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xR.fm 第58回 「かはくVR」 Recap

xR.fmは、@ikkou@nkjzm でお送りする『xRの最新情報や旬な情報を届けるポッドキャスト』です。

この note では xR.fm No.58 で取り上げた内容を、収録中に話せなかった補足を含めたコメント付きでお伝えします。

オープニングトーク① #バーチャルムサビ展 のお話

あらゆるイベントごとが急速にオンライン化していく中、2020年4月20日から30日までの10日間にかけて cluster 上で開催された #バーチャルムサビ展がとても良かった話を取り上げました

個人的には会場内でひときわ目立つイラストを展示していた絵師の min さんを見つけられたことが最高に収穫でした。

これまで通りの制作展では出会えなかった才能があることを考慮すると、急速に進んでいるオンライン化もものすごくポジティブに捉えられるのではないでしょうか。もちろんこの状況で苦境に立たされているであろう方がいることは前提として、ですが……。

オープニングトーク② Twitter で見かけたバーチャルしぐさのお話

バイネームは出しませんでしたが、オンラインでのコミュニケーションにおけるボイチェンのかけ方に関するツイートが興味深いという話を取り上げました。

そしてその文脈で言えば、なぜ我々は共に VT-4 をはじめとするボイチェン環境を持っておきながら、地声で会話しているのだろうという疑問に行き着きました。

オープニングトーク③ Oculus Quest の在庫が復活したお話

長らく在庫切れの続いていた Oculus Quest の在庫が復活、Rift S も一瞬だけ復活してまた直ぐに在庫切れになった話を取り上げました。

狙っていた人は買えたでしょうか? もしもまだ Oculus Quest を持っていない人で VR に興味があるのであれば、間違いなく買って損はないです。本当に良く出来ているデバイスです。まだまだマスには届いていないですが……!!  

MAD Gaze GLOW のクラウドファウンディングが開始したお話

xR.fm の過去回で取り上げた AR/MR グラス『MAD Gaze GLOW』のクラウドファウンディングが開始した話を取り上げました。

2020/05/05 現在、早期特典 30% オフ ¥46,980 で MAD Gaze GLOW を買える枠、同 30% オフ ¥55,326 で MAD Gaze GLOW “PLUS” を買える枠は既に OUT OF STOCK となっています。

割引率は落ちますが、現在は 26% オフ ¥49,702 で MAD Gaze GLOW を、同 26% オフ ¥58,488 で MAD Gaze GLOW “PLUS” を買える枠が残っているので、興味のある方はお早めに!

Magic Leap の大規模レイオフのお話

Magic Leap 社が新型コロナウイルス感染症の余波を受け、大規模なレイオフを実施した話を取り上げました。

未だ国内での “販売” が始まっていない Magic Leap 1 ですが、話題の 5G に絡める形でドコモから2020年5月以降に発売されることが予定されています。

今回のレイオフで直接的な影響を受けることはないかと思われますが、本当に発売されるのは気になるところです。

株式会社ActEvolveが約2億円の資金調達を実施して株式会社VARKに社名変更したお話

VR ライブプラットフォームのひとつであり、東雲めぐさんが VR ミュージカル『人魚姫』を演じる場所である VARK を運営する ActEvolve 社が VARK 社に社名変更し、あわせて 2 億円規模の資金調達を実施した話を取り上げました。

xR 界隈に限らずですが、運営するサービスに沿った形で社名を変更することはそうそう珍しいことではありません。

例えば cluster でお馴染みのクラスター株式会社はもともと Fictbox 株式会社でしたし、SYMMETRY を運営する DVERSE Inc. はサービス名を伴った Symmetry Dimensions Inc. に変更しています。

ところで昨今のご時世により延期となった VR ミュージカル「人魚姫」ですが、5 月末まで緊急事態宣言が延長されたことを受け、延期した期日通りに実施できるのか、めぐるーまーとしては気になるところです。

なんにせよ VR ライブプラットフォームとして素敵な体験を届けてくれている VARK の今後を応援しています!

Kizuna AI株式会社が生まれたお話

運営するサービスに沿った形で社名を変更する話を取り上げましたが、バーチャルタレントの “親分” であるキズナアイちゃんが所属していた Activ8 社から独立するする形で Kizuna AI 株式会社を設立した話を取り上げました。

奇しくも彼女にとって 1st EP である Kizuna AI "Replies" の発売日に発表されましたが、現場に足を運ぶことはそこまで多くないも、楽曲は全部購入している程度にはふわっと推しているので、個人的には今後の展開が楽しみです。

あっ……。

HTC NIPPON が VIVE アンバサダーを募集しているお話

VIVE アンバサダープログラムの話を取り上げました。

このアンバサダーの一環として、現在 VRChat 上に Gugenka Virtual Shop『VIVE VR Store』が展開されています。我らが東雲めぐさん ( ただし女子高生の東雲めぐさんではなく、VTuber としての東雲めぐさん ) も公式アンバサダーのひとりに選ばれています。

そして GW 期間中、VIVE VR Store『ゴールデンウィークフィーバー』イベントが開催され、東雲めぐさんをはじめとする Gugenka 勢による接客してもらえる機会が設けられています。 

まだ空き枠が残されているので、興味がある方は申し込んでみてください。

DMM VR THEATER が閉館したお話

2020/04/30 付で DMM VR THEATER が閉館した話を取り上げました。

収録時点では状況が理解しきれておらず、コロナ禍によるもの!? とだいぶ曖昧な話し方になっていましたが、定期借家契約だったようです。

そしてこの営業終了は 2019 年の夏時点で明らかにされていたものでした。個人的にあまりご縁がなかったこともあり、きちんと情報が追えていませんでした……。

DMM VR THEATER が成したものは大きかったと思います!

au 5G の UNLIMITED REALITY で STYLY がつよいお話

au 5G × 渋谷 × AR の取り組みとして開催される予定だったオフラインイベントがご多分に漏れずオンライン化され、その中の 1 コンテンツとして設けられた『タチコマ AR』が STYLY で展開されている話を取り上げました。

上記に挙げたように『タチコマ AR』以外にも複数のコンテンツが展開されていますが、このタイミングでプラットフォームとして用いられる STYLY は本当に “強い” プラットフォームだと感じています。

それにしても攻殻機動隊は xR との相性が抜群ですね……!!

FANZAバーチャルライブチャット(β)は始まったお話

FANZA ライブチャットのバーチャル枠となる『FANZAバーチャルライブチャット(β)』が始まった話を取り上げました。

『百聞は一 “体験” にしかず』という言葉があるくらいなので、実際のところどういった感じなのか、気になるというのが正直な感想です。
というわけで本件に関しては @nkjzm のレポートに期待しています。

ユメノグラフィアのライト版が始まったお話

xR.fm でも何度か取り上げているユメノグラフィアのライト版が始まった話を取り上げました。

これまでは体験にハードウェア観点での制限がありましたが、ライト版では Zoom を使うことでこの制限を取り払い、スマートフォンからの参加も可能にしたようです。
これもまた @nkjzm のレポートに期待したいところです!

東大VRセンターが教えるシリーズの第2弾、第3弾が公開されているお話

『VRセンターが教えるVRChatで簡単にVR会議を開く方法』と『VRセンターが教えるMozilla Hubsで簡単にVR会議を開く方法』がそれぞれ公開されています。

『VRセンターが教えるVRChatで簡単にVR会議を開く方法』

『VRセンターが教えるMozilla Hubsで簡単にVR会議を開く方法』

東京大学がこういった取り組みを実施することは本当に有り難いというか素晴らしいことですが、願わくばきちんとした OGP を設定してもらいたい次第です!

ちなみに後者の Mozilla Hubs を AWS にデプロイできる Hubs Cloud AWS が最近リリースされました。

有償にはなりますが、AWS で自分独自の Hubs 環境を持ちたい人は試してみると良いかもしれません。

バーチャルヒューマン imma がファッション誌 GRAZIA 中国版の表紙を務めているお話

日本発のバーチャルヒューマンとして著名な imma がファッション誌 GRAZIA 中国版の表紙を務めている話を取り上げました。

中国版 GRAZIA は Amazon.co.jp で取り扱われていることもありますが、今日現在ではまだ販売されていないようです。

ちなみに『バーチャルヒューマン』は一部フル CG のものも存在しますが、首から上だけ CG で、それ以外は現実の誰かであることが一般的という認識です。

WebXR Tech Tokyo #0 を開催したお話

個人的に主催している xR Tech Tokyo の派生版である WebXR Tech Tokyo #0 を開催した話を取り上げました。シリーズを通して初のオンライン開催となりました。

開催しましたエントリは別途書き上げたい気持ちです!

バーチャルマーケット4が始まっているお話 #Vケット4

世界最大の VR マーケットフェスティバルである『バーチャルマーケット4』が始まっている話を取り上げました。

VRChat には滅多にインしない勢ですが、これほどまでに大きなイベントとなると見ないわけにはいかないということもあり、GW 期間中は何度かインして様々なブースを見てまわっています。

今回は RTX 2080 + Oculus Quest ( Link モード ) 初期設定ママで見ていますが、期間限定のパラリアルトーキョーはなかなかなかなかの重さです><

設定を変えることで見づらさが緩和されるようなので、どうにかしたい方はザバイオーネさんのスレッドを見ると捗るかもしれません。

「イチから学ぶ、AR×5Gが描く未来」オンライントークイベントが開催されたお話 #AWENiteTokyo

AWE Nite Tokyo プレゼンツのオンライントークイベント『イチから学ぶ、AR×5Gが描く未来』の話を取り上げました。

当初は 80 名想定から始まったイベントですが、最終的に 480 名まで受け入れる状態まで膨れていました。YouTube Live ではなく、Zoom を使ったイベントだったので、アーカイブという形では当日の様子が公開されていないようです。

自分自身は裏番組があった関係で本当にチラ見しかできませんでしたが、ここまで活況なのは注目されている証と言えるかもしれません。

Laval Virtual を支援する #CourageLavalVirtual のお話

ご多分に漏れずオンライン化せざるを得なくなった欧州最大の VR イベントである Laval Virtual を支援する #CourageLavalVirtual の話を取り上げました。

Laval Virtual は 1 度だけ訪れていて、色々と印象的だったことを思い出しました。

『Symposium 2020 | Augmented Society 人間拡張による社会の拡張』のお話

例によってオンライン化された、ソニー寄付講座のヒューマンオーグメンテーション学の話を取り上げました。

自分は裏番組があり、リアルタイムでの拝聴がかないませんでしたが、配信のアーカイブが『限定公開』として残されているので、当日の視聴がかなわなかった xR 界隈周辺の方は目を通しておくのをおすすめします!

https://www.youtube.com/watch?v=t-1PJbGiZXE

YouTube で公開されているので、再生速度を 1.5 倍速設定にして集中的に拝聴するのがおすすめです。

新型コロナwithARハッカソン 最優秀賞者による振り返り記事が公開されたお話 #withARハッカソン

過去回で触れた『新型コロナwithARハッカソン』最優秀賞の振り返り記事が公開された話を取り上げました。

こういった内容の Magic Leap 関連記事はそう多くないので、貴重な知見と言えるかもしれません。

バーチャルお花見のお話

わずか 8 日間という短い期間で中止の憂き目に遭ってしまった『FLOWERS BY NAKED 2020 −桜− 世界遺産・二条城』が VR お花見化された話を取り上げました。

NAKED さんのコンテンツは大好きなので実際に購入しました!

2020 年はお花見らしいお花見が出来なかったものの、では果たして京都に足を運んでいたかというとそれでもないので、こういった形で “実質的” な大花見を満喫できたのは嬉しい限りです。

かはくVRのお話

オープニングトークでも取り上げたオンライン化の話として、かはく VR をはじめとしたオンラインミュージアムの話を取り上げました。

2020/04/24 に『かはくVR』が公開された後、2020/04/30 には『ヨシモトコレクション』の一部がオンライン博物館として公開されています。

前者の『かはくVR』は Matterport が使われていて、この前後に Matterport を使ったオンラインミュージアムの事例を複数観測しています。

後者の『ヨシモトコレクション』は STYLY が使われています。今回は au 5G 絡みでも取り上げているので、印象的すぎて気の所為かもしれないですが、本当に STYLY を至るところで見かけている気がします。

何かとオンライン化が進んでいく昨今ですが、オンラインミュージアムの形はまさに Matterport を使ったもの、それも VR ゴーグルを使わなくても成り立つもので十二分なんじゃなかろうか、というのが最近の持論です。 

VR イベント『世界恒常性』のお話 #世界恒常性 #セカセー

薬袋カルテさんによる世界恒常性の話を取り上げました。

cluster 会場の他、多くの VTuber/バーチャルタレントさんが同時多発的に中継を実施していたのも印象的なイベントとなりました。

自分は cluster 会場と各 YouTube Live 会場を転々としていましたが、良き VR ライブだったので、見逃した方はぜひ検索して “観測” してみてください!

エナジードリンク「ZONe」コラボのお話

見事にフラグを回収した ZONe コラボドリンクの話を取り上げました。

AR パッケージに惹かれ、キズナアイちゃんと花譜さんパッケージの 6 缶パックを注文しました。

キズナアイちゃんが ZONe プレゼンツの音楽番組を始めたとき、初回ゲストが花譜さんで、ある意味「意外性」を感じましたが、なるほどこういう形でフラグが回収されるとは思いませんでした。

というわけで GW が明けて程なくする発売日を迎えるので、そこから 6 缶 × 2 セットのエナジードリンクを消費する日々が始まります!

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この note を書き終える頃には次の収録の準備を始めることになるわけですが、その間にも xR 界隈ではあんなことやこんなことがあったりするので、本当に面白い世界だし、もっともっとこの面白さを届けていきたいと思う次第です!

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現場からは以上です!次回の配信をお楽しみに!

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