「副業Webライターをはじめてみたい」
「副業ならクラウドソーシングサイトに登録すればいいのだろうか」
「副業Webライターて稼げるのだろうか」
など、副業Webライターに興味がある人の中には上記のような疑問があるのではないでしょうか。

クラウドソーシングサイトで副業Webライターをする人はたくさんいます。しかし月5万円稼いでいる人は少ないと言えるでしょう。クラウドソーシングサイトで稼ぐのは難易度が高いのです。

本記事では、副業webライターおすすめの稼ぎ方を紹介します。

この記事を読めば、どうしてクラウドソーシングサイトで稼ぐのが難しいかがわかります。

副業Webライターに興味のある人はぜひ参考にしてみてください。

副業Webライターで考えておくポイント

副業でWebライターをはじめるには考えるべきポイントがあります。このポイントを考慮していないと、才能があっても挫折してしまうかもしれません。

以下に、考慮しておくべきポイントを紹介します。

ワークスタイル

副業Webライターは働き方が多様です。副業でWebライターをするならフルタイムで働けるのか1日2時間だけ作業するのか、現場にいなければならないのかテレワークで対応可能なのか把握しておく必要があります。

自分の生活サイクルにあった場所を選ばなければならないからです。

本業が月曜から金曜日まであり、朝8時から夕方6時まで働いている場合、平日フルタイムで執筆するのは不可能です。現場にいると時給計算されやすいですが、遠かったり、時間帯が厳しいなら諦めるしかありません。

ライダー活動は本業を圧迫しないようにしましょう。

クライアントワークの有無

ライターは自ら仕事を請け負ったり、クライアントから依頼されたりするものです。特にクラウドソーシングサイトを利用しているなら必ずクライアントワークは必要になります。

返信の速さ、メールのやり取り、提案文の書き方などで、クライアントが受ける印象も大きく変わります。コミュニケーションが苦手な人には、直接営業やクラウドソーシングサイトはおすすめできません。

クライアントワークの有無は必ず考慮しましょう。

時給か出来高か

ライターの報酬は時給と出来高の二つあります。初心者は時給を選ぶといいでしょう。ライター初心者で、時給が1000円を超えるのは稀です。

例えば、1文字1円で1記事3000文字の案件があるとします。ライターで生活費を稼いでる人であれば内容にもよりますが2時間から3時間ほどで書き上げることも可能です。この時に時給は1000円から1500円になります。

しかし、初心者の場合3000文字を書くのがとても大変です。早い人でも5時間、遅い人であれば作業時間が10時間を超える可能性もあります。この場合、時給は300円から600円になります。

副業に割ける時間は限られており、1日2時間使ったとしても一週間で3000円では普通にバイトしている方が収入は高くなります。

初心者は時給が固定されているライターの仕事をしましょう。

作業量

Webライターは作業量にも注意するべきです。初心者は仕事の相場が分かっていない点をつつかれ、半額未満の報酬で契約するケースが多いからです。

専門知識がいらない状態で文字を書くだけなら1文字0.5円から1円、専門知識が必要なら1.5円以上、画像選定やWordPressの操作、ヘッダーの変更など行程が一つ増えるたびに0.5円報酬を上げてもらいましょう。

テストライティングの段階で報酬が1文字0.5円未満のところは注意した方がいいかもしれません。

専門性

募集に書かれている必要なスキルを確認しておきます。専門知識が必要と書かれていたら、どれほど深い専門知識が必要なのか聞いておくといいかもしれません。

また専門のベクトルが違う場合もあります。

プログラミング知識が必要と書かれている案件で、PythonやC言語などの言語の知識が必要なのか、画像やデータベースなどのデータのやり取りについての知識が必要なのかで大きく変わってきます。

Webライターで専門知識が必要と言われた場合、そのジャンル記事の執筆経験、本で学習しているかなど問われることが多く、実務経験やプロフェッショナルレベルの知識を重要視するのは稀です。

その場合実務経験者優遇として募集します。

求められている専門性は仕事を請け負う前に問い合わせてください。

副業ライターで稼ぎやすいランキング

作業時間が限られている中で月5万円稼ぐことを想定し、実現しやすい順に理由もセットで紹介します。

月収5万円を想定していますが、こなしていけばそれ以上収入を増やすことも可能です。

次からランキング形式で紹介します。

1位　企業に直接問い合わせて契約する

最も効率がいい方法です。収入を得る行動で一番無駄がありません。近年では、Webメディアや出版社、その他Web広告を扱っている会社のホームページなどで直接契約の募集があります。

なかにはお問い合わせフォームの横にあったり、ホームページの一番下にあったりとよく読まないとわからない場所にあります。

もし不採用になってもペナルティはありません。募集を見つけたら積極的にチャレンジしてみてください。

以下に、直接企業と契約するポイントを紹介します。

ライター未経験は厳しい

ライター未経験者が採用されることはほとんどありません。企業と直接契約するにはある程度のライティングスキルと専門分野の知識が必要になります。

別メディアの記事を執筆した、書いたブログがSEOランキングで上位を取った、本を出版した経験があるなどの実績がないと企業は採用しません。

企業との直接契約は半年から1年ほど経験を積んで実績がある状態でチャレンジしましょう。

基本の報酬が高い

直接契約の基本報酬は高く設定されています。専門性が薄い記事でも1文字2円以上からスタートし、執筆内容によっては3円、4円のものもあります。

また直接契約は仲介者に手間賃が発生しないため100%報酬として受け取ることが可能です。

1文字3円で1記事3000文字の案件の場合、6記事納品すれば月5万円は達成できます。記事の作成に5時間かかったとしても30時間、1日1時間作業すれば達成可能です。

直接契約ではクラウドソーシングサイトよりも有利な条件で仕事が進められます。

最短で月5万を達成できる

文字単価が高いため、アルバイトのWebライターやクラウドソーシングで5万円分作業するより早く達成可能です。仕事のタイミングにもよりますが、早ければ3週間以内に2万円も夢ではありません。

さらに、文字単価を上げる努力をすれば、2週間以内に4万から5万円稼げるようになります。

信頼を勝ち取れば長期契約になる

直接契約で信頼が得られれば、数ヶ月数年という単位で仕事が貰えるようになります。

ライターは仕事がいつ打ち切られるのかわからない職業です。副業Webライターも同様で仕事がなくなったら収入はなくなります。

クラウドソーシングの場合、応募している案件が無くなり契約を打ち切られることも多く、月5万円の収入を安定して生み出すのは楽ではありません。

しかし企業と信頼関係が築けているなら別の案件を優先的にまわしてくれるため、収入が安定しやすくなります。

募集が多い

直接契約の募集は意外に多いのです。転職サイトや転職エージェントを見てみるとライター募集という内容の求人はたくさんあります。

転職サイトにある求人は専門的な知識を求めているのではなく、ある一定レベルの記事を大量に納品して欲しいというタイプの求人がほとんどです。専門知識があれば、なお良いというスタンスをとっています。

直接契約という点では悪くなく、信頼できる企業ならチャレンジしてもいいでしょう。

しかし直接契約は企業と個人の関係なため、トラブルがあっても自己責任になってしまいます。契約する際は相手方の会社や契約内容に注意しましょう。

マニュアルが無い所も多い

直接契約を受けている会社はライター経験者を想定しているため、初心者向けのマニュアルがないところも多くあります。

その場合は、守るべきルールやダメな表記の仕方、エビデンスの表し方など前もって聞いておくといいでしょう。メディア会社の場合必ず守るべきルールがあります。書き直しにならないためにも意見交換は大切にしましょう。

ライバルが多い

直接契約はライバルがたくさんいます。収入が高くライターとしての希少価値がつくため、挑戦している人達が多いのです。

チャレンジしている人たちの中には本業のwebライターもおり、実力で契約を勝ち取るのはかなり厳しいと言えます。

その場合、あまり知られていない企業の広告に応募する、WordPressやブログの操作以外のスキルがある、この分野では実務経験があるなどで差別化する必要があります。

スキルを磨き、定期的に応募する時期を決めてチャレンジしてもいいでしょう。

2位　アルバイトとしてWebライターをはじめる

アルバイトパートとしてWebライターをはじめるのは、初心者におすすめです。テレワークが普及した近年では、求人サイトをみればアルバイトとして雇ってくれるところがたくさんあります。

以下に、アルバイトとしてWebライターをはじめるポイントを紹介します。

未経験でも雇ってくれる可能性がある

アルバイトのWebライターは未経験でも雇ってくれるところが多くあります。

アルバイトでは高いレベルを求められることがほぼなく、研修期間の2週間から1か月以内に文が書けるようになればいいため、全くの未経験でも雇ってくれる可能性があります。

クラウドソーシングと違って仕事量が定められており、安定して経験が積めるのも大きなメリットです。

時給が設定されているため安定する

アルバイトの雇用形態では時給が一般的です。平均して時給1000円から、専門的な知識が必要なところでは時給1800円もあります。初心者がクラウドソーシングで時給1000円を出すのはとても大変です。

仕事に参加している時間で報酬が発生するのは初心者のWebライターにはとてもありがたい物になります。

未経験でも頑張れば月収10万円も可能

アルバイトのWebライターでは作業時間を増やせば月収5万を超えることも少なくありません。時給1800円で本業以外の空いた時間を注ぎ込めば月10万円前後はいきます。

3ヶ月ほどアルバイトとしてライターの経験を積めば副収入の範囲を超えて収入を得るのも可能です。時給1000円では物足りなくなってしまったタイミングで次のステップに進んでもいいかもしれません。

フィードバックやマニュアルがある

アルバイトのWebライターは初心者や未経験者がほとんどです。そのため、マニュアル・フィードバックが充実しているところも多くあります。

クラウドソーシングではマニュアル・フィードバックがないところも多く、作業したのに改善点がわからず、成長できないことも珍しくありません。

アルバイトのWebライターでは研修期間を設けているところが多く、フィードバックは問題ないと言えるでしょう。

フルタイムでの募集が基本

アルバイトのWebライターはフルタイムでの募集が多いのです。記事の執筆は時間がかかります。フルタイムでなくても、高い時給でライターとして働くなら平日4時間から8時間は必要です(作業によります)。

校正や修正担当はもう少し時間を減らしても可能かもしれません。

平日の決まった曜日や、休日だけフルタイムで働ける場所を探すのも一つの手です。

作業量が異常なところはやめる

アルバイトの中でも異常なほど作業量が多いものがあります。

文字を書くだけでなく20枚を超える画像を選定、WordPressに何記事も納品、時給が変わらないのに文章構成を頼まれたり、校正をしたりといった具合に押し付けられるパターンです。

改善されることはないと考えていいでしょう。止めて別のところを探しましょう。経験だけもらったと考えて切り替える必要があります。

3位　クラウドソーシングサイトを使う

クラウドソーシングサイトは簡単に利用できるため、はじめに登録しようと考える人も多いでしょう。

しかしクラウドソーシングは初心者にあまりおすすめできません。利用はできますが月5万円の収入を得るのはとても難しいのです。

以下に、クラウドソーシングのポイントを紹介します。

実績がないと仕事が受注できない

クラウドソーシングサイトでは実績がないと仕事が受注できません。発注者は受注側がどんなスキルを持っているのか知りたいのです。

受注側の実績がないと発注側はどんな記事を書くのかわからず、博打を打つことになります。

なので、ブログや書いた記事が相手方に確認できるようにしておきましょう。

拙い文でもブログはあった方がいいのです。noteで2000文字から3000文字の誰かの悩みを解決するブログを書いてみてください。仕事の受注率は格段に上がるはずです。

報酬が安い

クラウドソーシングサイトの報酬はとても安い案件が多いのです。1万文字書いて1000円しかもらえない案件や、4000文字書いて1000円などの案件があり、消耗してしまいます。

実績がない状態ではこれらの案件しかできない状態が続きます。実績を積むために取り組む人も多いのですが5件こなす前に辞めてしまう人も多いのです。

この場合、8000文字や1万文字などの難易度の高い案件には参加しない方がいいかもしれません。

フルで働いても20万円ほどが限界

Webライターが本業の人でもクラウドソーシングサイト一本では20万円から40万円が限界です。一般的には20万円が限界です。

初心者が月5万稼ぐのは実績がないことを踏まえると経験者が10万円稼ぐより難しいかもしれません。

ある程度のWebライター経験者が実績を積んだり、自由に働きたいという目的ならクラウドソーシングが適しています。

詐欺案件がある

クラウドソーシングサイトには詐欺案件が存在します。運営側も対処していますが多数あるときは処理しきれず、受注側に流れてしまうのです。LINE誘導や明らかに怪しい案件には応募しないようにしましょう。

まとめ

副業Webライターが月5万円を稼ぐための方法を紹介しました。理想は1位の企業と直接契約です。しかし実績がない場合はとても難しいため、2位のアルバイト形式のWebライターがおすすめです。

半年ほどの実績が蓄積したら企業と直接契約を狙ってみてください。アルバイトよりも早く月5万円を稼げるようになります。

初心者はクラウドソーシングに登録しがちですが、執筆経験がないなら、難易度はとても高いため、やめておいた方が無難です。受注できたら儲けものと考えると気が楽になるかもしれません。

副業Webライターをはじめるならアルバイトか直接契約にしましょう。