❝華やかさの探求の対極にある煌びやかさ❞

子どものころからなぜか線香花火が好きです。

パシャパシャと飛び散るきれいな火花の後に続く
シュッシュッと出てくる流れるような光
そんな光が消える時に藁の先に丸くなって残る光る球
その球が落ちないように息を殺して動かずに堪える時の緊張感
うまく持ち堪えるとオレンジ色から赤に変わり
濃赤色からその光を消していくさまを見届ける。

その中になんだかストーリーがあるように感じるのです。

このところ各地で大小の花火大会が開催されています。
こどもが小さい頃は家族5人で見に行っていましたが、
今は出かけることもなくなりました。

先日息子が、これはすごいと見せてくれた動画があります。
「長岡の花火大会」
これはマジでスゴイです。
画面を通してでも感動で涙が出そうになりました。
まるで大舞台で演じるドラマのよう😃
動画でこれなんだから実際に見るとさらにすごいんだろうな、
な～んて思いながらチラッと出てきた広告に目が留まりました。

どうだい？ | 松煙、硫黄、硝石の妙。線香花火師のデザイン力 (daido-life.co.jp)

です。

この中で筒井社長の思いを伝えるコメントに
私の心をわしづかみするものがありました。

「配合した火薬はすぐには使わず、1年間は寝かせます。火薬は呼吸をします。空気中の湿気を取り込み、吐き出しながら熟成され、良い火薬になっていくのです。ワインと同じ感覚ですね」

火薬が呼吸するって知らなかった・・・

こんなに火薬を知り尽くし花火を愛する花火師の作る花火、
決してでっかい物じゃないけれど、
一つ一つが愛おしく感じられるような気がします。

華やかな打ち上げ花火も好きだけれど、
自分の手で持ち自分と心を通わせながら楽しむ花火、
やっぱり好きだな🥰

線香花火のように小さくても煌めくように生き切りたい
そんなちえみの戯言でした。

♪チャンチャン♪

❝華やかさの探求の対極にある煌びやかさ❞

今日は金曜日。煌めく一日でありますように💖