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副業ワーカー様のマネジメントについて

自分自身としては、1年半前くらいから副業ワーカーとして活動させていただいておりますが、企業サイドとしては3年前くらいから副業ワーカー様をマネジメントする役回りとして業務をおこなっております。

副業ワーカー様と協業する取り組みを始めたきっかけ、マネジメントする上で気にかけているポイント、課題感などを整理しました。

stand.fmでラジオを配信しているので、よろしければ聴いていただけると幸いです🙇‍♂️

ラジオの台本として、テキストでも投稿いたします!

副業人材の協業ケース

副業の方に業務委託としてご支援いただきたいケースとしては、2点あるかなと思います。

  • 社内のリソースが枯渇しており、タスクが消化できないとき

  • 社内に知見がない領域に経験と実績がある方に入っていただくことで、一緒に仕事をしながら社内に知見を広げていきたいとき

私のケースでは後者でした。
背景としては、今から3年前くらいに内製化を進めるにしても厳しい状況だったので、シューマツワーカーさんに副業の方をご紹介いただき、エンジニアの方にジョインいただきました。

1名はスキルアンマッチで単月で契約終了とはなったのですが、今までデザイナーさん1名、マーケターさん1名、エンジニアさん4名の方とお仕事させていただきました。

今ではもうジョインから3年になるメガベンチャーのエンジニアの方と今でもお仕事させていただいていたり、自社プロダクトを作るにあたって、マーケティングの知見がなかったので昨年からスタートアップ企業で実績のあるマーケターの方と継続しています。うちの事情によって終了とはなってしまったのですが、他のエンジニアの方も年単位で、ご一緒させていただきました。

当時は正社員となるとうちを選択することはかなり難しいと思いますが、副業という形態だからこそ強い人材の方と一緒に働けることになったのかなと思っています。

入っていただいたことで、自分の知見やスキルもアップし、それを社内のチームや全体に共有することで、チーム全体がパワーアップできたので目的は達成できたかなと思います。

副業ワーカー様のマネジメント


マネジメントに関しては、私の力不足や経験不足により、苦戦することがありましたが、今ではスタイルを確立することができました。
マネジメントをする上で気にかけているポイントが5つあります。

  • もちろん丸投げはしない

  • 期限をズラすことが厳しいタスクは原則アサインしない。これは自分らでやるべきという意味です。

  • コミュケーションが極力なくても進めることができるタスクに分解する

  • ワーカー様のご希望を聞いた上になりますが、タスクが途切れないように後続タスクもアサインしておく

  • こちらもワーカー様によってですが、面白そうなタスクをアサインする

あたりでしょうか。

また、基本はテキストによる非同期のコミュケーションになるので、その点を考慮しつつ、互いに効率良く進めることを心がけています。
質問に対するレスポンスが遅れてしまうと止まってしまって嫌かなと思い、自分が休みである週末とかも極力早めに対応することは心がけてはいます。
この点は私は自分で副業人材の活用を会社へ提案し、自分でマネジメントしているので良いのですが、そうではない企業サイドによっては、よろしくないケースもあるのでマネジメントや副業人材を活用する上での注意点になるかとは思っています。

一方で課題というか特に整備できていないのが、報酬の引き上げタイミングです。
ワーカー様から言いづらい点はあると思うので、アウトプットが安定し、チームのパワーアップに繋がる成果が見られたタイミングで限界はありますが、こちらからベースアップの話をさせていただきました。
ここらへんは定性的なので、もう少し基準を整備しても良いのかなという課題感は持っています。

先日、シューマツワーカーさんのイベントに参加させていただいた際に副業人材を活用されている企業様のセッションで評価項目の定義などを細かく持たれている話を聞いて参考になりました。

副業市場と協業することによるWin-Winの関係


市場としては、副業したい人が増えており、数年前に比べて単価も上がりましたし、それと同時にハイレベルな人材が副業案件を勝ち取る傾向があると担当の方がおっしゃっていたので、企業サイドとしては、既述した2点のケースで困った際には副業ワーカー様にジョインいただくことを検討するとWin-Winの関係を構築できる確率が高いので私の経験からはおすすめします。


以上です。
最後まで読んでくださりありがとうございました。




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