ベテランヨギのヨガ考察文

坂東イッキ。ヨガ歴28年。沖縄県那覇市在住。 ヨガに関する様々な考察文や研究文を書いて…

ベテランヨギのヨガ考察文

坂東イッキ。ヨガ歴28年。沖縄県那覇市在住。 ヨガに関する様々な考察文や研究文を書いています。 ▫︎ ヴァイクンタヨガ沖縄 CEO ▫︎ ヨガ講師700名以上育成/E-RYT500 ▫︎ ヨガフェスタ横浜 等多数出演

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  • アサナロジー

    ヴァイクンタヨガアサナロジーについて ヨガアサナについての歴史など考察し、混沌とした現代ヨガのアサナ世界を規律立てて、四つの法則を打ち立てました。

最近の記事

ヨガフェスタ横浜2023に私、登壇します

四年ぶりにリアル開催されるヨガフェスタ横浜2023に 私、坂東イッキが登壇します。 登壇日は 9/17、13:30から ヨクラスのタイトルは 『ヴァイタルアサナ – 生命力溢れるアサナを取るための法則 –』 講師:坂東イッキ クラス内容は ヨガ初心者からエキスパートまでが有益な学びを得られる、90分間のアカデミックなヨガクラスです。 尚、チケット販売は未だですが、ぜひご予定をお空けくださいませ。 皆様のお越しをおまちしております。

    • アサナロジー第1階層/アライメントの最重要性

      アサナロジー第1階層/アライメントの最重要性– 幾何学的秩序に従い構築された – はじめに 現代に於いて、アサナという枠組みの中で行われていることは、非常に残念なことに実に無秩序なのである。 その、秩序無きアサナの世界を幾何学的秩序に従い分類し、3層に分けて規律立てたアサナの法則を、『ヴァイクンタヨガ・アサナロジー(アサナ学)』として、ヨガ愛好家のみなさまにお伝えしようと私は考えているのである。 そして、アサナロジーの枠組みは、3つの要素を主題としているのであるのだが

      • アサナロジー/アサナの歴史的考察Vol.2

        アサナロジー/アサナの歴史的考察 – 幾何学的秩序に従い構築された – 15世紀以後のインド文化に於けるアサナの在り方 その時代、一部のならず者達が路頭を組み、ハタヨギ集団として、欲とエゴを満たす為、シッデイ(超能力)や強固な肉体を得る為にハタヨガ修練を行い、左道タントラ経典の性的な描写を知性なく、そのままに受け取り、己の性欲を満たす為だけに、教義の曲解、蛮行愚行の限りを尽くしたラジャスでタマスな人生を送っていたことも、ハタヨガの汚点として歴史に跡を記していることも否めな

        • アサナロジー/アサナの歴史的考察 Vol.1

          アサナロジー/アサナの歴史的考察 Vol.1– 幾何学的秩序に従い構築された – アサナロジー/アサナ学の第二回目となる今回は、アサナの歴史や背景、その成り立ちを探り考察し、アサナの本質を探りゆきたいと思います。 以下よりどうぞ。 本文 まずはアサナの始まりから考察していこう。そのことはヨガの始まりとゆうことでもあり、ヨガの発祥の証拠が残っている地として、紀元前5,000年頃のインダス文明、モヘンジョダロ遺跡が挙げられる。 そこで見つかったアサナの証拠としては、ヨギ

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        • アサナロジー
          4本

        記事

          アサナロジー/まえがき

          ヴァイクンタヨガ・アサナロジー /まえがき – 幾何学的秩序に従い構築された – まえがき 自由奔放に映るヨガであるが、その実のところは型であり、秩序立てられた規律である。その事は、西洋やインドの古典音楽やクラッシックバレエと同じく、謂わば、枠内に於いての表現なのであり、逆にそのことは、枠を設定しているからこそ、魂による自由な振る舞いが可能となるのである。 また、ヨガは芸術と同じく、もとい、ヨガは芸術でもあり、真実を追い求める自己探求者であり、その資質として、感受性や

          アサナロジー/まえがき

          ヨガはアートの真髄

          アートとは、そのメッセージ性が、それを感じる者の魂に直接訴えかけてくる様な.. 謂わば、感性が共鳴することで、戦慄が走ると共に魂を揺さぶられる。という、その様なもののことを示すのであり、 ヨガは、有機体としての力強さとしなやかさを併せ持つ、幾何学の美しきアサナや、 心の静寂の中に独りその身を置き、自己の深淵を内省するヨギの凛とした正姿勢の佇まい。 それらは、観る者の胸を打ち、深遠な感情や思考、或いは敬意の念を呼び起こさせたり、魂を揺さぶるメッセージ性をも充分に備え

          上質なヨガ修練の構築方法/パンチャコーシャ解説Vol.2

          パンチャコーシャ解説Vol.1/ヨガはリアルなRPG と題した第1回目の前回では、パンチャコーシャに関する概要と、それはヨギが本当の自分自身を探し出すための自己探究の際に不可欠となる宝の地図である。という私の説についての内容をお伝えし、その旅とは Yoga RPG(ヨガロールプレイングゲーム)のようなものであり、その目的、方向、行程、注意事項などについてもお知らせさせて頂いたのではあるが、 今回は五層を成している内面世界のダンジョンであるパンチャコーシャを、どのように攻略し

          上質なヨガ修練の構築方法/パンチャコーシャ解説Vol.2

          ヨガはリアルなRPG/パンチャコーシャ解説Vol.1

          私たちは、何のためにヨガを行っているであろうか? 痩せるため? キレイになるため? ポーズの上達のため? 身体の健康のため? ココロの健康のため? ヨガ講師になって有名になるため? ヨガビジネスを成功に導くため? はたまた.. 念のため? というように、人によりけり、それら多々あるであろう。 私が体系化したヴァイクンタヨガや、アサナロジーにおいては、上記で挙げられた、『個人がヨガに求める数々の希望やベネフィット(利潤)に関しての効率的な取得方法』について

          ヨガはリアルなRPG/パンチャコーシャ解説Vol.1

          ジャッジメントというヨガシーンの厄介な言葉

          はじめに 読者の方から、『文章の内容が難し過ぎて理解できない』とのお便りを頂いた為、その対応策として、 『この問題についてのまとめ』と『解決策』を掲示致しますので、まずはその項目をお読み頂いてから、本文を見て頂くことで、この問題についての理解が深まると思われます。 では、以下よりどうぞ 今回の問題についてのまとめ ① ジャッジメントという言葉の背景には、ネイティヴにとって、旧約聖書由来の、重苦しいイメージが埋まっており、それはあらゆる英語の単語の中でも特殊なものであ

          ジャッジメントというヨガシーンの厄介な言葉

          ニコラテスラのヨガマルガ

          ニコラテスラのヨガマルガ 上記の1950年代に行われていた、驚くべきUFO製作に関する動画をご覧きたい。 この動画は、最近の私の日常において一番感動した出来事であり、そのことから出来るだけ多くの人に見てもらいたく、また、未来を背負う子供達に見てもらいたい動画である。 時は19世紀のアメリカ、天才科学者ニコラテスラは、フリーエネルギーの実用化を可能にした装置を発明したにも関わらず、 その研究に関するパトロンであった、財閥のJPモルガンに資金援助を断られたため、巨大な研

          ニコラテスラのヨガマルガ

          満遍の笑みの中にヨギの王座はない

          アサナの完成に執着する余り、洞察による呼吸や心の振る舞いに関する統制を、疎かにする事は愚の骨頂であり。 かといって、目を瞑り煽った感情の高まりと共に、満遍の笑みを浮かべ恍惚感に浸りながら取るアサナ然り。 その双方共に知性、洞察のカケラ無く、束の間の満足感と引き換えに、負傷の可能性があるという代償が、大きな口を開け待ち構えているのです。 アサナは常に知性、洞察と共に在るべきであり、感情を煽り爆上げて、その恍惚感の高波の中に私達が呑み込まれるのでは無く、逆に、感情の、その波

          満遍の笑みの中にヨギの王座はない

          自己探究のヨギの道-ヤマニヤマ倫理道徳

          自己探究のヨギの道ヤマニヤマ倫理道徳 “Achara niti dharma pranani” 倫理道徳の義務は人生の本質である – 聖パタンジャリが規定したアシュタンガの主題 – 道徳の実践 それは 善良な人間に観られる 最も特徴的な印であり 人が人である為に 人間性を維持する為に 本来ならば義務として あたりまえに 行われるべきものである したがって このことはダルマであり またそのように行えば アカルマとなる しかしながらそのことが

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          インドという国の良し悪しの二元を超えた魅力とは?

          私はコロナ前まで、1990年代中頃から毎年のようにインドにヨガ修行に行っていたので、 「どんなところですか?」とか、 「何度も行かれているので、さぞかし良い所なんでしょうね?」 と人から尋ねられることも多いのですが、 自分の中でインドに行くことは定例化されていて、イイとか悪いとかいう判断は、実はつかない状態なんです。 もちろん、私が自分のグルジの元へ毎年、ヨガ修行に行っている事に関していえば、 比較無き素晴らしいモノだと言い切れますが、 インドという国自体につい

          インドという国の良し悪しの二元を超えた魅力とは?

          怒りの非精製

          湧き上がった、怒りを ココロに留めて練り上げ精製するならば 怒りの結晶、怨みと成る 怨みを腹に溜め込めこむならば 毒となり己を責める 怨みを人に当てるならば 廻り廻って己に帰す よって、怨みの因、怒りは留めず流すが良し 己の楽へと通ずるは 怒りの非精製なり Om …………………………………………… 画像は2019年、南インドの聖アルナチャラ山腹より

          瞑想と祈り

          側から観ると外見上の見かけは全く同じ様に観える、瞑想と祈り。 しかしながら、 瞑想とは受動的に感受性を高めた意識が、 内省的に無意識の深みへと降りゆく旅であり、 祈りとは能動的に感受性を高めた意識が、 外部対象へと直線的に向かう感謝と願いである。 このように両者の意識は其々、全く異なる道を異なる方向に、ゆくかの如く我々の目には映るが、 それらはまるで『メビウスの輪』の内外輪を沿うかのように進みゆき、 その意識の辿り着く先は、共に同じ彼の地なのである。 “Same

          ヨガと気候、気圧、場所についての考察

          ヨガと気候、気圧、場所についての考察 今まで世界40カ国ぐらい訪れているが、 私的に南インド、プネの気候はハタヨガするのにベストだと感じている。 気温は摂氏30度ぐらいだが、低湿度で屋内に入れば丁度良い。 また海抜700mの高地で気圧も低いので、 プラーナ(中医学で云う氣の様なモノ)の流れがスムースで カラダのコリがほぐれ易い=容易にヨガアサナをとり易いのだ。 気圧と関係あるの? と思われる方は飛行機に乗ってマッサージしてみると良い。 いつもと比べてカラダの

          ヨガと気候、気圧、場所についての考察