Kazuma

「人生の豊かさは想い出の数で決まる」が信条 旅や仕事を通じて考えたことを発信します ・…

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「人生の豊かさは想い出の数で決まる」が信条 旅や仕事を通じて考えたことを発信します ・BPO事業を運営「合同会社こつこつ」 ・個人/組織に対してのコーチング事業10年 ・東京渋谷にてボードゲームカフェ運営中 ・「自分で考えて行動する力を」子どもコーチング事業 ・訪問国数は88カ国

最近の記事

仕事は結果だけど人生はプロセス

結果が出ればなんでもいい 結果が出なければどれだけ頑張ろうとも意味がない なんて仕事ではよく言われますし、僕もそうだと思います 昼間どれだけ遊んでいようが営業成績1位になっていれば優秀だと言われますし、 どれだけ残業して土日も働こうが、受注成績が全然ない営業マンはビジネスマンとしてはポンコツだと評価されます。 社内でもそうですし、仕事の取引でもそうです。 仕込みに3ヶ月かけているんです!と言われたところで不味ければ2度と行かないですし 手抜きだろ!みたいな料理でも美味

    • 「世界一周どうでしたか?」

      帰国していろんな人に会うと「世界一周どうでしたか?」と聞かれます。 最近この質問がネコポニーのようになってきました。 *ネコポニーとは トラウマまでいかなくても、ちょっと嫌な思い出があり、気分が落ち込むこと トラとウマの下位互換のネコとポニーを使うことによって表現した確か千原ジュニアが考えた言葉 個人的に相当濃い1年間の世界一周を過ごしたんですが「どうでしたか?」と聞かれると困ります。 「楽しかったです」 「最高でした」 「充実でした」 質問への回答としてはこんな感

      • 2250 万円使って世界一周した夫婦の話

        「世界一周 予算」 とネットで検索すると大体 150-200 万円と出てきます。 ネットで調べるといかに安く世界一周できるか?いかに節約旅ができるか?いかにお得に航空券を取るか?みたいな情報がたくさんありますが 個人的には世界一周で本当に大切なのはいかに安くやるか?ではなく、 いかに楽しい旅にするかだと思っています。 僕ら夫婦は、 自らの欲望に嘘をつかず忠実に食べたいものを食べて、 行きたいところに行って、 やりたいことをやって、 泊まりたいホテルに泊まる!という世界一周

        • 絶望のススメ

          子どもはみんな競争が大好きである 勝つことは気持ちがいい ところが幸福論では競争の先に幸福はないとされる 競争の先にあるのは敗北か、たとえ勝負に勝ったとしても次また負けるのではないか?という不安だ 僕は人生で何度か絶望を味わったことがある 最初の絶望は高校だった 宮崎県の公立中学に通っていた僕は試験の成績で1位以外をほとんど取ったことがなかった ごく稀に2位と3位になったことはあったが4位以下はなかったし、基本的にそこそこの努力で1番になれた 進学校である高校に進

        仕事は結果だけど人生はプロセス

          視座の上げ方

          以前こんなブログを書いたんですが、その後いろんな人と話をして「視座」というものについて自分なりに理解が深まったので書いてみます。 視座とはすなわち自分の見ている領域の広さのことで会社で言うならば 個人→チーム→部署→事業→会社→業界→日本→アジア→世界 があるとすると左を考えているほど視座は低く、右を考えていると視座は高くなります。 で、僕の悩みは視座を上げることは頭では分かっていても、なかなかむずくね?ということです。 よく「経営者視点を持て」と言われたりすること

          視座の上げ方

          「自分らしく生きる」の落とし穴

          令和になって?というか平成の終わり頃から価値観が多様化し、インターネットが日常化することで 組織やチームよりも個人にスポットライトがより当たりやすく「自分らしく」だとか「自己肯定感」といったワードが流行りました。 子どもの教育に事業として携わっていたり、大人でもキャリアの相談にのったり、コーチングを仕事としてやっていることから個人的に上記のワードについて考える機会が多かったのですが、流行れば流行るほどある種の危険さも感じていました。 自分らしくとは?や自己肯定感とは?とい

          「自分らしく生きる」の落とし穴

          病み快復note

          以前「世界一周したら病んできた話」というnoteを書いたら思いの外、反響がありました 意外だったのは「わかる」という共感の声が一定あったことでした 側から見ると、常にやりたいことに溢れていて活動的でエネルギッシュな人たちから「共感する」みたいな言葉をもらい 「あぁ、自分だけじゃないんだな」と少し救われた気がしました笑 反響があって、何人かの人と会話する機会に恵まれていくつか思考が前進したのでそのことを今回書いてみます ・好きなことを好きでいるためには 「好き」という気

          病み快復note

          世界一周したら病んできた話

          これまではやりたいことをやればやるほどやりたいことが増えていたのに、最近やりたいことをやればやるほどやりたいことがなくなってきています。 なんだか日々にハリがありません。 もっと活力漲って、未来にワクワクして、今にハラハラして生きていたいのに、最近は何も持っていない20代前半の子とかに会うと、眩しくて、羨ましくなります。 僕は現在30歳なのですが、学生の頃からやりたいことリストというものを持っていました。 やりたいことリストには「総理大臣とサシのみする」というものから「美

          世界一周したら病んできた話

          格差の消えないこの社会で

          割と本気で社会主義を実現しようとしているキューバを旅したが、全然格差はあった 世の中で格差は無くならないことを確信した旅だった 平和が続くと不平等は拡大するらしい 安定して平和に過ごせていると頑張る人と頑張らない人の差がどんどん広がっていく 一方で戦争や疫病などが起きるとお金持ちだろうが貧乏な人だろうが、美男美女だろうがブサイクだろうがみんな平等になる 平等を実現する方法は社会を崩壊させることなのかもしれない 僕は別に社会をぶっ壊したいみたいな欲はないし、どうせなら平

          格差の消えないこの社会で

          63カ国目キューバ🇨🇺

          旅人に定評のあるキューバ 割と楽しみに来たものの割と難易度の高い国だった まず、事前情報としてクレカは使えない、キャッシングもできない、ネット環境も不安定とのことでまるでイランのようだった ドルかユーロの現金を多めにもって行ったほうがいいというアドバイスをネットで見たのでその通りにキューバへ向かった 空港では両替ができる(町でもできるが偽札が横行しているらしくやるならしっかりしたところでやるのがおすすめ)ということで 滞在する10日分を考えて5万円くらい現金欲しいなと両替

          63カ国目キューバ🇨🇺

          努力至上主義の課題

          「自分らしく生きる」 「成長型マインドセットで常に努力で全てが変えられると信じた方が成功しやすい」 「ガチャといって環境のせいにしている人は一生犠牲者として生きていくことになる」 「当事者意識つまり自責思考で自分ごと化して行動していくことが大事」 現代は良くも悪くも個人主義が加速している これらは全て至極真っ当な意見だし、共感するが暴力的な側面を持っているように思う 僕は小学生のときから陸上クラブに入り、中長距離を走っていた 当時は1500mとか3000mという種目だっ

          努力至上主義の課題

          南極に行ってきた話

          大学生の頃南米を旅していた時にアルゼンチンから南極にいけることを知った 調べてみたら日本にも南極クルーズは存在しているものの値段は100万円〜で、アルゼンチンからでいくと安いやつを選べば30万円くらいで当時行けた 猛烈に南極に行きたくなったが学生時代の30万円は出せる金額ではなく(当時のほぼ全財産を使って南米を旅していた)絶対に社会人になって来てやる!と決めて南米旅を終えたのだが 30歳になって9年越しに南極行きを叶えることができた 南極に上陸もしないただ船から見るだけの

          南極に行ってきた話

          問題解決に必要なたった1つのこと

          世界一周旅60ヵ国目チリにてアタカマ砂漠にきました そりゃもう絶景 で、ずっと行きたかったマーブルカテドラルに行きたくてアタカマからパタゴニアの方へ飛行機へ移動しようとしたんですが 予約していた空港行きのバスが待てど待てど来ませんでした 初めは海外あるあるの遅刻だと思っていたんですが1時間経過しても来ない、、そしてバス会社とも連絡がつかず いよいよ飛行機の時間に間に合わなさそうになってきました 滞在していた町から空港までは車で1時間半なのですがバスターミナルに移動して

          問題解決に必要なたった1つのこと

          アヤワスカ体験記

          きっかけはとある記事でした ウィルスミスの「自己の中に存在する宇宙が見えた」というなんとも怪しげで魅力的な言葉に興奮している自分がいました。 その後いろんな記事や体験者に話を聞くと、一定割合「ただただ吐きまくって気持ち悪かっただけだった」という人もいたんですが 「先祖に会えた」「自分の天命を授かった」みたいな人もいて「これは一回はやらねば!」と思い、今回ブラジルでアヤワスカに行ってきました リオデジャネイロから車で2-3時間ほど東に移動してたどり着いた謎の場所 Goo

          アヤワスカ体験記

          年末の振返や新年の抱負について思ったこと

          SNSで年末の振り返りから年始の抱負を最近ものすごくたくさん見た いろんな人の投稿を見て、自分でもびっくりした感想を持ったのでそこを言葉にしてみようと思う なんだかんだで経営者の知り合いが多く、どうしても振り返りとなると(経営者に限らずビジネスやっている人の多くに見られることだが)売上目標を達成した、未達だったという内容が多く 抱負にしても売上〜円達成する!とか利益を〜%にする!のような目標がよく見られた 目標設定のポイントは「SMART」と言ったりするが、ビジネスの目

          年末の振返や新年の抱負について思ったこと

          旅人への憧れがいつの間にか消えた話

          大学1年生の時、初めて自分で海外に行きました。カンボジアでした。 井戸の生活、電気がない村、家を持ち上げて家ごと運ぶ引越し、タランチュラや芋虫食べる現地人 雨の日は寝るのが仕事だと言う大工、意味わからないくらいふっかけてくるタクシー運転手 何もかもが新鮮で、毎日の一瞬一瞬が楽しかったことを覚えています。 海外で出会う、旅している大人は自分よりも多くの世界を知っていて、物事に対しての洞察が深くて、英語だったりトラブルへの対応も慣れていて、「めっちゃかっこいいー!」と憧れました

          旅人への憧れがいつの間にか消えた話