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「デリバリーお姉さんNEO」過去も後悔も今の自分に寄り添ってるんだ。

聞いてくれる人はいないけど「今年を象徴する単語はなに?」と聞かれたら僕は瞬間に「伊藤万理華」と答える。そしてその次に「松本壮史」「三浦直之」と続く。

1年遅れの「サマーフィルムにのって」との出会いがどうやら僕の人生を変え始めている。ここまで来たらとことん松本壮史と三浦直之に付き合ってやろうではないか!
と妙な上から目線で見始めた「デリバリーお姉さんNEO」だが共同脚本がお耳に〜にも参加されているヨーロッパ企画の大歳倫弘なのもあってみるみる引き込まれた。

特に印象に残ったエピソードについて感想を書いてみました。

第3話。
めっちゃイイ。
恥ずかしくなるくらいイイ。
話のそこかしこに「サマーフィルムにのって」で花開く青春の蕾が散りばめられていた。同郷である脚本の三浦直之さんが思い描いた夏を瞬間で共有できた!

三浦さんと「お耳に合いましたら」の脚本チームの一人でもあるヨーロッパ企画の大歳倫弘さんのカラーの違いが絶妙なバランスで見飽きません。

第6話。
隣の部屋から聞こえてくる歌声の主を探して欲しいという依頼内容は「お耳に合いましたら」第3話を連想。ささやかなエピソードが三浦×松本タッグによってミステリーをも内包した極上の寓話に昇華されていて素晴らしい!

第9話。
いい歳をして、後悔だって今に至る自分を支えてくれているのだという大切な事に気づかされてしまった。目を背けてた心の瘡蓋が剥がれていくむず痒さ。これが青春を思う事なのかな。名作です!


頭の中がまだ「サマーフィルムにのって」なのでデリバリーお姉さんNEOのリブートをハダシ(伊藤万理華)とビート板(河合優美)ブルーハワイ(祷キララ)、店長はそのままダディボーイ(板橋駿谷)で観たいという願望を抱きました。

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