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地方移住に向いている仕事のスタイル

こんばんは。2回目の投稿です。前回は東京から地方に移住してとても良かったということを書きました。
とはいえそれが全ての人に当てはまるかと言われると、そうでは全くないとも、実体験をしている身として断言できます。

こちらを何かのきっかけで読んで頂いた方々も、日々の生活のために働いて収入を得て自身や家族の生活を養っていかなければならない、その中で天秤にかけて地方移住を選択するかどうかに頭を悩ますと思います。

そこで今回は、地方移住に向いている / いない仕事・ワークスタイルについて書きたいと思います。


地方に移住すると何が変わるか

通勤時間が増えます。もうこれに尽きます。
私が住んでいる箱根の仙石原では、それまで住んでいた東京の西部からの都心への片道1時間20分が、新幹線なら2時間と少し、東海道線だと3時間まで伸びました。新幹線代は出ないので、出社する時は基本後者です。

とはいえ、私の会社ではフルリモートの働き方がコロナ後も維持されており、通勤は週1,2日、それ以外は在宅勤務(リモートワーク)が可能です。

この働き方であれば、通勤時間が伸びても全くと言えるほど苦にならず、地方移住で得た日々の生活のメリットの方が圧倒的に上回っています。

地方移住に向いている仕事・ワークスタイル

それを踏まえて自分の実体験から言える範囲で、収入減や何かを犠牲にする必要がなくスムーズに地方に移住できる仕事やワークスタイルと言えるものはこちらです。

  • 職種がリモートワークを許容することが多い

    • こちらにあるように、https://www.jaic-college.jp/useful/u-23601/、ソフトウェアのエンジニア、ライター、デザイナー、カスタマーサポートといった職種はリモートワークがOKな会社も相対的に多いのではと実体験でも感じます。こういった職業が何故そうなのか、それはリモートでも十分価値を発揮できるからということが業種の歴史・経験則として理解されているからだと思いますので、簡単には覆らないと思います。そのため、万が一にも今の勤務先がリモートワークを撤廃しても、他の会社を探すのに苦労しないのではないかと思います。

  • 今の勤務先がリモートワークを許容しており、対外的にもそれをアピールしている

    • こちらも大事な要素だと感じます。

    • 単に今リモートワークがOKということだといつ撤廃されるかわかりませんが、採用サイトなどでそれをアピールポイントとして挙げているとそれを信じて入社してくれた人に申し訳ないことにもつながりかねないので、少なくても完全撤廃には慎重になるか何らかの措置を設けてくれる可能性は比較的高いと思います。

地方移住に向いていない仕事・ワークスタイル

兎にも角にもオフィス出社が求められる会社です。
上記の職場でも出社が必須という雰囲気を出される会社は多いし、コロナ後益々増えていると思います。そういった職場で毎日往復5~6時間の通勤時間は、電車の中でPCや社用スマホを使って仕事をしたり、読書をして知見を蓄えたりなどすればいいじゃないか、と思ったりもしてみるものの、身体的に腰にきたり車(電車)酔いしたりと、電車の中でできることは限界があるので、長くは続けられないと思います。

終わりに

ここまで読んで頂いて、当たり前じゃないかと思われる方も多いのではと思います。私もそう思うのですがそれでも書いてみたのは、実際に体験すると尚更そう感じたから、ということからです。

例えば顧客訪問が多い営業の方が今の私の暮らし、休日は良いとしても平日の通勤を耐えられるかというと、無理です、としか言いようがない。そのような職種の方が憧れだけで地方移住をする、もしくは地方で収入を得るために慣れない、収入を減らさないといけない勤務先を選ぶというのはどこかで歪みが出てしまうと思います。

逆に、仕事をする上で都心で無くても良い方は、何でここで住んでいるのか、もっと自然あふれる、アクティビティも豊かな地域に居を移すことも考えてみても良いのではと思います。移してもそんなに働き方も収入も変わらないし、仕事以外の時間がずっと豊かになります。

雪の日のベランダからの雪景色

今回はここまで。ご自身に地方移住が合っているか、具体的な検討をする上での一助になれば嬉しいです。

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