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五代目 桂文枝師匠

以前録画していた五代目 桂文枝師匠のビデオを観ていた。ダイジェストであったが、たちぎれ線香が放映されていた。

小糸がこの世を去った後の、女将と若旦那のやりとりの場面。うれしさを滲みだしている若旦那と、悲しみを押し殺している女将の濃淡が印象的だった。

映像ではあるが五代目のたちぎれ線香みたとき、文華師匠のたちぎれ線香と重なるような感覚があった。師匠弟子だから重なるものがあるのだろうか。

現在では、五代目の寄席に行くことはかなわない。でも継承されている方々の寄席で五代目の姿が重なることはあるのでないか。

久しぶりに、文華師匠のたちぎれ線香を観たい。そう思った。

もし刺さる根多でしたら、木戸銭歓迎です。寄席代にして、さらなる刺さる根多を仕入れてきます。