いくみ 

JICA海外協力隊(ペルー)→福島県二本松市で食と農&旅づくり→ペルー出戻り組…

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JICA海外協力隊(ペルー)→福島県二本松市で食と農&旅づくり→ペルー出戻り組です🇵🇪 ペルー生活でのそこはかたなきことを、綴ります。

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    JICA海外協力隊が執筆した記事を綴るマガジンです。

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    青年海外協力隊としてペルーで過ごす日々の記録。1日1記、書きたいと思います。

最近の記事

「国際色のない家庭で育っても、急に誰かがNY移住することもあるよ」ってはなし

今回は母の話を。 私の話をメインに書きますが、親の心情に注目いただければ幸いです。 我が家は別になんの国際的さもないただただ平凡な家庭。むしろどちらかと言えば古風で「今の時代はこうだから!」がなかなか伝わらないのが娘的には苦労してきた。笑 海外の「か」の字もないし、旅先でも白米と納豆と味噌汁しか食べない親のもとで私はさりげなく国際キャリアの興味を強めていった。 初めて海外に行きたいと意思表明をしたのは大学1年の時。カンボジアに行ってみたくてスタディツアーに参加した。親に話

    • 情報を避けてきたけどやはり情報をもっていることが大事だと思うとき

      ニューヨーク生活3週間目。 日々語学学校に行って英語を勉強し、放課後は散歩したり直帰してブログを書いたりなどをしています。 先日はメキシコ出身の友人Aが以前行っていた語学学校に顔を出すから一緒に行こうと、歩いて40分、一緒に行ってきました。道中スペイン語と英語とどっちも使っていろんな話ができ純粋に楽しかった。 メキシコ出身の彼。今回ニューヨークに来るのも勇気が必要だったという。周りは、アメリカに留学しようとする彼を応援のまなざしでは見てくれなかったと。それでもいいから、挑

      • ニューヨークで語学留学することにした③

        ニューヨークに語学留学しようと決めてから3週間ほどで出国が叶いました。海外に行くと思うと腰が重く感じるかもしれませんが、ステップごとに進めて行けば案外何とかなったりします。 今回は語学留学を決めてから実際に渡航するまでにどのようなスケジュールで何を行ったのかをご紹介します。短期で語学留学する際の参考になれば嬉しいです! 1、渡航条件を確認する(ビザ、パスポート、コロナ関連)まずは行こうとしている国の渡航条件などを確認します。それをもってどのように準備をするかが決まるからです

        • ニューヨークで語学留学することにした②

          ニューヨークから書いております。前回の投稿から約1か月。あのあと大急ぎで準備をし、本当に来てしまいました、ニューヨーク!今回はニューヨークに決定した経緯とどうやったら生活をやりくりできそうかの見立てを簡単にご紹介します。 実は第一志望はマルタ島だった実は英語留学において、特にニューヨークは好ましいというイメージを持っていませんでした。どちらかというと①国際色豊かな学生が多い、②予算が抑えられる、③日本人が少なめの3つの理由で最有力候補地はイタリアの近くにあるマルタ島。 マ

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        記事

          ニューヨークに語学留学することにした①

          人生最大に模索中のアラサー女、ニューヨークに語学留学することにしました。期間は2か月。 海外協力隊でペルーに行って、この4年間はずっとスペイン語と向き合ってきました。おかげでスペイン語はおそらく中級レベルはできるようになったのだけど、その分だけ英語が抜けてしまいました。 海外に行っていた経験を活かしたい!チャレンジ精神やグローバルな視野を持つ私をぜひ!とプレゼンをしたいのに(どこへ?笑)、英語力が伴っていない現在の私。そのため、戦略的に英語力を付けに行ってきます。 とい

          ニューヨークに語学留学することにした①

          協力隊終了してからの1か月のこと

          2022年の11月末に帰ってきてから1か月と少し。ようやく日本での暮らしが始まったなあという感じです。この1か月はいろんなことを考えていました。せっかくなので記事を書いてみようと思います。 ペルーのことペルーに行っていた後処理としてJICA関連の諸手続きがあります。報告書の最終修正だったり、同僚からの連絡だったり、JICAへのいろんな書類の返送だったり公用旅券の返送だったり。あとは報告会関連ですね。帰国して1か月くらいでようやくほぼ完了しました。 ペルーは私が帰った直後く

          協力隊終了してからの1か月のこと

          さよならの涙腺が崩壊な日

          ※協力隊時代のペルー日記、下書きにあったものを更新します。こちらは2022年11月中旬ごろの記事。 ペルー479日目(/106日目)、任地445日目(/98日目)。火曜日。 協力隊生活が、終わろうとしている・・・・・ ピリオドを打つ心の準備がどうやらできていなかったようで、急に焦り始めて筆を取っています。残すところ、あと2週間。任地にはあと数日。 昨日は任地での最終報告会でした。同僚を呼びまくって、カウンターパートには町長が来るからと言われそれで予定調整をしたけれど、町

          さよならの涙腺が崩壊な日

          環境教育な1日とペルーの教育事情

          ペルー460日目(/87日目)、任地426日目(/79日目)。水曜日。 今週は環境美化習慣らしく、環境課の同僚はいろんな活動を繰り広げています。先日は町の学校を6校ほど集めて環境問題について思うことを絵に書きそのコンテストを。昨日は映画放映を行って自然などについて考える時間をつくったり。 今日は同僚に同行してマイバックの推進活動をしてきました。市場に行って、袋をもらおうとしている町民に声をかけ、マイバッグを説明しながら今度からはこのマイバッグを持ってきてねと促すもの。 説

          環境教育な1日とペルーの教育事情

          国際ボランティア生活はこれで最後にしようと思う

          ペルー448日目(/75日目)、任地414日目(/67日目)。金曜日。 1年のペルー生活、そしてパンデミック最中で日本の暮らしを2年経ての4か月のペルー生活。その4か月の暮らしの中の3分の2がほぼ終了した。あと3分の1。 思えば13歳くらいのころから協力隊に興味をもって、いろいろな世界見ながら自分はどこでどう働きたいかを模索して、結局現場がいい!となって26歳の時に協力隊の門をたたいた。そして出発して念願の国際ボランティアになってみたけど、志半ばなことは続き、ようやく戻っ

          国際ボランティア生活はこれで最後にしようと思う

          州都で子どもたちと異文化交流

          本日は州都のピウラでステイ。友人の娘が日本大好きで、いつも日本の話をたくさんしてるのですが、今回は友達も一緒に交流したいということで、ピウラのショッピングモールのフードコートにてワークショップ。 日本語の軽いレクチャーと折り紙。みんな必死にやってたけど前々から思うのが、結構多くの子が集中力ないよね、ここの子たち。 異文化交流はある意味活動の一つだけど、そこまでコアな活動ではないかなと思ってる。でも最近すごく気になるのが、スマホ社会ゆえの障害が生じることで、 仕事場でもみん

          州都で子どもたちと異文化交流

          見てる人は見てる、伝わる人には伝わる

          ペルー434日目(/61日目)、任地400日目(/53日目)。金曜日 協力隊生活半分が本日で終了。あと2か月。どんな時間になるかな。 日々があっという間過ぎて、いろいろ考えて決めた4か月という期間だけど、MAX居れたはずの半年にしておけばよかったかなという後悔をちょっぴりしはじめてる。 いつもそれなりに全力で、後悔ってあまりすることがないから久しぶりの大きめな後悔に自分でもどうしていいのかわからないのが正直なところ。迷いがあるからより迷うんだと思うし、やはり自分が決めた4

          見てる人は見てる、伝わる人には伝わる

          任地で1か月ぶりに書くnote

          ペルー430日目(/57日目)、任地396日目(/49日目)。月曜日。 お久しぶりのnoteです。この1か月は本当に一瞬でした。 協力隊として海外で暮らす生活は毎日が新鮮でひとときも欠かすことなくnoteに綴るのが習慣になっていましたが、その習慣を少しストップしてました。あっというまに9月が終わろうとしています。私の協力隊生活も残すところあと2か月となりました。 最近は家計簿のワークショップをやったり農家に訪問して話を聞いたり学校に行ってツーリズムの話をしたり首都のリマで

          任地で1か月ぶりに書くnote

          生きた化石「アラパイマ」と少しのモヤり

          ペルー404日目(/31日目)、任地370日目(/23日目)。水曜日。 土曜日から火曜日までの4日間、ペルーは連休でした。今日は久しぶりの出勤。同僚のイベントの手伝いをしてきました。 「アラパイマ」またの名を「ピラルクー」、そして私が住む場所では「パイチェ」と呼ばれるこの魚。大きい、 https://zukan.com/fish/internal1195 今日はこの魚のイベントでした。任地ではパイチェと呼ぶので以下そう呼ばせていただきます。パイチェは淡水魚で熱帯に生息す

          生きた化石「アラパイマ」と少しのモヤり

          スマホを置いてフィールドに出た先に

          ペルー399日目(/26日目)、任地365日目(/18日目)。金曜日。 今日はワークショップの準備と同僚のワークショップの手伝いな1日。ワークショップは家計簿ワークショップをしようと思っています。せっせと家計簿の台紙を作っていました。同僚の手伝いはカクテルのワークショップ。今回と合わせて全2回の通しです。 あまり手伝いのいらないワークショップなので、私必要かな…と思いつつ、信頼関係作りは一朝一夕にはできないから少しずつつながりづくりをしていこうと手伝いに向かいました。でも結

          スマホを置いてフィールドに出た先に

          忘れたくない最高の夜

          ペルー396日目(/23日目)、任地362日目(/15日目)。火曜日。 本日はオフィスで1日。活動計画の練り直しをしていました。いろいろ農家に行ったり同僚と話したりカウンターパートの意見をもらったりで少し調整したい感じ。8月明けるころにはできていたいな~。 タイトルは昨日の夜の話。忘れられない&忘れたくない夜になった。 今週末は文化の日ということで4日間のイベントが町の中心で行われていました。アート作品が飾られたり、ダンスが披露されたり。私は民俗音楽隊の仲間に入れてもらって

          忘れたくない最高の夜

          非日常が日常になる瞬間

          ペルー395日目(/22日目)、任地361日目(/14日目)。月曜日。 今日は朝から資料作りに勤しんで、午後はとある農業組織にプレゼンしに行ってきました。いろんなコメントをもらって、夜は音楽隊の集まりがあるので練習してきて今。この後役場の前での発表会があります。 ちょっぴり活動のはなし(タイトルの話は後半)プレゼンの内容は、自分が何できてJICAとは何なのか。この町での私のテーマは何で、だからどういう内容をやるのか。そしてこういうことができるよという内容紹介。9つ提示したの

          非日常が日常になる瞬間