ペルーでの日々の記録

2019年最後の記事は…!

任地252日目。火曜日。

今日は12月31日。2019年最終日ですねー。皆さん今年もお疲れさまでした。

ペルーは今夕方6時過ぎ。この記事で良いお年を!と書くつもりだったのですが時差の都合を忘れていました。笑

おそらくどの協力隊員よりも、おそらくこの記事を見てくれている日本をはじめとする世界中の多くの人の中で、

私が一番年越し遅いと思うんですよね。

だからこの記事を書くころにはきっとほとんどの人が新年迎えちゃっていると思うんですよね、時差の都合完全に忘れていました。反省。笑

てことでTwitterで一足お先に年末の挨拶させていただきました。

昨日バナナの記事上げている場合じゃなかったですね。


ところでnoteからこんなメッセージが届いていました。

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年の暮れにこうやって数値で示されるとなんか興味深いですね。noteはクリエイター用ということですが、どのブログの編集画面よりも書きやすいですし、こうやって数値を図っていたりして、面白いSNSだなと思います。


#2019年のベストnote

について書いてみませんか、というメッセージがあったので、書いてみましょうか。

2019年の4月にはじめたこのnoteですが、一番人気だったのがこの3つの記事らしいです。ありがとうございます。

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中でもスキを一番もらったこちらの記事。

確かにこちらの記事は、自分の中でもよく吐露したな―と思う記事です。書いたときは整理のされていないめちゃくちゃな記事やなと思ったけれど、そのあと大した編集はしていないのに、今読んでみると私にしてはよくその時の心情を表してはるやんって思いました。

「#2019年のベストnote」といことで、今回はこの記事について書こうと思います。


任地にきて200日目の記事。協力隊の任期は2年なので700日弱任地にいることになるのですが、7分の2の期間でこのように感じている自分を客観視してみると、じゃあのこりの500日弱はどのようにこの溝を埋めていくんだろう、どのように現地の人たちと関係を作っていくんだろうというのがちょっと楽しみでもあります。


JICA海外協力隊員というのは世界中にいて、OBOGの方もたくさんいるビッグコミュニティです。そして協力隊員だけでなく、在外事務所のスタッフやJICAのひと、現地の国際ワーカーなどもその存在をとてもよく理解していて、一緒に活動しています。

そして同時に、このSNSやインターネットが発達した時代というのは世界中の協力隊員の情報も入手できる時代であり、目をつむりたくても、耳をふさぎたくても入ってきてしまう情報というのはあると思います。


青年海外協力隊になるにあたって、自分が憧れた協力隊像。それは現地の人と一緒に同じ釜の飯を食べ、娘みたいに扱ってもらい、信頼関係を築くことでした。

嫌なことはたくさんあったし、いろんな誘惑もあったし、今でも上手になんて生きれていない。

でも今こうしてこういう記事の悩みがあるということが現地に対して目を向けられている証拠なのかなと思って、いろんな情報にまみれながらも心を強く持って流されずに現地に目を向け続けられたこと、その点は自分を評価してあげたいなと思います。


協力隊の2年間というのは、もちろん日本とは全く違った環境下で自分の力なんて日本でのそれの何パーセント発揮できるんだろうというくらいな環境です。しかしやはり何でもできる2年間だと思うんですよね。

そこのポテンシャルってものすごいと思う。

とくに社会人経験を積んでいたり、積んでいなくても若くフレッシュな考えを持っていたりする協力隊員なので、自分次第でいろんな可能性にチャレンジできます。

だからこそ、誘惑も多いのは確か。

2年のうちに、自分はどうなっていたいのか、何をどうしたいのか。

そういう声に耳を傾けて、周りの声の中の「自分の声」に耳を傾けて

自分の軸をたまに思い出してみるのは大切だなと思います。


誰がなんて言ったって、どんなに偉い人がお勧めしていたって、どんなに活躍した人が行った過ごし方だからって、自分にとってそれが良いとは限らない。


だから私はいろんな情報に流されず自分をしっかり持って、素直な心で現地に溶け込みたいなと思います。

現地に対しては「忖度」も「遠慮」もしない。素直な心で自分で接する。

12月31日の今日、お昼一人で食べました。レストランに行ったら、配属先の知り合いが他のテーブルにいるのに誘われることはありませんでした。寂しいですね。笑

これが今の私の現実。

日本人ということで面白がって新鮮みがって、みんな最初こそウェルカムになってくれるしいろいろ聞いてくれる。

けれど、しっかり会話したいとなった時、呼ばれない。

きっと邪魔者なのかもしれない。気を遣われているというのもあるのだろう。

日本から来た「日本人」とみられている以上、この現実は変わらないでしょう。

これがとっても悔しいんです。

現地に目を向け続けて、でも忖度も遠慮もせず自分の気持ちをちゃんと伝えたら「2年しかいない日本から来たボランティア」じゃなくて「タンボグランデに住んでいるIkumi」って見てくれるのかなって思います。

だから、2020年はそこを一つのテーマにしようと思います。

・ぼっちめしの卒業&現地に溶け込む

・日本人的な「忖度」や「遠慮」はしない素直な心で接する

反省のつきない年ではありましたが、その分2020年、回収していけたらいいなと思います。!


2019年ありがとうございました!

みなさんのスキやいいねが励みになりました。

2020年も引き続きnoteを書いていこうと思います。


それでは年内最後のミサに行って、そのあとこちらのホストファミリーと年越しをしようと思います。

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