こんにちは。僕は、都会生まれ→都会もどき育ち→都会不適合→田舎暮らし中の２２歳で、自然と、読書と、釣りと、食べることと、何より魚を愛するボーイです。この投稿は自己紹介的な長文になります。ちょっと長いですが、付き合っていただけると有難いです。

僕は今、あるマイナー県の中でもさらにマイナー町で暮らしています。そこには豊富な食材(追い追い紹介します)や、ふとした瞬間に目にすると、思わずため息が出てしまうほどの美しい景色を作り出す独特な地形があり、それはもう、最高な暮らしをしています。

都会の小さな市立大学を卒業後、この町にやってきました。せっかく大学まで行ったのに、、とか言われたりしますが、自分の金で大学へ行き、そこで経験したこと、出会った人々を吸収し、自分の中で考え抜いて選択した自分の人生なので、全く後悔はありません。親もこの選択を理解してくれています。理解のある親の元に生まれた、幸せ者です。

なぜ魚か

海も川もある都会にほど近いベッドタウンに育ち、釣り好きだった父上(祖父も釣り好き)の影響を受け、幼少期から釣りに親しみ、それを捌いて食べる(食べてもらう)ということを通じて感じる、命と自分の繋がり、トレーサビリティのはっきりとした食の幸福の中で生きてきました。近くの海で、自分の手で釣った食材を自分の手で殺め、自分の手で料理になり、自分の手で口に運ばれ、自分の体になっていく。そんなことを教わり、考えながら育ってきました。

そんな風に生きてきたので、気づいたら「食」が僕の人生の中の最優先事項になっていて、食材に対する理解や知識の深め方を知っていることが人生を豊かにしているなと感じる瞬間の多い人生を送っています。魚を通して人生が豊かだなと感じる場面が多くなるにつれて、愛が深まっています。そして、特にこの町はそういう瞬間が多いです。だから、僕はこの町が好きで、移住してきて間違いなかったなと。魚も豊富で新鮮で、日本酒も美味しい。

主にこのnoteでは、魚食に関する異常愛を表現していきます。

わずか22年間しか生きていませんが、魚に対する愛、それを生かした魚の楽しみ方には素人レベルとしては自信があります。なので、そんな若者の姿を「こんなやつがいるんだな」程度に眺めていただけるとありがたいです。なお、文体はその時々で変えていこうと思っています。テーマに合った文体(独断と偏見ではありますが)で文章を楽しんでもらえたらと。

魚への想いと、狙い

魚に出会って、人生が豊かになって、生きる意味を与えてくれた。そんな経験があるからこそ、魚の「美味しい」「楽しい」を共有して、これからの日本に、今を生きている少年少女、これから生まれてくる子供たちに素晴らしい魚食文化を残していきたい。

そんな思いで生きているので、まずは魚を楽しむ姿を自ら発信していくことで、記録していきたいなと考えています。これを発信することが直接的に魚食文化の発展や保存につながるわけではないけれど、こういう思いを持った人間の存在、同じ思いを持った人々との結びつきが生まれる場になればいいなと思っています。魚食文化が廃れた日本の未来は見たくないし、面白くありません。そう思いませんか？

白身魚を寝かせた時の味の出方、アラで出汁をとってしゃぶしゃぶをして、その出汁で作る雑炊の美味しさ、産地の違う同じ種類の魚を食べ比べた時の驚き。

些細なことかもしれませんが、こういったことを楽しめる人間でいたいし、共感してくれる人間が増えたら日本の面白さは不滅だと思います。

日本の魚食文化の行く先は今のままではいけない

ウナギ、サンマが食べられない日本。こんな将来が少し現実的かもしれないという状況が恐ろしくてたまりません。獲れば獲るほど儲かる漁業。少なくなっていく魚たち。輸入に頼る小売店。魚を食べない若者たち。廃れていく魚食文化。日本という魚が豊富なはずの国の現状です。こんな未来は避けないといけない。そう思っています。

おわりに

人それぞれに人生を豊かに感じるポイント、重要とするポイントが違うので、共感できない人ももちろん多いと思います。でも、共感してくれる人がいたら、ぜひ今後も読んでいっていただければと。ぜひ今後ともよろしくお願い致します。

今後は魚に関するアレコレ、特に、ヒレザケボーイの名前の由来になっているひれ酒のアレコレなどを投稿していきます。何より自分が楽しんで文章を書いていくので、そんな姿を暖かく見守っていただければと思います。