IT未経験アラサーの学習記録~Linux標準教科書メモ書き 第8章~
皆様こんにちは。Kです。
自己紹介はこちらにまとめているので、お時間がある方はぜひご覧ください。
ここ数日間、Linux標準教科書(Ver.3.0.4)を用いてハンズオン学習に取り組んでいるので、学習記録兼ノートのメモ書きとして記します。
教材
Linux標準教科書 PDF版(無料)
章末テスト解答参考
Yukishi log. 勝手ながらご紹介させていただきました。
学習方法
①教科書を読む ②ハンズオンで挙動を確認 ③新しい知識、教科書外で調べた内容をnoteにまとめる。必要があれば、Lucidchartで図を作成する。
学習環境
Windows PowerShell に Ubuntu-20.04 を入れました。
筆者ITスキル
AWS CLF-01、AWS SAA-03取得済み。
Web技術・ネットワーク・セキュリティ・クラウドの知識については、「イラスト図解式 この一冊で~」シリーズを1周読んだのみ。
第8章 ユーザ権限とアクセス権 (p129~p138)
8.1 ファイルの所有者と所有グループ
ファイル作成者のユーザ ID とグループ ID がファイルの所有者と所有グループとなる。
8.1.1 所有者の変更
root 権限が必要
8.1.2 所有グループの変更
8.2 ファイルとアクセス権
【ファイルの権限(パーミッション)レベル】
u :所有ユーザ
g :所有グループから所有ユーザを除いたユーザ
o :その他のユーザ
【権限モード】
r :読み込み
w :書き込み
x :実行またはディレクトリの移動
8.2.1 ファイルに設定できるアクセス
ls コマンドに -l オプションを付けて表示される1 つ目のカラムがファイルのモードを示している。
(参考 kazmax Linuxで自宅サーバー Marke TRUNK)
8.2.2 アクセス権の変更
モードを対象ユーザに対して設定(=)、追加(+)、取消(-)する。
u , g , o のすべてに同じ権限を指定するときは a を指定する。
【例】
$ chmod u+rw-x,go+r-wx chownfile
(ファイルモードを「rw-r--r--」に変更)
【パーミッションの数値表記】
数値3桁で表記され、その内容は下の通り。それぞれの桁ごとに下表の数値を足し合わせる。0~777
【特殊なファイルアクセス権】(参考 Oracle)
setuid ビット(アクセス権)u+s モード
実行しているユーザーではなく、ファイルの所有者 (通常は root) に基づいてアクセス権が与えられる。
setgid ビット(アクセス権)g+s モード
実行ユーザーにはそのグループに与えられたアクセス権に基づくアクセス権が与えられる。
sticky ビット(アクセス権)+t モード
ディレクトリ内のファイルを保護する。スティッキビットが設定されているディレクトリ内のファイルを削除できるのは、そのファイル所有者、ディレクトリ所有者、 root のみ。
(Linux では、ファイルについてのスティッキービットは無視される)
8.2.3 ファイル作成のモード
ファイル新規作成時のパーミッションを表示、指定する。モード制限はコマンドを実行したシェル内でしか有効でない。
デフォルトのモードは.bashrc 等のログインシェル内で設定可能。(参考 「分かりそうで~)
umask コマンドは許可しないビットを指定する。指定するマスク値は、すべてのユーザが読み書きできるパーミッション666 から、設定したいパーミッションを引き算することで求められる。
章一覧
第1章 Linux とは
第2章 Linux のインストール(環境構築不要のため未実施)
第3章 基本的なコマンド
第4章 正規表現とパイプ
第5章 基本的なコマンド2
第6章 viエディタ
第7章 管理者の仕事
第8章 ユーザ権限とアクセス権
第9章 シェルスクリプト
第10章 ネットワークの設定と管理
第11章 プロセス管理
第12章 ファイル管理
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