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天才の感覚

僕が45年生きてきて、この人天才だなぁと思ったのはこの人だけかもしれない。初動負荷理論の小山裕史先生だ。

イチロー選手や山本昌投手、岩瀬投手、ダルビッシュ投手も取り入れていたので野球関係者は知っているかもしれない。ゴルフの青木功さんもやっていてお会いした時のエピソードは以前書いた。他にも陸上やサッカー、格闘技などいろいろな競技のアスリートもやっている。

この初動負荷トレーニング。ワールドウィングの名で全国各地にフランチャイズがあるが、本部は鳥取にある。現役時代、平塚から一番近い町田と相模原のジムに通って、年に2回くらい鳥取でも合宿をした。合宿では小山先生にもボートに乗って貰い、ボートの進み方、身体の使い方を指導して貰った。実際、小山先生に教わった技術が僕にとっては世界で唯一のそして最強の技術だった。

初動負荷トレーニングは独自に開発されたトレーニングマシンを使う。一般的なマシンより、3Dに動くし、負荷のかかり方も違う。ゴリゴリの筋トレマニアだった僕が、このマシンに出会って力を出すと言う概念が変わった。

仕事が忙しくてジムに行けなくなってもう6.7年経つが、今、マシンの動きをイメージして身体を動かすと言うことをやっている。つまり小山先生がご自分の身体で最適に身体を動かすにはこういう動作をする必要がある、つまりはこういう筋肉の連動が必要だ。ときっとそんな所からマシンが開発されたんじゃないかと想像する。
なのでそんな天才、というか宇宙人的な小山先生がこんなこと伝えてくれてたんだなとイメージしながら身体を動かせば、天才的な何かが閃くかもしれない。

そんな事を考えながら肩甲骨を自在に動かすのである。

小山先生とペナルティを受けた僕

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