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胸鎖乳突筋でわかる!

頭首部は体重の4%前後を占めています。体重60Kgの人なら約2.4kgです。以外と重たいですよね。

頭部を支え体幹に繋げているのが、胸鎖乳突筋です。その他に、細い筋肉がたくさんありますが、その中で最も太く重要な筋肉です。

あまり、聞きなれない筋肉かもしれませんが・・・

姿勢を左右し、肩こりの原因にもなります。

胸鎖乳突筋は、

つまり

骨と骨と起に付着するという筋肉ということです。

作用(働き)は屈曲・伸展・側屈(首を横に曲げる)・回旋(首を回す)です。また、呼吸の際に息を吸い込む際に使われる筋肉です。吸気の際には、胸骨や肋骨を引き上げて、胸郭を広げる働きがあるのです。

胸鎖乳突筋を実際に触って、筋の左右差を確認してみましょう。

左右の高さは?

左右の太さは?

左右の硬さは?

左右とも同じでしょうか・・・

もし、どちらか極端に短かったり、細かったりしたら、頭頸部と体幹のバランスに問題があります。その不調和から、肩が張ったり顔にゆがみが生じたり、姿勢のゆがみにまで繋がっているかもしれません。

胸鎖乳突筋を触ってみましょう!

顎を少し上げ、両側から少し押してみると、少しこりこりとした筋腹に触れます。

もし、筋肉を押して痛い時は肩こりがあるかもしれません。また、腫れていて痛いというときは、風邪などリンパ節に問題があるかもしれません。

胸鎖乳突筋のストレッチ

1、胸鎖乳突筋の反対側の手の母指球で、筋肉と鎖骨の間付着部分お押さえます。

2手でしっかり固定して、反対側に首を倒していきます。30秒を目安に10回行います。

3次に、反対側に首を回していきます。胸骨側が浮かない様にしっかり固定します。同様に、30秒を目安に10回行います。




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