ブロックが外れたかもと思う瞬間

❝旅する「お金」さん❞


小さいころからお金さんには縁がありませんでした。

公務員だった父が夢を叶えるべく
服縫いぐるみの縫製工場を作り
一時は順風満帆に成長していたのですが、
オイルショックで多額の借金を抱えて倒産、
その後父は姿をくらましました。

母とワタシを含め三人のきょうだいは家も失い
爪に火をともすような生活を送ります。
知人の家の離れを借りて、
学生時代を過ごしました。
高校には奨学金をいただき、
授業料免除でいくために勉強を頑張りました。

働きだしてからも給料は家計に3万円入れ、
残りはほとんど貯金していました。

そんなこんなで高知に縁あって嫁ぐまでに
ある程度のお金さんが手元にありました。

嫁ぐ前、母が「喪服ぐらいは作っておかないと」
というので、母と一緒にきもの屋さんに行き、
母方の家紋を入れてもらって喪服を作りました。

その後、お決まりのパターンなんでしょうが、
きもの屋さんに勧められるままに
5枚の着物を購入😫
約200万円超のお金さんがいなくなり、
着物には一度も袖を通すことなく時が過ぎます。

お金は怖いモノ、私を手玉に取るもの
お金が絡むと人は信用できない

というおかねさんに対する思い込みは
強化されていきました。

それがですよ、
ここ最近、お金さんが財布から出ていくときに、
その思いが変化しているのを感じたのです😁

誰かに何かをプレゼントしようとする時、
お金さんが姿を変えてその人の所に旅に出る🚗
と思えるようになったのです。

これはちょっと前からなのですが、
夕方のスーパーで半額シールのモノを買う時(笑)は
このお金さんは誰かが作ったものの救助のために出動❕😅

お金さんが姿を変えて誰かのために働いてくれる
と思えるようになったら、
毎月いただくお金さんが少しずつ
私のもとに残ってくれるようになりました。

お金さんは誰かの役に立ちたいヤツなんですね。


❝旅する「お金」さん❞


今日は金曜日。お金さんがいい旅をする一日でありますように💖






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