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性格は変えられる 

”性格”これはその人が生まれ持ったものであり、なかなか変えるのは難しい。しかし、私は”性格”は自己暗示と環境で変えることができると思う。これと似たようなことはあると思う。例えば、容姿。中学の時は地味な子で顔も普通だと思っていた人が同窓会で会ったときめちゃくちゃきれいになっていたとかである。これはその子がまだその環境ではそう見えなかっただけで環境が変わり自信とかもつけて変わっていったからだと思う。ちなみに、私は俗にいう陰キャであり人見知りである。陽キャと陰キャと分けるのは世間でよく使われていてこの言葉を使うと心に何か刺さるものがあるからだ。だから人に対しては”陰キャ”という言葉は使わないようにしている。自分が言われる分には我慢できるが言われて嫌な気持ちになる人もいるからだ。話を戻そう。そんな私を変えてくれたのは大学時代の友人だ。仮にM君としよう。M君の簡単な紹介をすると自称イケメンボーイ。陽キャ。イケイケなサークルの長であり、バイトも複数掛け持ち。ノリが良くて人付き合いもいい。絵にかいたような人だがそんなMくんと出会ったのは趣味の漫画である。自分はスポーツ漫画が好きであり、よく満喫に通っては”黒子のバスケ”や”ダイヤのエース”を読みまくっていたため常連になっていたのかもしれない。そんなあるとき漫画を探していると一人の長身が話しかけてきた。「もしかして○○大学?漫画好きなの?」
「そうですけど、、あなたもですか?」
漫喫は学校の近くということもあり、アルバイトをする大学生も近辺の大学生が多かったはずだ。M君はそこで働いており、よく来る私が気になって声をかけたという。その日以来、たまに学校で会ったときは漫画の面白い部分を語ったり、最新刊の情報のやり取りをした。傍から見れば自分とM君は水と油のように見える。それでもM君と話すときは不思議と明るい気持ちになり、今までそんなに人付き合いの良くなかった私でも少しずついろんな人と出会うようになっていった。また、思い込みでも「俺ってこんな人間なんだ」と自己暗示するだけどもちょっと変わることができる。もし、漫喫でM君が声をかけてもらわなかったとしたら私の人生は違ったものになっていただろう。今回の話は自分で変化を起こしたというよりも他人に変化してもらったという受け身のように見えるが、きっかけはそこではない。漫画が好きで漫喫に行き常連になり顔を覚えてもらったから。つまり、好きなことのために漫喫に通い詰めたという行動がもたらした結果だといえる。他のことでも言えよう。アイドルが好きでファンであり続け、それが功を奏してお付き合いして、、なんてことも決して0ではない。要は行動を起こして変化を待つことだ。性格はひょんな出来事で変えられることもある。だからもう一度言わせていただきたい。

      行動するのみや



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