いつの時代も言われている気がする「会社の飲み会はムダ」問題。「最近の若い子は・・」という苦言と同じようにきっといつの時代にもはびこり続けている秘伝のタレのようなものな気がしているというのを感じた。

このtogetterを読んで、リモートワークが増え、リアルコミュニケーションが減った今だからこそ「会社の飲み会」に対する自分のスタンスを明確にしておいた方が、精神的にラクになると思うし、今後のキャリアにおいても重要な気がするので、その辺りのことを書いていきたいと思います。

飲み会と言ってもグラデーションがある

飲み会とひと言で言ってもかなりのグラデーションがありますよね。

• 友達とキャッキャウフフする飲み会

• 同僚と仕事について真剣に相談し合う飲み会

• 上席やお客さんとの接待的飲み会

• 一人でフラッと入って、隣の人と話す飲み会

まぁ上げればキリが無いと思います。

加えて、友達とキャッキャウフフする飲み会にすらその日参加した人数構成やら、人との相性やら、参加した人の機嫌やらで、楽しくも、悲しくもなるものです。

飲み会に限った話じゃないけれど、人が集えばひと言では表すことの出来ないグラデーションがそこにはあって、その一面を語っているに過ぎないんですよね。

なので「会社の飲み会は絶対参加しないとダメ！」という人の意見も「会社の飲み会はムダ！」という人の意見も参加している飲み会によって印象も違うし、必ずしも同じ一面を語っていないということを自認することが大事な気がしています。

結局人とのコミュニケーションが大事になる

グラデーションを自認した上で、仕事って何が大事なんだっけ？ということを考えると、私は関わる人とのコミュニケーション以外無いなと今日時点では思っています。

どんなに優れた技術を持っていても結局は相手が合ってのことであって、受け入れて貰えなければ、なんの意味も持ちません。いいとか悪いとかじゃなくて、必ずしも正しいことが採用される訳じゃ無いというのは誰しも体感しているはず。

相手に気持ちよくYesと言ってもらい、一緒に仕事を進めることが出来るかが、結局は仕事をする上で大事になるものだと、いうのはそこまで異論はないんじゃないでしょうか。

出世したくないし、評価なんてどうでもいい

そんな話をすると、「出世したい訳じゃないし、評価なんてどうでもいい」人たちに必ず反論されます。

そして、欧米では家族を大事にするので、仕事はほどほどにという方も一定数いらっしゃいますよね。

前提が人それぞれ違うので、このポストの意見も合っているとか、間違っているとかそんな話をしたい訳じゃないです。

ここで言う前提は

• 人生の中で家族と過ごす時間が何よりも大事！

• プライベートで好きなことをやり続けて生きたい！

という感じのことがあって、今の若者とかの括りじゃなく、人それぞれ前提があるから大事なポイントが違うってだけな気がしています。

参考情報として、住んだことも働いたことも無いので、分かりませんが、ドイツに移住されている方のブログにはこんなことが書かれています。

そして、アメリカの人で働いている人もこんなこと感じているようです。

別に国も国籍も人種も関係なくて、結局人と人が何かを行うときにはコミュニケーションは必須だし、無償か有償かは置いて、いい関係性を維持する行動が必要があるってことですね。

なので、「若者が〜」とか「おじさんが〜」とか言ってないで、自分はどの前提に立って生きていくのかを整理しておくことは非常に重要なことです。

仕事が少しでも出来るようになりたければ参加しよう

決して飲み会というものを推奨している訳じゃ無いけど、やっぱり身軽だし、身近で、機会も多いのが飲み会だと思います。冒頭のtogetterでもこんな感想を抱いています。

情報量や人脈という仕事をする上で必要なものは、飲み会を含めた仕事以外のコミュニケーションがすごく大事なんですよね。

飲み会に行かなくても、業務以外のことを話す1on1でもTELでもセットすればいいし、スポーツや音楽を一緒に見たり、したりすればいい。

「仕事が出来るようになりたければ」なんて強い言葉を書いたけど「仕事中ストレス溜めずに気持ちよく働くために」くらいでもいい。仕事以外で関係性を築けないと、本当にホッとかれる存在になってしまう。

仕事が出来るようになるためには必須。少しでもストレス溜めずに働きたい人は推奨くらいが「会社の飲み会」ってやつじゃないかなと私は思います。