恵比寿の「東京都写真美術館」に行って来た

 大学の先輩のブログに触発されて「第13回恵比寿映像祭」に行った。ガーデンプレイスに行くのは久しぶりで15時からを予約して「映像の気持ち」というテーマの展示と映像を観た。
 写真と言う「静止画」を面白く動かして見せてくれた。かなり意欲的な作品と、むかしの「ペラペラ漫画」のような手法が混在していて楽しい。入場無料というのも素晴らしく、先輩の「お薦めです」という紹介言葉に納得した。

 それから時間つぶしも兼ねて、渋谷のんべい横丁に行った。大学の40年後輩が日替わりママをやっている。その前日も行ったので連チャンだ。
 前日に店がハネてから飲みに行き、酷く酔っぱらったらしく反省していた。
 まだ若いので、「酒を飲んでも何も解決しない。カラダを動かす習慣をつけた方がイイ」と説教した。

 次は千駄ヶ谷のビーガン料理の店で、76歳の現役DJのKUME氏と合流した。久しぶりだったので、一か月遅れの誕生日の祝いとして、絶品のジントニックを奢ってもらった。
 この千駄ヶ谷周辺の彼の人的ネットワークは素晴らしく、どの店に行っても絶妙な会話が楽しめる。
 初対面という気がしない。

 グァム出身のジェイミーという元は二枚目であったろう外人のやっているバーに立ち寄った。コロナ対策で玄関ドアが開けてあるので、まあ寒い。
 客にハンガリー人が居たので、ブタペスト話で盛り上がった。イーズカが尊敬する思想家ジェルジ・ルカーチの祖国には一度行ってみたい。
 しかし大昔の革命家なので、その客は当然ながらルカーチなど知らない。

 KUME氏は76歳ながら、「第2か第3の人生」を考えている。世界中を「じぶんの故郷にする」というプランは、刺激的で興味が尽きない。

 しかし、昨夜はあまりに寒くて早々に帰って来た。駅前のジムで風呂に浸かり、カラダを温めてから帰宅した。

 当然、買ったばかりのユニクロの真っ白なストレッチパンツで出掛けたが、「春、未だ、来たらず」であった。


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