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「世界一周どうでしたか?」


帰国していろんな人に会うと「世界一周どうでしたか?」と聞かれます。

最近この質問がネコポニーのようになってきました。

*ネコポニーとは
トラウマまでいかなくても、ちょっと嫌な思い出があり、気分が落ち込むこと
トラとウマの下位互換のネコとポニーを使うことによって表現した確か千原ジュニアが考えた言葉


個人的に相当濃い1年間の世界一周を過ごしたんですが「どうでしたか?」と聞かれると困ります。

「楽しかったです」
「最高でした」
「充実でした」

質問への回答としてはこんな感じになります。

あんまり盛り上がりません笑

1カ国1カ国に思い出があり、語ろうとすれば冗長になる気しかせず、厳選すると聞き古された表現になります。

「おすすめの国はどこですか?」と聞かれても、何に対してのおすすめなのかがわからないと答えづらく
「おすすめの本はどこですか?」「おすすめの就職先はどこですか?」と聞かれている感覚です。

何を求めて本を探しているのか?
仕事に何を求めているのか?がわからないと答えようがないのと同様に

どんな旅が好きかわからないとおすすめもわかりません。

僕は旅人に出会ったら「絶景が好きなんですが、それほど旅していて最も感動した絶景ってどこでしたか?」とか「異文化体験に興味があるんですけど、強烈だったところはどこですか?」というように聞くようにしています。

そうすると割と求めている答えが得られます。

きっと聞いている人は世界一周した話なんでもいいから聞きたい、あなたに興味があるということを伝えたいというニュアンスで「世界一周どうでしたか?」と聞いてくれているとは思うのですが

もうこれ以上この質問を聞きたくなくなっています笑

次聞かれた時の気の利いた返しを募集しています。


ふと真面目の考えたんですが
「旅がもっと好きになった」
「人生の捉え方が変わった」
「旅との上手な付き合い方がわかってきた」
「仕事に何を求めているのか?が整理された」

この辺が大きな感想なのかもしれません。

総じて最高で、実は帰国後3日くらいでまた旅に行きたくなっているので
これはもう旅が相当好きなんだろうなと思います笑


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