見出し画像

自分の幸せは、自分で決める。 「嫌われる勇気」から生まれた“今”ここから変わる人生。

IKK light relay vol2.の今回は広島支店営業チーフリーダーを務める山田将史チーフリーダーの登場です!生い立ちから将来のVISIONまで、悩み葛藤しながらも「自分」を見つけていく中でのその力強さを、ぜひ感じてください。

いぬだっこやまちゃん

1.劣等感を感じた小学生時代、「No.2」が僕には合うと思っていた。
岐阜県瑞穂市生まれ、3つ上に姉が居ます。5人家族で家族構成は、おばあちゃんお父さんお母さんお姉ちゃん自分。どんな子どもだったかと言われると…とにかく外で走り回るのが大好きでしたね。幼稚園の時とか、多分ずっと走ってましたね(笑)家族で出かけたときも、基本迷子になってて。でも僕は楽しくて迷子になってるから全然泣かなかったし、親だけ心配してる、みたいな。そういう子どもでしたね(笑)

幼稚園の頃から、友達には恵まれてたなと思います。親にもいまだに「自由に育ててきたからこそ、周りの人達から良い影響をもらってここまで育ってきたよね」と言われますね。自分でもそれはそうだなと思います。幼稚園の頃は走ること以外の遊びで言うと…木に登る、ドッチボールする、カードゲームって感じですかね。幼稚園で、すでに遊戯王のカードゲームにドはまりして友達と遊んでたのを覚えてます。

小学生の時は、足が速くて調子に乗ってましたね(笑)小1から小4までマラソン大会があって校内1位だったので、もはや天下みたいな(笑)でも、小学5年生の時かな?その時に転校生で来た子が足速くて負けちゃったんですよ。繊細な時期だったこともあって、そこから小5~小6の期間は割と劣等感を感じて生きていた記憶があります。背も最初は高い方で後ろに居たのに、そこから身長が伸びなくてどんどん前になっていったりとか。小さいことが大きかった、ですね。

ライトリレー用写真_210731_21


劣等感というところで言うと特に感じたのは、小6の時の応援団での経験ですね。周りにそそのかされて、応援団長に立候補して自分もやる気あったんですけど、まさかの選ばれず(笑)今となっては笑って話せますけど、その当時「選ばれない」ことは自分にとってショックで、徐々にいろんなことが上手くいかなくなりましたね…

あと同じ時期に、硬式ドッチボールチームに所属してたんですけど、その中で「自分の性に合うのはNo.2だな」ってなんとなく思い始めました。ドッチボールってキャプテンとかNo.2とかゼッケン付け替えながら毎回出来る感じだったんですけど、どうもキャプテンやる時は毎回うまくいかなくて。そこからなんとなく「No.2の方が自分は合う」と自然に考えるようになりました。

中学に入ってからは、自分からというよりも周りから声をかけてもらってリーダーをやらせてもらえるタイミングはあって。でも心の中では小学校の経験を引きずっていたので、乗り気じゃないままリーダーや学級委員をやってましたね。正直「誰もいないなら、やるか」って感じで。でも中学1年生と中学3年生の時に転機がありました。

ちゅうがくやまちゃん

中学1年の時の転機は、クラスの子の一言がきっかけでした。僕その当時ちょっとだけやんちゃなグループに居て。学級委員長なのに(笑)それで、授業中に急に席替えし出して授業を少し邪魔した時があって。それが先生に見つかって、先生から「学級委員降りろ」って言われて、「はい、降ります」って即答したんですよね。でもその後すぐに同じクラスの子に「責任を取って辞めるっていうのは違うと思う。本当に申し訳ないって責任感じてるなら、最後まで全うすべきだと思う」と言われて。その子とはあまり話したことが無い子だったんですけど、間違いないなって思って(笑)

そこから変わりましたね。ハッとしたんですよね。「今までの自分って、なりたい自分じゃなかったな」って。それでもう1回先生に謝りに行って学級委員長を真面目にやり始めて、そこから責任とかにやりがいを感じるようになりましたね。その時からですね、「No.2が性に合うって思ってたけど、No.1って良いかも」って思うようになったのは。

あともう1つの転機は中学3年の時です。僕、中3で応援団長をやったときに喜怒哀楽の「怒」を無くしたんですよ(笑)これはいまだに無くしてるんですけど(笑)応援団長やってる中で、全体の中でどれだけ怒っても関わっても、変わらない人達がいて。その時ふと「あ、怒っても人は動かないんだ」って直感で思って。

そこからじゃあ次は「とことんお願いしよう」と思って。ほんと極端ですよね(笑)それでクラスのみんなに時間をもらって、1時間くらいかな…今までの自分の姿勢について謝罪して「付いてきてほしい」って本気で伝えたら、変わったんですよね。付いてきてくれる人が増え始めて、徐々に自分の「やりたい」という本気の想いの部分が伝染し始めたのを見て、凄く感動しました。

もうその時にはNo.1は自分の中でやりたいポジションになっていましたね。この中学3年の応援団長は、小学生の時に選ばれなかったことで劣等感を感じていた経験と被っていたこともあって、かなり僕の中では大きな経験になったなと感じています。

高校は中学とは一変して部活漬けでした。中学の時から陸上部だったんですけど、高校では挫折を経験して。わりとエリアでの中でも強い強豪校に入って、でもタイムが伸びなくなって。高校の時にはプレイヤーとしての限界を感じ始めていました。

中学では部長もやっていたんですけど、高校ではそんなこと全然なくて。自分の中でやり切ったみたいな感覚はあまり高校では感じられずに、毎日を過ごしてましたね。なんか高校時代ってちょっと僕の中では内容薄いんですよね(笑)

でも今振り返ると、前に立ちたい気持ちはあったんだとは思うんですよね。でも高校陸上部の部長は足が速い順で決まったし、応援団長もやろうと思ったんですけど駅伝部に入るんだったら応援団長はダメだと言われて。人前に立ったり、仲間と関わるというよりも、自分だけと向き合った高校3年間だったと思います。

だいがくやまちゃん

2.人生のバイブル「嫌われる勇気」と出会い、大きく変わった大学時代
本当は僕、高校までで陸上辞めようと思ってたんですけど、やり切った気持ちが無かったこともあって大学でも陸上部に入りました。大学選びは凄く単純で、2個上に尊敬する高校の先輩が居るんですけど、その先輩から実は僕が高2の時に「俺この大学入ったから、お前も来いよ」って言われて。「じゃあ、そうします!」って言って、そのままその大学に行きましたね(笑)

高校は強豪校でレベルもモチベーションも高い環境だったので、大学ではメンバー間のモチベーションのギャップに驚きました。初めての環境でしたね。そこで初めて「自分がこの部活を変えたい!」と思って、立候補して部長になりました。

でも、そこで人生最大の挫折を経験したんです。部長になってからの半年間、半分くらいの部員に支持されなかったり、あと一番きつかったのは全国目指せるくらいのレベルだった親友でありライバルの子が「お前の方針が嫌だ」と言って部活を辞めていったり。正直、凄く辛かったですね。

全身全霊をかけて部活を変えようという意気込みでやってたのに上手くいかず、まるで自分自身を否定された気がしました。「あぁ、自分って駄目なのかな」と感じた瞬間でしたね。

そんなどん底のタイミングで出逢った本が、今の僕のバイブル「嫌われる勇気」だったんです。

「過去の理由を原因にして今を変えようとしないのか、今ここから変えていくのか。変えれないのは、変わらない自分をあなたが選択したから。」

嫌われる勇気に、そう書いてありました。その時に「残り半年間、自分の全力をかけて、この部を良くしよう」と決意しました。そこからは副部長と同級生、後輩全員1人1人に自分の想いを伝えて、夢を語って、少しずつ変わっていきましたね。

そこからはもう、毎日部活のことしか考えてなかったですね。大学生なのに(笑)最終的には部の雰囲気が凄く良くなっていって。引退の部長交代式の時にも、元々僕副部長と相当仲悪かったんですけど(笑)「山田すごく頑張ってくれて、本当にありがたかった」と言ってもらえたり。最後もらった後輩からのアルバムやメッセージにも「こんなに真剣に関わってくれる人はいませんでした」と書いてもらっていたり。

でもそこで嬉しさもあったんですけど、自分にとって「良い人生」と感じられた時間はたった半年間しかなかったので、もっとこの考え方で、人生を生きてみたいって思ったんですよ。その半年間はもちろん幸せだったんですけど「もっと出来ることあったんじゃないかな」という気持ちがあって。それで就活の軸が定まりましたね。

3.受けた会社はIKK1社だけ。自分の幸せは、自分で決める。
就活時代は…うーん。少しひねくれてましたね(笑)正直、どこの会社に入っても良いと思ってました。でもそれは、どの会社に行っても、幸せって感じる人と、そうじゃない人がいるんじゃないかなと思っていて。だからこそ「この会社に行けば幸せになれる」っていうのはなくて、どの会社に行ったとしても、自分と向き合って幸せでいれれば良いんじゃないかなって思ったし、そうできる自信も何故かありましたね(笑)

やまちゃん内定式

僕わりと就活時代自信がある方だったんですけど(笑)それはなんでかというと、周りのみんなは<就活時期=就活>って捉えてるのに対して、僕は<生まれてからの21年間=就活>だったと捉えてて。だから面接は自分の人生の発表の場だと思ってたんですよ。こんなに何かに懸けてやった人っていないでしょ?って自分自身に対して思ってたので、自信を持ってやってましたね。だからこそ、これといって面接対策もしませんでした(笑)

就活時代のマインドは、もし仮に企業に選ばれなかったら、違う会社に行って、その会社見返してやる。とか、なんで僕取らないの?絶対取った方が良いよ?って思ってました(笑)こう聞くと尖ったやつに聞こえるかもしれないんですけど、僕としてはそれくらいで良いんだよって今の就活生にも伝えたいですね。そのマインドを持ちつつ、IKKに出会ってビジョンを見たときに「世界」と掲げてて。あ、それならリーダーシップが大事だなと思いましたし、そこをアピールしました。今思えば、もうその時には昔の自分が怖かった「選ばれないこと」や「劣等感」はなくなってましたね。

振り返ってみると僕は人生で性格が2回変わった瞬間があると思っていて。中学の時に「怒」を捨てたタイミングと、大学の部長の時と。性格って普通変えれないって言われてるじゃないですか。でも変えれないと言われてたものを、自分が変えれたので自信があったんでしょうね。そこまでのことをやったという自信で就活時代は思いを伝えていました。

4.「この人のもとで働きたい」その直感を信じ、入社を決意
入社の決め手は会長(IKK代表取締役CEO : 金子 和斗志)との出逢いですね。就活生の時に説明会に会長が登壇していて。自分自身が部長として半年間かけて向き合った理想のリーダー像が、まさに会長の言葉や想いそのものだったんです。

「リーダーにとって大切なのは100%の信頼をおくこと、そして自分自身が100%の責任を負うこと」と言っていて強く共感しました。僕は「家族みたいなチームを創りたい」って思いがあるんですけど、話を聞く中で「この人は僕が嫌われる勇気に出会って半年間持っていた考え方を、30年以上経営者として、トップとして持ち続けているんだろうな。絶対に、この人のもとで働きたい。」そう思いました。

はやかわじちょう

あとは選考の時に早川次長(営業企画部次長 : 早川 豪)に会ったことも大きいですね。面接を受けている中で、僕が共感した考えや想いは会長だけではなく幹部も現場も持っていることを感じました。

会長だけでなく同じ熱量の早川のようなメンバーがいて。正直「どんなチーム作りだ!?」って驚きましたね(笑)あと、自分はどこでもやってけるって思ってたので、入りたい!と強烈に思ったIKKを1本だけ受けて、迷うことなく入社を決意しました。

5.環境も立場もやる仕事も全部変わって、再スタート
入社してからは岡崎支店でプロデューサー(営業)、その後2年目からは人事で新卒採用を経験して、2か月前から広島支店のプロデューサー責任者として働いています。

2か月前と比べて、環境も立場もやる仕事も場所も…全部変わって再スタートしてますね。プロデューサー責任者の仕事は、お客さまのご案内はもちろん、支店の全プロデューサーがやりがいを感じるための仕組み創りやモチベートをしたりします。

今後やっていきたいことは、支店のプロデューサーチームだけではなく各部署との架け橋になったり、支配人と部下との懸け橋になったり。支店全体を支えていけるような人財になりたいと思っています。また、今は支店のトップが営業部の次長なので、自分が支配人のポジションになってその役割としても支店の業績と社風を支えていきたいですね。

6.どんな「人財」と一緒に働きたいか
入社したら同志だなと思うので、同じ熱量だったり、夢をもってたり、かつその想いを堂々と言えたり。とにかく前に前に進みたい!と思っているような人と働きたいですね!

尊敬する早川次長から「吾以外皆我師也(自分以外の人、モノすべてが自分の足らざるを教えてくれる、そんな謙虚な心持で生活をすることで人はより磨かれていくという教え)」と言う言葉を教えて頂いて。

本当にその通りで、新入社員から学ぶことも多いし、社員全員で良い会社を創るって考えたら、新入社員だから求める、ってものはあんまりないなと。

イメージとしては先輩になればなるほど、その想いが強くなるイメ―ジですね。IKKは上司の方ほどやりたいことを声に出したり、一生懸命勉強したり、大きな夢を持ってたりします。だからこそ小さくても良いから、そういう想いを持っている方と一緒に働けたらいいなと思いますね。前回の記事に登場した前田マネージャー含め、こういう会社にしたいって話は同期とも暑苦しいくらいによく話しますね(笑)

いけいけやまちゃん

7.これからのVISIONについて
今年の9月に支配人になりたいです。最終的には2年後には新店の立ち上げをしたくて。1番自分がこの会社に入ってやりたいと思っているのは組織づくりですし、それを一番強く感じられる経験やチャンスが「支店の立ち上げ」だと思うんです。

そのVISIONが達成できたら、やりたいことはまた考えていきたいと思っています。このまま営業部に残って貢献できるよう頑張るか、でもまた人事に戻りたいなって気持ちもありますね!(笑)新店立ち上げやって、人事として学生さんに会社の魅力も語りたいなあって。でもまずは立ち上げを経験してから考えたいです。今は目の前にチャンスがあると感じているので、自分の中では前進しているなって感じて本当に楽しいですね。

last.次にnoteで紹介したいIKKの仲間は誰?そしてその理由は?
福井支店に居る、谷津リーダー(福井支店プロデューサー : 谷津 文菜)をぜひ紹介したいです!

一年前くらいに僕1on1を100人としたんですけど(笑)その時にやりたいと言ってくれて話をしてくれて。その1on1で「文献レポート1か月4冊を書くので添削してください」と言われて、なんと彼女去年の7月からの1年間、毎月4冊分の文献レポート僕に1回も欠かすことなく提出し続けてくれているんです。この1年で50冊は本読んでることになりますし、本当に凄いですよね…

谷津リーダーはとにかく目標に愚直で、リーダーになりたい!と言っていたところから目標を立てて努力して、結果7月でリーダーにも昇格しましたし、決めたことにまっすぐ努力し続けることが出来る熱い想いを持った子。内定者時代から凄く意欲ある子だなとはずっと思ってたんですけど、継続力、という点においては圧倒的ですね。

谷津リーダーへ!自分が決めたことを愚直にやり続ける力は間違いなく、後輩のモチベーションにもなるのかなと思います!なぜ谷津リーダーがそんなに頑張れるのか、原動力があるのか僕も知りたいので、次回の記事楽しみにしてます!谷津リーダーの話を聞いたら、きっとみんなも頑張ろうと思えるんじゃないかなと思いっています。新しい灯を、付けてあげてください。

この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?