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福岡トライアスロン初参加〜バイクパート編〜

令和5年6月25日に行われた福岡トライアスロンに参加しました。

一番不安だったスイムを泳ぎきり「よっしゃ、もう完走できるだろう」と一安心してトランジションエリアに向かいました。

トランジションエリアまでは少し砂利道があるので、履物を置いておくのが推奨されています。自分はクロックスを置いていました。タイムを競う人は、このトランジションも戦いです。

悪魔で目標は完走なので、慌てるなと言い聞かせながらゼッケンベルト、ゴーグル、ヘルメットをつけ、シューズを履こうとしたところで、靴下を置き忘れていることに気づきます。

「まぁ、このさい裸足でもいいか」

とそのままバイク用のシューズを履きました。

バイクは志賀島を4周。前日に下見をしていたので、コースの雰囲気はわかっていました。登り坂は一箇所だけ、わりと平坦なずっと海沿いを走るコースです。

結論、バイクのタイムが一番遅かったです。
これは走ってる時にも実感していました。たくさん抜かれたけど、抜いたのは数人でした。ツールド国東の時もあったのですが、一番重いギアにして、前を走ってる人の足の回転に合わせても、ぐんぐん引き離されていきます。

周回コースなので、トップレベルの人達にも追い抜かれるのですが、とにかく信じられないくらいに速いです!

「やっぱ脚のパワー無いなぁ」と思っていたのですが、

走っている時に気づきます。そう、自分はロングライド仕様で走っていたのです。替えのチューブや工具、空気入れ等を装備したままでした。

大会要項の推奨装備には書かれているのですが、装備している人はほぼいません。

機材トラブルでリタイアしているっぽい人を、一人だけ見かけました。おそらくパンクでしょう。

DHバーと呼ばれる姿勢が低い態勢で走れるハンドルも装備していませんでした。購入は悩んだのですが、走るのに問題ないだろうと買いませんでいた。

ロードバイクは機材スポーツの面もあって、お金をかけただけ速くなるとも言われます。いつのまにか「そんなにお金はかけれないし、今のままでいいか」

と車体を軽くする努力や、メンテナンスを怠っていたのです。

そんなにお金をかけなくても、チェーンを新しくするとか、キレイに掃除するとか、チューブを変えるとか、適正な空気圧にするとか、装備を軽くするとか少しで速くしようとする努力はできたはずなのです。

これは怠慢だなと猛反省です。

タイムは悪かったけど、一番楽しかったのもバイクでした。

公道を完全に通行止めにして行われるので、信号も無いし、車線を気にすることもない。これだけ思いっきり走れるのは、普段ではありえません。

だからこそ、速く走れるような機材整備が必要だなと思いました。

4周目は結構キツかったのですが、人間あまりにキツいを笑いが出てくるのだなと知りました。沿道にいる係の人たちの応援は、本当に励みになります。

バイクを終えて降りると、トランジションエリアに入ってランの準備です。

この後、靴下を置き忘れていたことを激しく後悔することになります。







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