見出し画像

活動開始して5年。初のワンマンライブ

50歳の誕生日を迎える2018年。
私はシンガーソングライターの活動を始めた。

10代のときにあきらめた夢。
来世に叶えると豪語していた私に夫が言い放った。
「なんで、いまやらへんの?」。

そして、私はおそるおそる
シンガーソングライター活動を始めた。

これまで、実は、人の音楽を聞いて
「こんな歌詞でもヒットするんだ」
「こんな曲なら、私のほうがいい曲を書ける」
とプロとして活動しているアーティストを
くさしているほど、失礼だったわたくし(汗)。
そんな自分にも、正直、嫌気が差していた。

すでにその人は、何千人、何万人の
心を掴んでいるのだとしても、私にとっては
「そんな歌詞」だし「そんなメロディ」だ。
「そんな歌」がヒットしていることに
イライラしている自分は
行動を起こせなかった「外野」の愚か者だ。
貶す権利は本当はない。失礼な話だ。
「じゃ、やってみなよ」と
自分を叱咤激励して活動を始めた。

そして、実際にはじめていくにあたって
いろいろと自分に条件をつけていた。

・かっこつけ過ぎない
・未熟でも少しずつ成長していく過程を見せる
・かっこ悪くていいから自分のレベルをオープンにする

最初のCDアルバムは、プロの手を借りずに
スタジオにも入らずに収録して
音源としての仕上げもプロに頼まないで作成した。

そして、歌詞も音楽も、実は、
まだ自分で満足のいくものを追求していない。
それがこの活動のコンセプト。

そして、そんな「序章」の仕上げとして
ワンマンライブを決行した。
未熟なりにどこまでできるかの最終章。

やってみて得られたこと
やってみて反省したこと
それを、書こうと思う。

やってみての反省点8つ

①体力的な問題

リハーサルと本番。
続けておこなうことで
4〜5時間の立ちっぱなし。
なかなかの体力だ。これは辛い。
もっと、普段から鍛えておく必要があると感じた。

②ごはんを食べるタイミングを誤る

夕ご飯を食べずに本番を迎えてしまい
お腹に力が入らない状態のまま歌うことに。
そうしたことも含めて、タイムスケジュールを組む
必要があることを知った。

③マイクを持ち続ける筋力のなさ

ライブの帰り道、異常なほどの左肩の痛みに襲われる。
どうやら、マイクを持ち続けていたことが原因らしい。
ゴスペル教室のおかげで、2時間歌うだけの体力は
身についていたが、マイクを持っていない。
マイクを2時間持つだけの腕筋がなかったらしい(汗)

④自分の声が客席にどう伝わっているかがわからない

かえりのスピーカーの音についての調整もよくわからず、
サポートのピアニストさんが
「2デシ(デシベル?)上げてください」
などと細かく指示しておられるのを聞いて
なにもわかっていないな〜とあらためて。
これは経験の差だと思いますが、知らなさすぎるなと。
さらに「外音」なんてまったくわかっていないまま
お任せでおこなうことになってしまった。
それでいいのかもしれないけれど。

⑤動きながら歌えるほどの実力はなかった

未熟なりに、やれるだけのことをやろうと
かなり歌の練習をして挑んだ。
マイクを自分のミニアンプにつなげてそれを
イヤホンで聴くという手法で、歌唱計画も立てた。
そこそこいい仕上がりになっていたとは思う。
1stステージで、サポートギターさんにも
「今回、めっちゃいい! 降りてきてる!」と
おっしゃってもいただきましたが、やはり聞き直してみると
動いて歌うので、かなりはずしている。
そうか、じっとして歌っていたときはそこそこ仕上がったけれど
動きながら歌うほどは本当はまだ安定した声を出せないのだ。
と、思い知った。今後は、動きながら歌う練習も必要かも?

⑥出演者の終演後の移動時間を会場スタッフに伝えていなかった

3ステージの編成をして、2ndでは、夫婦コラボ。
夫のライブペイントをしたので、その撤収の時間など
考慮していたつもりだったが、それでも、ピアノさんが
東京に移動する予定だったので、そのためにわりと
急がないとダメになってしまった。
おかげで、MCで伝えたかったことがたくさん抜けた。

⑦ライブのコンセプトに沿ったMCができていなかった

今回は誕生日の翌日の夜ということで、後夜祭としたのだが
同じ射手座の方を紹介したりするのが抜けていたし
誕生日ケーキのことも、わりとぎりぎりの発注になってしまった。
もう少し、工夫ができたのではないか。

⑧ケーキのお皿を用意してなくてケーキが見えにくかった

ケーキを作ってくれたスイーツ男子にケーキを持ってもらい
せっかく紹介することはできたものの
お皿を用意してなかったので、客席からはアルミホイルが見え
ケーキが見えていなかった。これは演出上の失敗。


と、まずは、反省点の紹介でした。
それでも、それなりに自分のなかではいいライブだったという自負もある。そのよかった点について、次回は書いてみる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?