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認知症の母と沖縄移住 15 下見の総費用

2020年3月5日から始まった8泊9日の下見も無事に全日程を終了し、あとは引っ越し業者の相見積もりを取って、日程を決定し、引っ越しを待つばかりになりました。ここでこれから移住を検討しておられる方の参考になるように、下見にかかった総費用を計算してみたいと思います。

総費用は……ダラダラダラダラダラダラダン! 69万1224円です。

のけぞった方も多いのではないかと思います。私自身もエクセルの自動足し算機能の結果を見て、顔が引きつりました。

できればなかったことにして記憶の引き出しから消し去りたいのですが、現実から目を背けても事態は何も好転しないことを18年間のサラリーマン生活で嫌というほど思い知らされましたので、内訳を見ていきたいと思います。

まずは往復の飛行機代が2人合わせて、4万6600円。これは座席のシートが破れ放題の格安航空会社LC Cを利用したので、料金をかなり抑えることができました。最も発着が成田空港の第3ターミナルで、鉄道の駅から相当歩かなくてはいけないので、あまりお勧めはできません。

現地ではバスに乗りまくり、どうしてもバスの便が悪い箇所ではタクシーも利用したため、飛行機代、バス代、タクシー代、東京から成田までの鉄道代を含めた交通費の総額が、6万6960円になります。

続いて宿泊費。8泊9日、全て浦添市の格安コンドミニアム「もりもりランド」を利用しましたが、その総額が3万5963円。1泊あたり3448円の計算でしたが、直前に日程を変更したため、追加分が1泊あたり6000円台に高騰してしまいました。

食費は夫婦2人合わせて、5万6866円。ブランチはシリアルやサンドイッチにしていましたが、毎晩、居酒屋かよい船に通って、おかみさんやお客さんとゆんたくしたため、1日あたり6000円となりました。地元に住んでいる人たちから、各地域の特徴や住みやすさを直接、聞いてみたかったので、半分以上は調査費用だと思っています。毎食、弁当と割り切って、ストイックに過ごせば、ぐんと切り詰めることができそうです。

そして、家電の事前購入で、冷蔵庫と電子レンジを合わせて、17万2000円。ここも、すべての生活家電を持参することにすれば、丸々、料金を浮かせることができます。

最後に不動産会社との契約金が34万9435円。ここは契約する物件の家賃と共益費の額や、敷金礼金の有無によっても大きく変動します。

その他、雑費が1万円ジャストです。

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そういうわけで純粋な下見費用としては、16万9789円。そこに物件の契約費用を加えた合計が、51万9323円。さらに家電の事前購入費まで加えると、69万1224円に膨れ上がるという寸法です。

現在使っている家電を全て持っていくのであれば、下見は51万9323円で済み、ここからさらに家賃を切り詰めていくと、夫婦2人で50万円を切り、45万円前後に抑えることも可能です。

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