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マルチエフェクターで音が抜けない5つの理由

皆さん、こんにちは!
ギタリスト兼ベーシストの航平です!

マルチエフェクターでの音作りがいまいちうまくいかない人のために
ここでは原因とその解決方法について紹介したいと思います!

1,入出力の設定がうまくできていない

大概のマルチには入出力の設定ができる項目があると思います。

これらを適正に設定しないと音が歪んだり、細い音になってしまい
本来の性能を100%出すことができないので、適正値に設定しましょう。

レベルインジケーターを見て強く弾いた時に
一瞬Peakが点くぐらいが一つの目安と言えます。

GT-1000の入力レベルインジケーター

また、マルチによっては出力先の設定ができるものもあります。
BOSSのGT-1000を例に挙げると、GT-1000には
出力先の機器に応じて適正な設定にしてくれるという
便利な機能があります。

GT-1000のOutput Select画面

こういう機能がついているのであればそれを
有効活用してみるといいでしょう。

2,エフェクトのかけ過ぎ

歪みや空間系、残響系のエフェクトは気持ちの良い音にしてくれますが、
過度にかけると音の抜けが悪くなったりデジタル臭い音になってしまいます。
アンプから音を出したときにハウリングが止まらないようであればそれは過度なセッティングと言えるのでGainやエフェクトのレベルを下げましょう。

3,余計な帯域が出てしまっている


単体で聴いた時に派手に聴こえる音色でも、
バンドで埋もれてしまうのは他の楽器が出している音域と
被ってしまっているからです。

約150〜200hz以下はベースやバスドラム
1khzあたりはボーカル
約8khz以上はシンバル類
のためにEQで削ってあげると
そんなに音量を上げなくても聞こえやすくなったりします。

また耳に刺さるような痛い音が出ている場合、
2khzあたりを削ってあげると解決します。

ギターソロ等で目立たせたい場合は
1khzあたりを上げてあげると前に出てくれます。

マルチの音作りに不満を感じていた方は
是非一度お試しあれ!

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