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感情に支配されるなかれ、物事は常に「中立」なので

昨日の記事では
ユダヤ人大富豪について
書きました。

本当はブッダの教えを書いた
『反応しない練習』と

『ユダヤ人大富豪の教え』に
共通して出てくる内容を
伝えたかったのですが、

そこに行きつく前に、
文字数が多くなってしまったので、
記事を分けました。

ここからが本題です。

『反応しない練習』
『ユダヤ人大富豪の教え』に
共通して出てくるのは、

「感情に流されるな」
という話です。

ブッダは「悟りを開く」、
ユダヤ人大富豪は「お金持ちになる」

それぞれ趣向は異なりますが、
互いに目標があったわけですよね。

冷静に考えると、
それはそうかもしれません。

何か目標があって、
それに到達しようと思えば、

「感情」に流されて、
別のことに心が煩わされてしまうのは、
マイナスでしかありません。

特にこの場合は「負」の感情ですね。

「怒り」「悲しみ」「恐れ」
といったマイナスの感情が
前進する時の障壁となります。

そういうものにうまく蓋をして、
自分をコントロールできるようになれば、
100%以上の力を出すことが
できるかもしれません。

長い人生ではあらゆる場面で、
想定外のことが起きるのが
常ですが、

そういったことに
いちいち気を取られていては、
時間ももったいないです。

私なんかは、
これらの本を読んで、
だいぶ感化されたのか、

日常において「怒り」を
露わにすることは
ほとんどなくなりました。

少なくとも若い頃は違いましたね。

自分の思い通りにならないことが
出てくるたびに、イライラして、
それをもろに表面に
出していたかもしれません。

結局、そういう態度は、
人生をダメにします。

自分で自分の人生を
否定しているようなものです。

どんなことがあっても、
感情に振り回されず、

自分が今やるべきことに
集中するのは、
とても大事なことですね。

「感情」に引っ張られない、
というのとつながりのある話ですが、

『反応しない練習』でも
『ユダヤ人大富豪』でも

「あらゆる物事は中立である」
という教えが共通していました。

つまり、いろんな物事がありますが、
人はいちいち
「善」「悪」だったり、
「優」「劣」で判断しがちですよね。

しかし、そんなものは
本来あるものではなくて、
どれも人間の「感情」が決めている
一時的な価値でしかないんです。

「雨降って地固まる」
「禍(わざわい)を転じて福と為す」
といった言葉もありますが、

どんな物事も捉え方次第なんですよね。

「こんな悪いことがあった」
と思っていても、
その「悪いこと」のおかげで、
「いいこと」が巡ってきたり、

「いいことがあった」
と喜んでいても、
その「喜び」が未来永劫
続くとは限りません。

そう考えると、
「未来」は誰にとっても
予測不能なものですよね。

だからこそ、
それを怖がるのではなく、
積極的に「楽しむ」方向で、
思考していくのが、

この2冊の本から教わった
もっとも大事な考え方です。

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