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クリスマスのフィレンツェ2022 後篇1


昨日の続きです。
25日の夕飯までを書きました。

今日は「後編1」という不細工なタイトル。
実は収まりきらなかったのです。
無様な姿をありのままに
兎にも角にもいきましょう〜

なぜ、レストランではなく、
オステリア サン ニッコロを選んだかというと、
この後のイベントに関連していたのです。

クリスマスの夜に、何か催し物はないかと
夫が探したのか、パブでのライブ。
場所はピッティ宮殿の方向です。
この場所へ行くために、夕飯は市街地ではなく、
アルノ川を越えた、ミケランジェロ広場の下にしました。

ここにはいくつもレストランやカフェが並びます。
美味しいものに出逢えるであろうと選んだのが正解。

中心地の観光客がドッと集まるお店ではなく、
食べたい人だけがわざわざ来る場所。
大繁盛というより、許容範囲を超えない程度。
だから、待たされることなく順序よく
食事を満喫することができました。

さて、ここから目的地まで歩きます。
25日だと街はいつも以上に静か。
フィレンツェの地元民は旅に出かけているのかも。
実際に私の知り合い3組は、
ロンドンやスペイン、アジアへ行っていませんでした。


食べたものを消化すべく、夜のお散歩へ

何度となく通った道を、
ゆっくり歩くことでショーウィンドウも
一つ一つ見ることができました。
すると、気になるお店ばかり。


オット アトリエ

フィレンツェの風景を閉じ込めたアート。
ポストカードやポスター、額に入れた写真など
いくつも飾りたくなります。
手前の正方形ものはマグネット。


Otto Atelier
Via di S. Niccolò, 58, 50125 Firenze FI


玄関扉

色からも美味しそうなまるで板チョコレートの扉。
シンプルなデザインに見えるけれど、
凹凸から分かるように、実は手間がかかっている。


調香師のいる場所

何という整然とした空間
まるでオーケストラのよう。
眺めているだけで心安らぎます。

小さな小瓶たちが並ぶここは、
香りのプロである調香師によるお店。
用途に合わせた調合を行ってもらえるようです。

日本でも高級フレグランスとして、
ホテルやブティックなどの空間演出に
利用されているようです。

気になるお店を発見してしまいました。
これは戻ってきたくなります。

Sileno Cheloni Firenze Maestro Profumiere
Via di S. Niccolò, 72R, 50125 Firenze FI


建物の下をくぐる小道

トンネルの上に住む人の気持ちが知りたい。


宮殿とクーポラ

アルノ川に目を向けると、
美しい夜の風景を眺めることができます。

日中に見たヴェッキオ宮殿の塔と、
大聖堂(ドゥオーモ)の球体(クーポラ)が
建物の上から突き出ています。
川沿いの派手なライトアップは商工会議所。

眺めていると建物を高くしない理由が分かりますね。
フィレンツェの人は遠くから見て、
勇気づけられたり見守られたり、
安心感を抱いているのかもしれません。


ヴェッキオ橋

いつもなら、黄色いライトで彩られる橋が
プロジェクトマッピングで映像を流していました。
言葉が流れてきて、夫は隣で読んでいます。
でも何のことかは理解していません。


一見普通の通りに見えますが、
これがヴェッキオ橋。

普段なら、夜でも賑わう時間帯なのに、
クリスマスの夜はガランとしています。
気温も10℃を超えているので雰囲気が出ない。


ヴェッキオ橋の両側には宝石店が連なります。

多くが木の扉で入り口を塞いでいますが、
ここは夜でも見せていました。

煌びやかな光を放ち、旅の思い出に一つ…
記念に奮発して買いたくなる気持ちも分かります。

渡辺直美さんも、インスタライブ
宝石のついた指輪を買ったと話していました。
ニューヨークで手に入れるより格段に休んだとか。

そしたら、ここで見つける方が賢いのかも。
パートナーへの贈り物に、フィレンツェの思い出と合わせて…
「ヴェッキオ橋で買ったの」って、言うだけで
幸せホルモンが一気に溢れ出そうですね。



ジェラート店

カフェのような長居したくなる店内。
これで美味しくて良心的な値段なら完璧。
ですが、ヴェッキオ橋に近い立地なので、
両方とも合格点かどうかが気になるところ。

お土産屋

鮮やかな色合いでイタリアの風景を閉じ込めています。
誰かに贈りたくなる個性的なアイテム。
隣にあるクーポラのオブジェも
自分で買うよりももらいたい。
ならば、フィレンツェに思い入れがあるあの人に贈りたい…


髭剃り専門店 Mondial

ヴェッキオ橋のすぐそばで、
川を眺めながら髭を剃ったり整えたりするお店。
美容を嗜む男たちの浪漫か詰まっています。
ショーウィンドウからは見えませんが、
内装や見せ方も見事でした。

ぜひ、サイトを覗いてみてください。
日本にも、こんなオシャレな髭剃り専門店
あるれば流行るのでは。

Mondial Gentlemen's Barber Firenze
Borgo S. Jacopo, 38R, 50125 Firenze FI


ヴェッキオ橋の写真を撮るなココ!

先ほどの髭剃り専門店から少し歩くと、
川へ下る道が現れます。
この先に一泊約10万円の Hotel Lungarno があるんですが、
エントランス手前にテラスのようになっていて、
ヴェッキオ橋を眺めることができます。

素敵なエントランス


遮るものが何もなく、橋だけを収めることができます。

反対側は、プロジェクトマッピングしていたので、
どんな姿か分かりませでしたが、
こちらからは、本来の橋を見ることができます。

それではご覧いただきましょう。


どうぞ!


小さな家がへばりついているように可愛らしい。

以前に紹介した、
iPhoneの「長時間露光」モードで撮影しました。
水面が滑らかになっています。


ちなみに普通モードならこんな感じ。

バッキバキな印象を受けますね。
はっきり見えるからこれもいいんですが、
加工を施すことでロマンチックになります。



ここまで書いて、まだライブに辿り着けない‼︎
この先もウィンドウショッピングはまだ続くんです。

ということで、続きはまた明日書きます!
「後編2」をお楽しみに。
では今日も良い一日を。

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