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「ラマダン=信仰心高まる」報道の隠蔽する真実

ラマダンが始まりました。

時事通信が「ラマダン入り、ガザ戦闘やまず 信仰心高揚で緊張激化の恐れ」という記事を出しています。

見出しにある「信仰心高揚で緊張激化」というのは、いったい、どういう意味なのでしょうか?

読売新聞も「ラマダン始まる 反イスラエル激化も」という記事を出しています。

冒頭には、次のようにあります。

イスラム圏の多くの国やパレスチナ自治区で11日、イスラム教のラマダン(断食月)が始まった。4月9日頃まで続く。日中の断食で信仰心が高まる期間で、各地で反イスラエルの動きが激化する可能性がある。

「日中の断食で信仰心が高まる期間で、各地で反イスラエルの動きが激化する可能性がある」というのはいったい、どういう意味なのでしょうか?

日本のメディアの、ラマダンの描写、説明は、このようにいつも一様です。しかし、

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