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真夏の通院

どうもこんにちわ。社畜のワイです。
今回は「真夏の通院」について語っていこうと思いやす。

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■高齢猫に天敵の「暑さ」

日本の夏は本当に暑い。もう暑いなんてレベルじゃない。
まぁ海外にはほとんど行ったことがないのでどのくらい暑いのかはわからんのだけどw

特に今年は夏が本番になるちょっと前の7月中旬頃から、
殺しにかかりそうなレベルで酷暑が続いた。

そして、そんな中でとても胸を痛めるというか、他人事ではねぇな
と思ったのが、「高齢者の熱中症」である。

高齢者の熱中症についてをわかりやすく記載したサイトを載せておく。

高齢者は温度に対する感覚が弱くなるため、室内でも熱中症にかかりやすいといわれています。
通常、脳が暑いと判断すると、体は自律的に皮膚の血流量や汗の量を増やして、体内の熱を周囲に逃がそうとします。しかし、老化が進むとこれらの増加の開始が遅れ、体温上昇に伴う増加の割合も小さくなります。そのため、高齢者は若者に比べて体の熱を周囲に逃がす熱放散能力が低く、深部体温が上昇しやすくなります。
それ以外にも、高齢者は温度に対する感覚が弱くなって「暑い」と感じにくくなったり、体内の水分量が減少していたり、のどの渇きを感じにくくなったりすることで、熱中症にかかりやすくなっています。
高齢者は自分自身も、周囲にいる人も、熱中症に注意してください。

「熱中症ゼロへ みんなの力で熱中症をゼロにしよう」より


私は思った。
これは高齢の猫でも同じことが言えるのではないか・・・?


私の愛猫へちまは、25歳でその猫生を終えるまで、17歳頃から
「甲状腺機能亢進症」の検査のために2か月ごとに血液検査をしてもらっていた。

検査の結果が芳しくない時や、それ以外にちょっと体調を崩したりする時も
やはり獣医さんに行くことになるのだが、高齢猫の体調は極寒であろうと
酷暑であろうと待ってはくれない。

特に、命の危険すら感じる酷暑の中、超高齢の猫を連れ回すのは
それだけで身体的にストレスがかかるだろう。

そんなことを考えて、真夏の獣医さんへの通院は万全の体制で
準備をして通っていた。


▲とにかく暑い…ひんやりマットを堪能していたへちま。

■真夏の通院の準備

1)獣医さんの予約

→まず、病院の予約はなるべく日が落ちた夕方以降にしよう。
平日に仕事があり、土日にしか通えなかった私は、土曜日の
一番遅い時間帯を選んで予約をしていた。
逆に言うと最も行ってはいけないのがお昼の時間帯だ。
日が一番照ってくる時間なのでマジで危険だ。
ヘタすりゃ死ぬと思った方がいい。

日曜日はAMはやっているけどPMは休みなので、混雑状況に
よっては最も行きたくないお昼の時間になってしまうこともあるし
土曜の夕方がベストだった。

どうしても夕方が無理な場合には朝一がいいだろう。
お昼よりはまだマシだ。

2)行きと帰りのタクシーの予約

→これはもうタクシーアプリを入れておくことだ。

獣医さんの予約を取ったら次にやるのはタクシーの予約!!

行きのタクシーは行き先も入力し、決済もカードで事前に完了できる
状況にしておく。
とにかくマゴつかないように、事前にできるものは全部済ませておく。

迎車料金が取られるが、逆に言うと迎車で来てくれる運転手さんは
マトモな人が多い。

駅でとっさに捕まえたタクシーのように、最寄駅から家まで頼んだ時に
「え~!?ずいぶん近いなぁ、細かいお金あるよね?」
なんてタメ口で悪態ついてくるような老害運転手にはまず当たらない。

金はかかるが、ちゃんとした運転手さんが自宅まで迎えに来てくれたら
クーラーの効いた涼しい車に乗って獣医さんに運ばれていくだけにしておけ。

診察の時間が読めないので帰りのタクシーの事前予約は
難しいだろうが、そんなものはアプリで呼んでタクシーが来るまで
獣医さんで待たせてもらえばいい。

真夏の通院タクシーは「必要経費」。治療費と同じベクトルで考えないとダメだ。

自家用車がる人は車一択だ。
自分で運転できないなら家族や友達に頼んで焼肉でもおごってやれ。

猫を乗せる少し前にエンジンかけてエアコンを適温にしてから乗せるのを忘れずに。

とにかく炎天下に高齢猫を連れて歩くなど言語道断。死ぬぞ。


3)移動時の準備

→ここまで、日の弱くなった夕方に獣医さんの予約を取り、行きはタクシー
と、完璧な布陣のように見えるが、まだ足りない。

わずかな移動にもぬかりなきよう、用意するものは以下の通り。

・広めのキャリーバッグ
⇒熱がこもらないように広めのものを用意しよう。

↑これはフォロワーさんにオススメしてもらったやつ。

・中くらいのタオル

・アイスノン的なもの
⇒個人的にオススメな「あごまくら」や「やわらかアイス枕」など
保冷剤を中くらいのタオルで巻いてキャリーに入れ、猫が涼めるようにしておこう。
しかし直入れはNG。軽い凍傷になったら大変だ。
肌に直接触れないようしっかりタオルを巻くこと。
↑あ、これも心配なら獣医さんに相談で。

凍らせたものに触れさせるのが怖い人はジェル状のひんやりマット
何かを入れてもよいね。

※獣医さんによっては、アイスノン系は正しく体温が測れない…と敬遠される場合もあるので、各自で気をつけてクレメンス。


・哺乳瓶とお水
⇒うちは待合室で誰もいない時に哺乳瓶に入れたお水を飲ませていた。

と、ここまでやっておけばまぁ大丈夫だろう。

なんせ本当にうだるような暑さ。
マンションのエレベーターやタクシーの乗り降りなど
ほんの一瞬の暑さで小さな猫の体に何が起こるかわからないので
念には念を入れて万全の準備をしておこう。

獣医さんから帰ってきた愛猫はいつもより疲れているだろう。
診察をがんばったご褒美と水分補給も兼ねてスープ系の
おやつを用意し、たくさん褒めてねぎらってあげよう。
※冷やしチュールはダメだぞ!


以前、真夏の暑さ対策について書き記したnoteがあるので、そちらも併せて読んでほしい。

口のきけない猫たちだからこそ、この暑さにどのような
不快感を抱いているか分からないし、どのような体調の変化
があるのかも分からない。

私達人間はどうとでもなるので、まずは猫ファーストで、
暑い夏の通院を少しでも快適に乗り越えられるようにしてあげようではないか。


▲人間の何回かのランチを我慢すりゃ快適なタクシー移動を猫にさせてやれると考えると安いもんや。

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