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キリマンジャロ登山①

アフリカ大陸最高峰の山キリマンジャロ
5895mを誇る単独峰はタンザニアの北部にある

エベレスト登山で4000m付近で高山病になり苦しい思いをした僕は高山病を克服すべく、アフリカ大陸を見下ろしたくてキリマンジャロ登山に挑んだ

標高1800mの登山口からスタートし往復5日かけて山頂の往復をする

ガイドなしで登ることはできずツアーに申し込むことになる

ツアー代は935USD(そのうち入山料が730USD)←ツアー会社の取り分少なすぎる
登山後にはガイドやポーターさんにチップを追加で払うのがマナーなのだがそのチップというのもガイドに1日20USD、ポーターに至っては1日8USDと破格

休みがないというか山の中に5日間まるまる付き添ってもらうのに給料安すぎる
僕は今回たまたま同時期に登山に挑む大学生に合流し日本人3人での登頂チャレンジとなった

3人登山に対して
チーフガイド1人(全体統括頂上まで連れていく責任者)
アシスタントガイド2人(チーフガイドのフォローをする人)
ウェイター1人(山小屋まで食事や飲み物を運んでくれる人、また食後の洗い物などを担当する人)
クック1人(朝昼晩のご飯を作る人)
ポーター7人(登山に必要な服や飲み物、食料、調理に必要なガスなどを運ぶ人)
という盤石の布陣でのスタートとなった

3人の登山に対してサポーター12人という豪華っぷり
だが食料もガスも運ぶとなるとこれだけ必要だと納得した

食料やガスなど

1日目
1800m→2700mへ
ひたすら雨だった
道は8キロくらいでそんなに急なところはないが
道がぬかるんでいて降ったりやんだりで服の調整が激ムズ

カッパ着てひたすら登る


歩きながらスワヒリ語講座が始まる

「ありがとう」
「ゆっくりゆっくり」
「諦めるな」
「綺麗だね」
「大きいおっぱい」
などを教えてもらう

後半絶対に使わないスワヒリ語(下ネタ)を教えてもらった

男子校出身の大学生とほぼ男子校っぽかった僕は精神年齢が中学生くらいで止まっているのと雨登山の疲れでしょーもない下ネタに盛り上がりながら山を登った

ちなみにスワヒリ語で「Kumamoto」は「あったかいおま●こ」という意味らしい
これは日本人要注意だ

熊本出身の人は大変だな

山小屋に着いたら大量のポップコーンが出された
サービスがすごい

シャワーは当然浴びれないがウェイターがこれで顔でも洗ってねと桶にお湯を入れて持ってきてくれた。
これは期待を上回る感動のサービス

ポップコーンの1時間後夜ご飯(ご飯ハラスメント?)

とにかく量が多くてお腹はパンパンになった
タンザニア人曰く、食べないと登れないとのことだ

最大の事件はポーターに預けていた荷物が雨でびしょ濡れだったことだった
カバン見た感じ防水っぽかったので安心して預けたら中身濡れまくりで
全部部屋に干すことに
寝袋もダウンも濡れていて
もう体温で乾かすことにした

干しまくり

絶望の初日だった

この雨が明日も続くとなるとまだ今は標高が低いからいいものの
標高上がっていくとどんどん寒くなるし、ダウンや寝袋濡れた状態で山小屋ってもう凍え死ぬんじゃないか?

ちなみに今日の2700mでも十分に寒い(雨で濡れた影響+寝袋等が濡れていた影響もあるだろうが)

あぁ明日以降が心配
頼むから晴れてほしい、、、、

キリマンジャロ②へ続く

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