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38日目 インドサイ

現生しているサイはどれも好き。
インドサイはアジアに住むサイ。
サバンナが背景のクロサイ、シロサイもいいけど、密林、沼地が背景のインドサイ、スマトラサイ、ジャワサイはまた違う趣があって、ワクワクします。

学名のRhinoceros unicornisが、示すように、クロサイやシロサイと異なり角は一本です。

インドサイさんは、
サイ組(サイ科)
お友達は、
シロサイさん(シロサイ属:1種)
クロサイさん(クロサイ属:1種) 
スマトラサイさん(スマトラサイ属:1種) 
です。
親戚は、ジャワサイさんです。

現代では、各属1〜2種ですが、先史時代にはサイの祖先となるサイ上科のサイ科、アミノドン科、ヒラコドン科をあわせると、50種類をも超える種がいました。
最も巨大なパラケラテリウム(ヒラコドン科)は体高7㍍、体重15㌧にもなる巨体でした。

今や、5種に限られ、シロサイとクロサイは正常に交雑できるほど、近い種でもあることから考えると、非常に種の多様性が低い状態と言えます。

インドサイはだぶついた硬い皮膚が特徴です。
相棒に言わせると鶏唐の皮の部分みたいとのこと。
確かにね。