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ネットが繋がらない国の子どもたち

どうも池本です。

最近、娘が服のボタンを自分でかけられるようになりました。
細かい指の動きもできるようになってきたのを見て、この小さな指が、どんなものを創りだしていくのか楽しみで仕方ないパパです。

さて、このnoteは。
「おばけのパッチ」というキャラクターを100年後も残る存在にし、最愛の娘へおもしろい未来を贈るため、「絵本」や「メタバース」におばけの世界を創るパパクリエイターが、いま思ってることを書いております。

というわけで今日は『スリランカの子どもたちの幸せ定義』について書こうと思います。



10月28日・29日は関東に行ってました

10月28日、幕張メッセで開催された『踊るハロウィンナイト』っていうイベントを見に行くために、関東の方へ行ってました。

規模感がイカれててものすごい盛り上がってた「踊るハロウィンナイト」

いきなり余談ですが、このイベント自体最初はいく気がなかったのですが、私のことを応援してくださっている方が「池本さんは行った方がいい!行ってほしい!」と言ってくださり……。

なんとお金を全額支援して下さり、経営者席に参加させて頂きました。
そしてたくさんの素敵な方々に出会い、たくさんの方とお話させて頂きました。
※経営者席はめっちゃ高かった。

ご支援し得くださった方、本当にありがとうございます。
お名前出していいか確認してないのであれですが、ものすごい感謝感謝でございます。
あなたがいなければ私はたくさんの人と出会い、繋がり、素敵な世界を体験できなかった。


さて、話を戻します。

そんなこんなで「10月28日はイベントで夜遅くまで千葉にいるから、その日中に帰るのはしんどいな」と、事前に思っていたので、一泊して10月29日に愛知へ帰る予定にしてました。

で、せっかく関東にいるのなら誰かにご挨拶したいなと思っていた中、お会いしたのが……。

スリランカの子どもたちに教育支援をされている団体『HAPPY FACTORY』の代表の鈴木さん

なぜ突然スリランカなのか……というと、実は以前、『HAPPY FACTORY』を通して私が描いた絵本「おばけのパッチ」をスリランカの子どもたちに寄贈させて頂いたのです。

受け取ってくださったスリランカの僧侶の方
スリランカの子どもたち

日本語と英語が両方載ってるので、勉強にも使えるね!ってことで喜んでいただけました。

とまぁ、そんな素敵なご縁を繋いでいただいたこともあり、感謝の言葉を伝えるべくお会いしてきました。


スリランカはネット環境が整ってない

東京にあるスリランカカレーを食べられるお店で、ご挨拶&お話させて頂きました。
めっちゃおいしかったです✨

さて。
『スリランカ』という国ですが、なぜか親近感がわいていたりするのです。

というのも私、通っていた中学校がスリランカに姉妹校があったり、番組の取材でスリランカの紅茶を調べたり、個人的にスリランカの経済や教育について調べたりと、行ったこともないのになぜか『スリランカ』という国を気にしている節があります。

でもさ。
別に現地に行ったことはなく、そこで暮らす人々の様子や感覚などは全く知らない中で……

生身でスリランカの空気や匂い、人々の様子や感覚を感じている鈴木さんから聞くお話は、どれも貴重で知らない世界が満載でした。


まず驚いたのは『そもそもスリランカはネット環境が整っていないこと』

もちろん世界には、そういった国や地域がある事は知っていました。
しかし、スリランカという『名の知れている国』は普通にネットも使える。
そんな風に思っていました。

でもネット環境、整っていないんですって。

もちろん得られる情報量は、ネット環境が整う国と比べ圧倒的に少なくなります。
子どもたちに幅広く、良質な教育を受けさせてあげられなくなります。
目に見える世界が全てになり、色んな世界を見せてあげられなくなります。
もちろん子どもたちの将来の選択肢は少なくなります。
経済的にも進化しづくなります。

『情報格差』とはよく言ったもので、『情報』は頭に入れておくに越したことはありません。


じゃあどうするんですかって話

とりあえず今回は『スリランカの子どもたちに良質な教育をどうやって贈るのか』

これを話していきましょう。


1. ネット環境のいらない教材の作成

鈴木さんが言っていたのは「ネット環境が整っていないなら、ネットがなくても学べる教材を作るのはどうだろう」というお話。

これでいうと、私も最近『STEAM教育』に興味津々で、これらに関するおもちゃのような教材とか創りたいな……って思っていたので、大賛成でございます。
※創ることが決まったとかではなく案として「いいですね!」って意味ですよ!

『STEAM教育』みたいなものでなくとも、それこそ私が創った絵本「おばけのパッチ」は、日本語と英語が両方掲載されていて言葉を学ぶのにもいいし、人が創ったファンタジーの世界観に触れる貴重な機会になると、鈴木さんは言ってくださいました。

嬉しいな…。
ありがとうございます。
そんなこと言われっちゃったらもっと絵本お贈りしたくなっちゃう……。


まぁでも絵本以外にも、タッチペンで本をタッチすると音とか声が出てきて学べるよってやつもいいよねって言ってました。
これもネット関係なく扱えるもんね。

私も最近娘にプレゼントしましたよ。
※アフィリエイトとかではありませんよ。
⇩⇩⇩

これなら電池があれば学べるわけだ。


2. ネット環境を整える

そしてこっちは私が思ったことなのですが……。

「STARLINK使えばネット環境整えるんじゃね?」

『STARLINK』と言えば、テスラ、Xで有名なイーロン・マスクの『スペースX』が提供するサービス。

何かというと、イーロン・マスクが4万基ほどぶち上げた人工衛星を経由して、宇宙からネットを落とすというもの

何がいいのかというと、現在ネットが届かない山間部や島、ネット環境が整ってない地域にも宇宙からズドンとネットを落とせるのでみんなと同じようにYouTube見れるぜってやつ

詳しくはこれ見たら大体理解できます。


で、調べてみたのさ。
スリランカで『STARLINK』が使えるのか。

STARLINKが使えるかのマップ

スリランカは2024年から使えるってよ!!

これはかなり大きい希望だと思っています。

ネットが使えれば、動画が見れます。
教育も、世界観も、可能性もかなり広がります。


スリランカの子どもたちの幸せ定義

私としては「絶対ネット環境が整っていた方が、教育的にも経済的にもいい!!!」と思っていました。

しかし鈴木さんから、こんなお話も聞かせて頂きました。


「スリランカの子どもたちは、とても幸せそうなのだ」


……今の日本はまさに情報社会です。
全員が毎日情報を追いかけています。
もちろんこれは生きていくうえで、家族を守るためとても大切です。

しかし情報が溢れてしまってるからこそ、他人と比較してしまい、嫌悪感や劣等感を感じやすくなり、最悪な場合は尊い命が消えてしまうときもあります。


ではスリランカはどうなのか。

確かにネット環境はありません。
YouTubeやウェブコミックなんかも見れません。
外からの情報もほとんど入ってきません。

……だからこそ目の前に起きている日常が幸せなのだと。
外と比較することもないのだと。

靴も履かず、石で地面に絵を描いている子どもを私たちが見ると「なんて可哀想なのか」と思ってしまうかもしれない。

でもそうじゃないと。

「家族がいて、食べるご飯があって、生きていて。
 ほら、幸せじゃないか」

そういった世界観なのですって。
※もちろんスリランカ全体がそういうわけじゃないでしょうが。


実をいうと私、『幸せ定義』についてはスリランカの子どもたちに全面同意です。

私は生物の中でも、道を歩いていて殺されて食われたり、弱者である子どもを狙って狩られてエサにされたりすることが、禁じられている『人間』という生き物は、なんと楽な生き物なのかと思っています。

まぁ法律を作り守るからこそ、文明とやらが進化したんでしょうけど。
それにどんな理由があろうとも、命を奪うのは私も大反対ですけど。

でも、サバンナに住む動物や、海で暮らす魚たち、森に生きる昆虫たちは、次の瞬間食われて突然に命を失うことが当たり前です。

こうやって考えると、妻や娘がいて、雨風をしのげる家があり、食べられるご飯があり、仕事があり、可能性に満ちていて、なにより生きている。

私はこれがなんと幸せなことなのかと思っています。
これ以上は贅沢なのだと思っています。
これでも贅沢かもしれません。


そう考えると『STARLINK』でネット環境をスリランカに持っていくことは、『ネット』は繋がるかもしれませんが、果たして現地の子どもたちにとって『幸せ』に繋がるのか。
これは非常に難しいところだと思います。

しかし。
娘を始めとして、子どもの可能性無限大であるべきだとも私は思います。

んーー……。
難しいですね。
何か結論には至りませんでした。

では。


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『#42 おばけの街の時計塔に名前を刻みました』

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