンの人権侵害について、以下のような具体的数値を示しています。