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SE→営業→広報兼事業責任者の卵へ 6年間の迷走の末たどり着いた結論とは?【あそび人紹介 vol.1】

こんにちは!お鶴です。
IKUSAにはユニークな社員がたくさんいます。異色の経歴を辿ってきた社員も……! そんな社員のこれまで歩んできた軌跡をお届けしていきたいと思います。
第一回は私、お鶴です! 
6年ほどキャリアの迷走を経て、2021年4月にIKUSAへたどり着いた私。最後までお付き合いいただければ幸いです!

自己紹介

・社内でも「お鶴」と呼ばれています
・28歳
・社会人6年目
・広報、採用、営業、マーケ、フード事業責任者(卵)全部やってます
・SE4年→営業2年→広報2ヶ月め
・趣味はおいしいものを食べることです
・会社の宴会場所はすべて私が握っています
・私の入社以来、宴会ごはんのクオリティが上がったと好評です
・クラシック映画が好きです、ヒッチコックで卒論書きました
・1980~90年代くらいのHR/HMが好きです
・髪型しょっちゅう大幅に変わります

迷走その① ナメきった就活と玉砕

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就活、正直何も考えていませんでした。ナメていたのです。
「おいしいものが好き。世界のおいしいものを世の中に広めたい」
という考えはよかったのですが、ろくに対策もしないまま10社ほど受け、

面接で全滅。

(今考えると自己開示がへたくそで「こいつは何でこの仕事がやりたいんだ?」って怪しまれていたんだと思います)

路頭に迷った大学4年生の晩夏。
絶望の中、「やりたいことを仕事にするのは諦めよう。代わりに休日にやりたいことをしよう……つまり、安定していて勤務時間が短くて手に職つけられる仕事!」と方針を180度転換しました。(極端ってよく言われます)

ここでやっと大学のキャリアセンターに相談したり、有志の就活コミュニティに行き始めました。実質、まともな就活のスタート地点はここです。
だれかと壁打ちしながら自己分析の質を高めるごとに面接も進み、内定式ギリギリの9月末に金融系のSIerから内定をもらいました。

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入社したSIerでは、いわゆる「要件定義」の部分を担当しました。
お客さんと「どんなシステムを作るか」認識を合わせ、実際に手を動かすエンジニアに「設計書」という形で要件を伝えていく仕事。
評価も悪くなく、周囲との関係性も良かったのですが、「動いて当たり前」のものを作ることに対する物足りなさはずっと感じていました。
とはいえ、やっと乗ることができた社会のレールから足を踏み外すなんて怖くてできませんでした。そんな私が「転職」を思い立ったのは、3年目の終わりのこと。

最初の転職

大学の同期と久々に飲みに行きました。その中に、地元に帰って3年間公務員をしていたけれど転職して東京に来たメンバーがいました。
「やりたいことをやるために、転職して東京に来た」という言葉が引き金になりました。当時、レールを踏み外すことを過度に恐れていた私にとっては、「手に入れた安定を捨てて上京してきた」というのが衝撃だったとともに、力強い後押しでもあったのです。

やりたいことのために、もう一度チャレンジしてみてもいいんだ。私はその日のうちに転職エージェントに登録しました。

「いいもの、私の好きなものを世の中に広めていきたい」というかねてからの願望をそのまま軸にすると、「BtoBtoC営業」という道が見えてきました。自分が「いい」と感じたものを自分の言葉でお客さんに提案できる、お客さんの喜ぶ顔も見られる……!
けれども営業……。コミュニケーションが得意なほうではないので迷いました。絶対にしんどい。でも、苦手なことを克服すれば、『どこへでもいける人』になれるんじゃないか?
悩んだ末、私はあえて営業、そして3年間の契約社員の道を選びました。レールを踏み外すかもしれないリスクを鑑みても、今踏み出さなければ「やりたいこと」はやれないままだ、と思ったのです。
かくして社会人4年目の夏、グルメサイトの営業としてセカンドキャリアを踏み出しました。

理想通りのセカンドキャリア

画像5おいしいものをたくさん知りました笑

グルメサイトでは、飲食店に掲載をお願いしにいく新規営業、掲載している飲食店の売り上げを伸ばす既存営業、どちらも経験しました。
仕事内容は私の理想通り。周辺地域のトレンドを口コミサイトやSNSから徹底的に調べ倒し、時にはメニュー開発の相談にも乗りながら、私が心からいいと思えるお店をもっとたくさんの人に知ってもらえる仕事。施策が当たった時は私も嬉しいですし、お店の方も喜んでくれます。

最初は怖かった営業活動も、数か月もすれば慣れてきました。勇気を出して踏み込んだセカンドキャリアは、とても充実していました。

迷走② 2度目の転職

2度目の転職に思い至ったきっかけはコロナ禍でした。やむを得ないことではあったのですが、それまで理想通りだった仕事の内容はガラリと変わりました。契約社員としてあと1年半ほどを残していた私は悩んだ末、もう一度転職に踏み出すことを決めました。

さて、2度目の転職……。
ここでまた迷走しました。

2020年末当時はまだまだ先の見えない時期。採用の門戸は狭いうえに、エージェントから紹介されるのは自分のやりたかった「私の好きなものを世の中に広めていきたい」とは違う仕事ばかり。
面接を受けるたびに違和感が膨らんで、「あれ? 私何で苦手な営業をやってまで『どこへでもいける人』になりたかったんだっけ?」と自分を見失っていく始末。
思い通りにいかず悩んだ末、私は年末に一度転職を諦めました。

IKUSAとの出会い

年が明け、登録だけしていたスカウト型の転職サイトで1月中旬に届いたメッセージが、IKUSAから来たものでした。
「合戦武将隊? チャンバラで地域活性化?」と、目に入るフレーズのすべてが想像もつかないもので、湧いた興味のまま面接を受けました。

・一次面接時点で「お鶴」と命名される
・ちょんまげの人が面接に出てきてビビる
・「リモ謎」の冒頭を見学し「まるでテーマパークみたい!」と感動する
・志望動機が「面白そう」の一言だったので、本当に入社するのかめちゃくちゃ疑われる
・オフィスが大学のサークルの部室みたいで度肝を抜かれる

……と色々ありましたが、選考はとんとん拍子に進んでIKUSAへの入社が決定。当時受けた「毎日が文化祭前夜」という印象は今も変わりません。笑





志望動機の「面白そう」は、事実。裁量の大きさが魅力的だったのです。
IKUSAでは営業が自分の案件のイベント運営までやり抜き、自分で開発したコンテンツを自分で売るし、デザイナーが武将としてイベント現場に立ったりもする。部門の垣根なんてありませんでした。
「こんなにやっていることが幅広いなら私もやりたいことができるのでは?」と確信したのです。

入社からの8か月

画像3チャンバラの現場監督もやりました。陣羽織を着てタイムスケジュールの確認をする私……

セールス枠で入社した私。イベント繁忙期である4月の忙しさに揉まれながら、初月から目標を達成! 
同時に、当時ローンチしたてだった「オンラインフードデリバリー」のブラッシュアップにも携わりました。ここで昔からの「おいしいものへのこだわりと執念」を発揮。前職で培った食の知識を携え、いちコンテンツに過ぎなかった「オンラインフードデリバリー」を、半年でひとつの事業部が成り立つレベルにまで拡大させました。その裏で、入社初月から営業目標もずっと達成し続けていたのはちょっとした自負があります……!

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【オンラインフードデリバリー】
https://ikusa.jp/service/online_food_delivery/

IKUSAには「2Skill, 2Income」という言葉があります。私が「フード事業を引っ張りながら営業もする」ように、それぞれ複数の仕事を持つことで自身の価値を高めることが推奨されています。どんな仕事にも共通で大事なことがあるから、それぞれの仕事を極めるほどもう一方の仕事の質も相互作用で上がっていく。IKUSAならではのいい文化だと思います。

もちろん、「自分で手を挙げる」「挙げたからにはやり切る」ことが大事です。
入社当初は私がまさか今、大好きな食に関する事業を引っ張っているなんて予想もつきませんでした。自分の好きなことを仕事にし、しまいには事業部さえ作ってしまえるのがIKUSAの面白いところだと思います。

迷走の末にたどり着いた結論

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IKUSAに入社するまでの6年間を私は「無駄な迷走期間」だと思っていました。
けれど、今はそうでもないと考えています。
安定を得たくてこなしていたSEの4年。「どこへでも行ける人」を目指した営業の1年半。今、事業を引っ張りながら営業も、そして広報も何とか両立できているのは、前々職で培った計画性や責任感、前職で得られたニーズ意識やコミュニケーション力あってのもの。
「2skill, 2income」を実践しながら気づいたのです。無駄なキャリアなんてないし、全ての仕事は深いところで必ず繋がっている。そして、IKUSAには、私の歩んできたようなキャリアを一社のうちで実現できる土壌がある。これって、すごいことだ!

新しくIKUSAに入社してこられる方には、私個人の経験から「面白いと思ったことは手を挙げてやってみたほうがいい」そして「自分が最強だと思う分野を見つけるとめちゃくちゃ楽しい」と伝えています。

以上、お鶴のちょっとした身の上話でございました。

今後も、IKUSAの社員が歩んできた軌跡を辿り、IKUSAってどんな会社なのか知っていただけるnoteを作っていきたいと思います!

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