【朗読 大人向け読み聞かせ】水野仙子/女

セラピストが読む文学小説です。
睡眠導入や作業用BGMとしてもご活用ください。

《あらすじ》
かつて、港の都市から少し離れたところに住んでいた、聯隊附の中尉の細君の話しである。
細君が夫の留守中に夕飯を済ませ、早くから戸締りをして床に就いた。
一寝入りして目覚めたとき、なんとなく気になって、ちゃぶ台の上を調べてみると、今月の俸給が袋にはいっまま無くなっていた。慌てた細君は、出先に入ってきた差配の男を疑い、ひと騒動となる。

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