「Her Own Way しなやかな闘い」

先日、東京都写真美術館で開催中の「Her Own Way しなやかな闘い ポーランド女性作家と映像 1970年代から現在へ」を観てきました。

こちらはポーランドと日本の国交樹立100周年記念展だそう!
ポーランドといえばポーリッシュポタリーと呼ばれる可愛い器がうちにもたくさんあって、手作りのぬくもりある作品にいつも癒されています。

とは言え、ポーランドもナチス・ドイツやソ連の影響下に組み込まれ

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わ〜い(*'ω'*)

きれいな写真に感動してたボクは何も考えていなかった

東京の恵比寿にある東京写真美術館に行ってきた。

ぼくは写真が好きなので、どんな美しい写真が展示されているのかワクワクして中へ入って行ったのだ。

ところが中で待っていたのは想像とは全く別物の写真たち。

今、インスタでもてはやされているキレイな写真ではない。

むしろ、一体これのどこがいい写真なのか?

と首を傾げてしまうものばかりだったのだ。

・被写体が動いてブレている写真
・撮影者が動いて

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イメージの洞窟展-意識の源を探る-

本展は東京都現代美術館の学芸員である丹波晴美(前・写真美術館学芸員)による企画展。同写真美術館で並行して開催されている「イメージの時間」展と呼応する形で、写真の根源的な意味を問い直す関連性の強い展示構成をとっている。この展示は作品数にしろ作家数にしろ、あまりにも幅が狭い。つまりは、要点を厳選して語り口が明白であった。「イメージの時間」展は写真の時間という名目のもとに、東京都写真美術館の3万5000

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ポンポン!
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美術館に1人で行くのが好きだからこそ誰かと行くという選択

基本的に美術館などは1人で行ってゆっくり見たいタイプなのだが、今日は縁あって10歳年上の友人と一緒に東京都写真美術館に行ってきた。

美術館に誰かと一緒に行くのはすごく気を遣う。歩くスピード早いかな遅いかな、この作品もっと見たかったかな、私は次のコーナーに行ってもいいかしら、ここ興味あるからゆっくり見たいけど早く次に行きたそうだし、とかめちゃくちゃ考えてしまう。

さて今日はどうなるかしらと意気込

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ありがとうございます!たくさん更新します。
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「Her own way しなやかな闘い」ポーランド女性作家と映像1970年代から現在へ@東京都写真美術館

『闘い』スザンナ・ヤニン(2001)

作者の女性が、ひと回りもふた回りも大柄な男性とボクシングをしている。見た所、勝敗明らかと思われ、つい女性が男性へと挑んでいると見えてしまいそうだ。しかし、彼女は闘いを止めようとしないのを見ていると彼女が本当に闘っている/闘いたい対象が見えてくる気がする。

*私が思春期の頃、偶然手にした『Girl ‘s don’t cry』という展覧会図録で目にしてから、見

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しなやかな闘い

先日、台風の前だったか、トップ・ミュージアム(東京都写真美術館)で、「しなやかな闘い〜ポーランドの女性作家と映像」を観た。これが予想を超えてとっとも面白かった。それから10日ほどが過ぎたが、いまでもその余韻の中にいる、と言ってもいいくらいだ。

こういう時、何が、どう良かったか、ということは、簡単には説明できないものですね。──と言って終わらせてもいいのだが、それで終わらないのでこうやって少し書く

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アーティスト・イン・レジデンスとナントカフロート

今日、東京都写真美術館に行って嶋田忠さんの「野生の瞬間」のギャラリートークに参加。学芸員さんだけかと思ったら作家さんがいらっしゃってビックリ。何かを学びたい欲が最近出てきてて、今日写美行ったらギャラリートーク聞こう〜と思っていたところだったので良かった。作品リストに美術館内専用の鉛筆で走り書きする。とても素敵な言葉がたくさんあったけれど、中でも響いたのは「写真家は最終的に何を選ぶか、だと思う」とい

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ありがとうございます!
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しなやかな闘い ポーランド女性作家と映像  東京都写真美術館 8/14〜10/14

題名通りポーランドの女性作家の映像展です。
作品だけを見ると女性を強調しているものはそんなになかったかな。

70年代から現在までなんで結構多いです。

初期の頃の映像作品は写真の初期と同じよう感じで、今では当たり前に見られるような手法もこの頃生まれたみたいです。例えばgifなんかにあるループする映像みたいな感じとか。

そのたくさんある中で気になった作品を2点。

<ヨアンナ・ライコフスカ>

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写真の時間ーイメージを読むー

本展は2019年に東京都写真美術館の学芸員になったばかりの新人である、枡田言葉に よる初の企画展である。第1回らしい、TOPミュージアムのいいとこ取りの展示であり、 写真展の教科書的な構成であった。鑑賞者の視点と、美術館側の作品収集指針に沿った作 家を多数公開していてとても好感が持てる設計で評価できる。概ね良い企画展であったと 私は思う。

 まず第1章には「制作の時間」と題して、写真史には欠かせ

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ボルタンスキー!
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TOP 写真の時間/Her Own Way

いくつかの美術館で提供されているサマーナイト、この日の金曜日はTOPへ行ってみました。本来ならディナーに充てられる夜19:00-21:00、しかも金曜日。この時間をおもいおもい、写真美術館という場所で過ごす鑑者たちに、なんとも言えない、秘密をシェアしているような、妙な親しみを私は勝手に抱いてしまいます。

この日の雑メモ。

“私は人間が怖いんだ。向き合うのが怖い。だから興味がない。作品にならない

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素敵な1日を!
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