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AI学習と、ど文系編集者の化学反応

 まだAIについて学び始めて間がない自分が、短い期間で劇的に起きた変化について書きます。以前、自己紹介で書いた通り、私は国家安全保障、都市防災を大学院で専攻し、新聞社に入社しました。新聞社では警察周りやビジネス誌、編集、WEBなどの部署を経験しています。数II、数Bで挫折し、博士課程の理転も失敗した身としては、理系の要素が身の回りに全くないキャリアパスを積み重ねてきました。しかし、学び始めた今、自身の中に劇的な変化が毎日起きています。

 1. 1秒の価値を吟味

 私は、常にこの1秒を費やすのに価値がある瞬間にしたいと常に考えるようになりました。AIの勉強をそれに充てる事は今後の人生を充実させるツールだから選択したのですが、学び始めて以降その気持ちが強くなりました。時間は減り続け、戻って来ない預貯金のようなものです。預貯金は収入得て増えるが、時間はそうではない。自分が納得する使い方で使いたいと考えるようになりました。フランスの科学哲学者、ガストン•バシュラールは以下の言葉を残しています。

「自分に固有の時間を、他人の時間に帰属させないことに慣れること。
自分に固有の時間を、事物の時間に帰属させないことに慣れること。」

これを見て、時間の主導権を握ることの大切さを認識しました。

 2.くよくよしない

 上にともない、何か嫌な事があっても、自分にはAIの勉強があると考えるようになりました。いわば拠り所です。勉強を始める事でスパッと切り替える事ができます。チャットボットの原理、https://first-contact.jp/blog/article/chatbot/ 今までのAIの歴史の流れ https://ainow.ai/2019/11/29/180898/など興味はつきません。会社で嫌な事があると以前はしばらく鬱々としていましたが、今はその時間も減りました。理由は、鬱鬱としてすごしても自分を充実させる作業をしても同じ1秒には変わりないからです。他人のために鬱鬱とする事に自分のかけがえのない財産を使う事は極めて愚かな所業でしょう。

 3.発信する習慣

 学び始めてから、備忘録を兼ねて発信するようになりました。日々変わる自分の姿を記録する事で、自分の変化を楽しむ事ができます。発信する事でより多くの情報が集まり、同じ時間で2倍も3倍も遠くまで行く事ができると気付きました。私は幼稚園から某国立に在籍しており、同級生には医師や東大教授など多々いるのですが、彼らは小学生の頃から絵日記や自由研究に力を入れていました。分量も多く、かつ非常に綺麗にわかりやすく書くようにしていたのを覚えています。彼らは伝える事で自己の理解が深まる事を知っていたと思います。

 4.まとめ

 ど文系のキャリアの私は並いる専門家の方々を抑えて世界一のAI人材にはなれないでしょう。しかし、充実した人生の時間を過ごすのに大事な事は自分が自分に納得するかどうかだけです。ビジネスシーンにおいては、自分の評価=市場価値なので、評価を他人が決める場合もあるでしょう。しかし、自分の人生を充実して生きるという観点から見た場合は自分が自身に合格点を出せるまで物事に打ち込めば、他人の評価はどうでも良いのです。少なくとも自己の納得感よりも優先される価値はありません。私が連日未熟な知識で恥を晒す理由は、まさにこれにあります。読んでくださった方に少しでも何か伝える事ができたら幸いです。

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