最近、Netflixで夢中になった「東京独身男子」。あえて結婚しない３人の独身男性のお話。

恋愛とは、結婚とはなんなのか。仕事をとるか、恋愛をとるか。どんな人と一緒にいれば、自分は幸せなのか。そもそも結婚することで、自分は幸せになれるのか。何かを手に入れることは、何かを捨てることになるのか。いろんなことを考えさせられる作品であった。

そして、その３人の友情がなんとも魅力的である。一人の家に集まって食卓を囲んだり、時には喧嘩して、時には馬鹿しあって抱き合って、心からなんでも話すことができる家族みたいな存在。仕事、恋愛、生活、そして生き方。何歳になっても友人のことを大切に思い、各々を尊重できる関係性。青春だと思った。それが、30代、40代だとしても。

結局は、自分にとっての幸せに気づくこと。そして、誰がなんと言おうとも、自分が納得できる人生を送るほかないのだと。目の前の時間、目の前の相手と大切に向き合った先に、結婚に繋がる未来があるかもしれない。ないかもしれない。どちらにせよ、自分を生きていくしかないのだ。

高橋一生さん演じる、’’あえて結婚しない男性’’が最後に放ったアジェンダ入りした名言で締めくくろう。

結婚してもしなくても、今の自分に納得することが幸せの始まり