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人望の話

先日飲み会があった。そこで、わたしが日頃から慕っている先輩に対して「どうして先輩の周りにはいつもひとが沢山いるんですか?」と尋ねるひとがいた。

先輩は「約束したら忘れない。すぐに結果がだせなくても、何年かけてでも守る。うやむやにしないように気をつけている。だからかな」と答えていた。素晴らしいと思った。

世の中には「言葉より行動だよ」と『言葉で』いい、実際のところは行動が伴わなかったり、約束はうやむやにしたりするひとも少なくない。もれなくそのようなひとの周りにはひとは少ないわけだが…

少ないからこそ関心をもってほしくなるのか、綺麗事をならべてみたり、大口をたたいてみたり、そういうひとはひとで忙しそうだ。

話を飲み会に戻す。言葉のルーツは知らないけれどその日、いい言葉との出会いがあった。【刻石流水(こくせきりゅうすい)】かけた情けは水に流せ、受けた恩は石に刻め。という意味らしい。

自分はどうだろう。誰かを助けたり、なにかをした際には、水に流すより先に忘れていそう(お、素晴らしいかも)。だけど受けた恩についても無頓着。意識しないと覚えていないかも知れない。反省をした。

次の休みに時間をつくる。だれから、どんな恩恵を受けているだろう。書き出してみようと思う。

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