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27日目 ホンドタヌキ

タヌキって身近でもって、カワイイ。とはいえ、なかなか出会ったことはないな。

どこかの動物園で、何かの動物を譲り受ける代わりに、日本からはタヌキを贈ったと聞いて、なんでやろうかと思ったけど、全世界的には、日本近くのアジアにしかいない珍しい動物なんだってさ。(人為的に持ち込まれたものがヨーロッパで定着していますが。)

タヌキさんは、

いぬ組(イヌ科)

お友達は、
いぬさん(イヌ属)
ドールさん(ドール属)
リカオンさん(リカオン属)
ヤブイヌさん(ヤブイヌ属)
キツネさん(キツネ属)

親戚は、いませんが、
大陸産のタヌキと、日本産のタヌキを別種とすべきという意見も出ているそうです。

組分けは複雑だけど興味深い…

タヌキ属はキツネ属と分類上は近い。
キツネ属は分布が広くてアフリカからユーラシア大陸、北アメリカ大陸…タヌキはそのうち、極東の地で独自に進化した?それともキツネと同じく広く分布していたけど、極東にしか残らなかった?

ヤブイヌ、スジオイヌ、タテガミオオカミなどはそれぞれ独立した属で、分類上は近い存在で、みんな中南米に住んでいる。新世界イヌとでも呼べそう。

さてタヌキの魅力は、もふもふの毛、ずんぐりむっくりの体、短い尻尾。動物園では寝てばっかりなので動いてるところもっとみたいなぁ。 

夏毛で急にスリムになるのもそれはそれで好き。
スリムになるとなるほどイヌ科と思ったりします。