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角煮

 最近角煮を作るのに少しハマっている。そんなに頻繁に作っているわけではないが、だいたい月一くらいのペースで作っている。

 初めて作ったときは全く分からないのでクックパッドの上から五番目くらいのレシピを参考にして作った記憶がある。そのレシピでは最初に豚肉を焼くと書いてあり、私はその時「角煮って焼くんだ」と思った。料理名に「煮」が入っているくらいだから煮るだけだと思っていた。まあでもこれは多分このレシピが焼くという工程があるというだけでほかのレシピをみたら煮るオンリーのレシピも全然あるのだろう。

 ちなみにフライパンにまっすぐに入りきらないくらいの豚バラ肉を一本丸ごと焼くということを始めてやったのだがこれが予想以上に楽しい。約三十センチもある肉を一気に焼くとだんだん小さくなってくるのが目に見えてわかる、これが今まで一番「肉が焼けてる」という感覚があった。後半の方や油がかなりの量溶けており、焼くというより揚げているといった感じだった。焼き始めた最初は、アルファベットの「L」みたいな形をしていたが、最終的には「I」になっていた。

平仮名の「し」にも見える

 煮る工程は一変して暇だ。なんせただ沸騰しないように見つめているだけなのだから。しいて言えばいい匂いがずっとしているのが、良いところである。あと困っていることがあり、角煮を作るために生のショウガを買ったのだが全然使用する機会がなかったので、生姜焼きを三日間のうちに四食くらい食べた。今思えば違うメニューを絶対作った方が良いのになぜ狂ったように生姜焼きのみを料理していたのだろうか。次からは改善しよう。

 

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