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ラジオ体の秘密

ラジオ体操は、夏休みに集まってよくやっていた体操。。。

最近は、デイサービスのなかで行われていたり、

会社の中で行われていたりします。

気軽な体操というイメージ!!

軽い運動のように思うかもしれませんが意外にカロリーを消費しています。

ラジオ体操第一と第二を合わせて行うと(第一が約3分、第二が約3分30秒)、

消費カロリーは20~30キロカロリーになります。


○ラジオ体操第1は�ストレッチの効果が大きい。

(ストレッチのなかでもバリスティックストレッチにあたる)

ストレッチ全般の効果として、

①筋や結合組織の柔軟性向上
②筋緊張の緩和
③血流改善
④神経機構の向上
⑤筋萎縮の抑制

○ラジオ体操第2は筋力強化にポイントが置かれている


人は何もしなくても「基礎代謝」という形でカロリーを消費しています。

その基礎代謝の約40%に筋肉が関係しています。

ラジオ体操はなんと400箇所以上の筋肉を使う運動!

全身の筋肉を鍛えられる体操なんです!

筋肉が増えれば自然と基礎代謝もあがります。

25~30キロカロリーの消費は、速足で行うウォーキングに匹敵する消費カロリーです。

空いた時間などを利用して気軽に取り入れるだけでダイエット効果も!!

適度な運動を続けること

筋肉を鍛える運動をすると「成長ホルモン」が分泌されます。

そして、分泌された成長ホルモンの働きで、運動後脂肪が燃焼しやすい体になるといわれています。

急に運動をまったくしなくなってしまうと、減った体脂肪はまた増え始めてしまうんです!

ちょっとした時間に無理なく全身の筋肉を継続

トレーニングするのにラジオ体操はうってつけ。

何よりも大切なのが、動きの一つ一つを「正しく」行うこと

例えば、

背伸びの運動では、手は軽く握って、

息を吸いながらゆっくりと手を上げ、上から下へゆっくり下ろすというのがポイント。

また、腕を振って足を曲げ伸ばす運動では、腕を大きく振りながら、かかとを床から離しているのがポイント。

運動の効果

便秘の解消.

​ラジオ体操にはウエストをひねったり、お腹を伸ばしたり、腸を刺激する運動がたくさん含まれています。だから便秘に悩む方にもとってもオススメの体操。

ポイントは「ねじる」「伸ばす」という動きをしっかりとすることです。

血流・むくみ改善.

体を伸ばすストレッチの運動がたくさんはいっています。

ストレッチで血流改善され全身の血液が流れやすくなります。

体に滞っていた水分も代謝しやすくなって、むくみも改善していきます。

水分を代謝するのに大きな役割を持つ腎臓にはとても多くの血管が張り巡らされていて、血流が良くなれば腎臓のろ過機能も改善されるというわけなんです。

むくみは下半身に起きやすいのですがラジオ体操では下半身を伸ばす動きがたくさんあって、むくみ改善効果も。

また、血流が良くなることで、冷え症が改善する効果が期待できます。筋肉が増えると体の熱量も増えるので、それだけでも冷え症にはとてもいい事。

自律神経の安定

​忙しすぎたり、ストレスがたまって緊張状態になると、

自律神経は「交感神経」が優位になります。

そして、逆に動かずにじっとしている状態がとても長くと、自律神経が「副交感神経」に偏りすぎます。

自律神経はどちらに偏りすぎても良くない。

自律神経はバランスを保つことなのです。

適度な運動であるラジオ体操は、交感神経に傾いていた自律神経がほどよく副交感神経寄りになってバランスがとれてくるのです。

姿勢改善.

ラジオ体操は、すべての体操の動きを左右対称に行います。それも特徴の一つ。

自然と筋肉の左右のバランスが調整されます。

デスクワークが多い方や、横座りがくせになっている方は知らないうちに姿勢が悪くなっていたりします。

最近、スマートフォンやパソコンを使うことが多くなっています。すると、知らないいちに、首や背中に負担がかかっているんです。

姿勢不良から肩こりや腰痛がおこります。血行の促進や筋肉を柔らかくすることでこれらの改善にもつながります。


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