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【Amazon】スムーズに始めるためのKDPアカウント情報登録ガイド

kindleでは、自身が作成した電子書籍などを自由に出版することができます。
しかし、そのためにはアカウント情報や支払い方法、税に関する情報の登録が必要です。
難しそうで諦めてしまう方も多いようですが、1つずつやれば誰でも登録は可能です。
私自身登録する機会があったため、実際に登録した経験から、KDPのアカウント登録方法について詳しく解説いたします。

本の作り方はこちら

作成した本の出版方法はこちら


AmazonのKDP(Kindle Direct Publishing)とは?

https://www.pexels.com/ja-jp/photo/955389/

AmazonのKDPは個人や法人が電子書籍などを作成し、AmazonのKindleストアで販売するためのプラットフォームです。
KDPを利用することで、自身の作品をkindleで読者に提供できます。
このKDPを利用するには、アカウント情報や支払い方法、税に関する情報の入力が必要です。

AmazonのKDPにアカウント情報を登録する方法

https://www.pexels.com/ja-jp/photo/2115217/

まず以下リンクからAmazonアカウントでサインインして、アカウント情報の登録していきます。
https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP

初めてサインインすると「アカウント情報が不完全です」と表示されるので、「今すぐ更新」をクリックしてください。

そうすると、以下3つの情報入力を求められます。

  • 著者/出版者情報

  • 支払いの受け取り方法

  • 税に関する情報

著者/出版者情報

ここでは自身の名前、住所、電話番号を入力します。

事業の種類:個人or会社
生年月日:1111/11/11
国:日本
正式名称:本名
郵便番号:111-1111
都道府県:東京
市町村:八王子市
住所1:1-1-1 ※番地まで
住所2:マンション・アパートなど
電話番号:+81 90-1111-2222

支払いの受け取り方法

ここではAmazonからロイヤリティーを受け取る銀行口座を入力します。

銀行の所在地はどこですか?:日本
口座名義:アマゾン タロウ 半角カナで入力
口座の種類:普通or当座
口座番号:1111111
金融機関コード:https://zengin.ajtw.net/ ←調べられるサイト
支店コード:支店コードも上記のサイトで調べられます

全て入力したら「追加」をクリックします。

「現在、すべての amazon マーケットプレイスでの売り上げに対する支払いを受け取ることができません」と表示された場合

これは23年6月時点で、ブラジルとメキシコで売上があった場合に、登録した銀行だと受け取れないということのようです。
受け取るには別の銀行口座が必要みたいですが、特別な理由がない限り、日本の銀行口座しか持っていない方が多いと思います。

その場合は、「支払いの設定が完了していません」の下にある「いいえ」ボタンをクリックします。

そうすると以下のように表示され、「支払いの受け取り方法」の登録を完了できます。

・参考サイト

税に関する情報

支払いの受け取り方法まで入力すると「税に関する情報」を登録できるようになるので、「税に関する情報を登録する」をクリックします。

※あなたについての入力

貴社/あなたの納税区分はなんですか?

個人であれば個人、法人なら法人を選択します。

あなたは米国市民、米国永住者(グリーンカード所有者)あるいはその他の米国に居住する外国人ですか?

日本人なら「いいえ」を選択します。

あなたは仲介代理人、または別人の代わりに支払いを受け取る代理人、あるいは橋渡しするだけですか?

支払いを本人が受け取る場合は「いいえ」を選択します。

※税務上の身元情報の入力

ここは全てローマ字で入力します。

フルネーム:taro amazon
国籍を有する国:日本
国:日本
番地:1-1-1
市町村区:Shinjuku-ku 〇〇machi
マンション・アパート名:#101 Amazon-manshon
都道府県:tokyo
郵便番号:111-1111
郵送先の住所:本籍地の住所と同じならチェック

入力した住所を英語に変換してくれるものもあります。

https://kimini.jp/

TINについて

TINは納税者識別番号のことで、米国以外の出版者はこれを入力しないと売上から源泉徴収税率30%が引かれるというものです。

ネット上ではマイナンバーで良いという情報がありますが、Amazonのヘルプには以下のように書かれています。

日本のマイナンバーは、米国の税務申告には使用できないため、税務情報に関するインタビューでは使用できません。その場合は、税務情報に関するインタビューで TIN を持っていないと回答するか、米国の Individual Tax Identification Number (ITIN) を申請して、その ITIN を入力します。 https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/G200641090

ですので、ここでは「私は米国以外のTINを持っています」のチェックを外し、「私が税金支払い義務のある国では、居住者にTINを発行していません。」を選択します。

最後に「保存して続行」をクリックすれば、税務上の身元情報の入力は完了です。

Google アドセンスはマイナンバーをTINとして使えるのになぜ?
Google アドセンスではマイナンバーをTINとして使用できるため、問い合わせたところ、「異なる会社・サービスのため詳細は答えられない」とのことでした。
ですので、KDPでTINを入力するにはITINを申請するしかないようです。

署名して送信

入力した情報に問題なければ、電子署名をして提出します。
内容を確認して「署名(氏名を入力)」にローマ字表記で名前を入力して、「保存してプレビュー」をクリックします。
そうすると入力した内容のプレビューが表示されるので、問題がなければ「フォームを送信」をクリックします。

以下が表示されたら、「インタビューを終了」で「税に関する情報」の登録は完了です。

公式に動画の解説もあるので、こちらも参考にしてみてください。

KDPのアカウント情報登録のやり方まとめ

今回はKDPのアカウント情報登録について、詳しく解説しました。

TINについては30%という大きな税率のため、いろいろ情報が錯綜していますが、ヘルプや問い合わせの回答を見る限り、マイナンバーは使用できません。

確かに税率は大きいですが、後から申請するこもできるため、売上がしっかり出るようになったらTINを取得することもできます。

とりあえずここをクリアすれば、あとは本を作成して登録するだけなので、ぜひ挑戦してみてください。

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