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「何が解らないかワカラナイ」ときに対処する方法

これはシゴトでよく起こる「何が解らないかワカラナイ」ときに役立つ対処方法です。しかし世の中には解決しない事の方が良いことがあるので、最後まで読んで役に立ててもらえたら嬉しいです。

マタイ7章7~12節に『求めよ、そうすれば与えられるであろう。捜せ、そうすれば、見出すであろう。門をたたけ、そうすれば、あけてもらえるであろう。すべて求める者は得、捜す者は見出し、門をたたく者はあけてもらえるからである。』とある。基本的には前向きに対処することが良き道に通じるのだが、この国ではそうでないこともある。

池松潤(いけまつじゅん)
コミュニケーションデザイン / 文筆家 /大手広告会社員時代から雑誌コラム連載・ビジネス書を執筆。※登壇・イベント情報は⇒コチラ


「何が解らないかワカラナイ」ときに役に立つのは以下の3ステップです。

◆1st ステップ

7W3Hの疑問からdetail(詳細)が把握できます。

1:When(いつ)
2:Where(どこで)
3:Who(だれが)
4:Whom(だれに)
5:What(何を)
6:How(どのように)
7:How Much(いくら・価格や価値)
8:How Many(どのくらい・規模)
9:Why(なぜ・真意)
10:What became(どうなった)


◆2nd ステップ

俯瞰する。細かく分解するのではなく神の視点から眺める。

1:motive(動機や意味)
2:from when(いつから)
3:background(その背景)

◆3rd ステップ

核心(問題の癌)を本質的に把握する。

1:structure(問題の構造)
2:core(問題の核心)
3:360 Solution(360度で解決方法を考える)

◆オプション

状況の把握と核心や本質を把握したら、アウトプットについて考える。

1:解決方法のメリデメを考える
2:解決方法を発表Before/Afterを考える
3:解決方法のアウトプット方法を考える
4:タイミングをはかる

ほとんどの場合「何が解らないかワカラナイ」が最も分からないコト。

▼ だんだん 「何が解らないかワカラナイ」が分かってくると困難なコトでもほぼ解決できる

▼ しかし 「何が解らないかワカラナイ」構造がヤバいことが解って振り出しに戻る

▼ なんだかんだ 「何が解らないかワカラナイ」ままにしておくコトが良かったりする

▼ だから 「何が解らないかワカラナイ」は難しいね。というオチになる

▼ 結局 「何が解らないかワカラナイ」ことは解決できない・しない・させない・な構造が繰り返されてシゴト魔界が出来上がる

▼ そして誰も触れなくなる

なぜ「何が解らないかワカラナイ」状態が生まれるか?

▼ 閉鎖社会 ・閉鎖的コミュニティである←ほとんどの原因がココ

▼ しがらみが多い←ほとんどの原因がココ

▼ シンプルな解決策は無い

▼ そもそも「 擦り合わせ能力」が高い 

▼ 誰もリスクを取らない

▼ 構造問題を解決しても誰も得をしない←ほとんどの原因がココ

▼構造解決への インセンティブ設計ができない

▼ 答えがないのが答えだと悟る

▼ そしてシゴト魔界がゾンビ状態で残る

▼ 誰も触れなくなる


これはシゴトでよく起こる「何が解らないかワカラナイ」ときに役立つ対処方法でした。世の中には解決しない事の方が良いことがあるので、自分のアタマでよく考えて役に立ててもらえたら嬉しいです。



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