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もう一人の私

腕と脚のだるさ、痛みがぶり返してしまった。
急いで耳鼻科に行って治療を受け、クラッシュというほどではないけど安静にしている。
年末、息子が体調崩して、一人で掃除やカーテンの洗濯などしたせいか……。今は普通の洗濯物を干す、取り込む作業もキツい。洗い物も鍋など大きなものは重くできない。
今日予定していた部屋の下見は延期。引っ越しは来月。荷作りもあるのに気持ちばかり焦る。

今は仕事をしていないから引っ越しは大変ではないだろうとたかをくくっていたら……。働きながらの引っ越しは大変だったから。
まずは体調を回復させるしかない。

小説はなかなか完成が見えない。
最近気づいたのは、頭の中だけで記憶を思い出したり想像しているだけではダメで、文字で書き出すと無意識も活性化するということ。夢が俄然おもしろくなるからだ。しかしイメージの中に深く入っているときには書くことがおろそかになるし、難しい。
今日は夢で小さい頃の私に会えた。
年老いた父母がはるばるやってくるのを待っている私だが、バスに両親と一緒に小学生くらいの自分か乗っているのが見え「あれ?……私⁈」と思っている。

先日も夢ではないが、布団に寝転んでいるとき、横を向くと10代くらいの私がとなりに見えた。視界にとらえた瞬間、若い私は向こう側に寝返りを打って顔が見えなくなり消えた。当時と同じ長い髪で肩から胸のあたりまで裸だった。
ああ、私のアニマ(女性性)は生きていると思った。
社会の中で男性性を振りかざして生きている女性は、アニマが瀕死の状態であることが多いという。
二重身の夢は何度か見てきたが、そのときは目覚めていたので幻影といおうか。

中年の危機まっただなか。
アニムスと母性、アニマ、性……いくつものテーマがうごめく。
どれも殺すことなく、外側に求めるのでなく、心の中で共存させる道を見つけなくてはいけない。

創作は心の内を掻き出す作業で苦しくてやめたいと思うが、これから残りの人生を生きるために書いていく。


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