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複数の肩書きを持ちながら生きる楽しさ[スラッシャーのすゝめ]

昨日ふと、自分の肩書きを振り返ってみた。

"Paint Artist / R&D Planner"
一つ目は絵の具を使って様々なものを生み出すアーティストとしての肩書き。二つ目は、IT企業の研究開発部署に所属する企画者としての肩書き。

今後どちらかに絞ることは考えておらず、この両軸で働くのが1番自分らしいと思っている。

そしてふと思った。「常に複数の軸を持ちながら働く人のことをなんと呼ぶのだろう?」

調べてみたら、どうやら"スラッシャー"という言葉が当てはまりそうだった。

スラッシャーとは

「スラッシャー」とは、複数の肩書を持つ人たちのこと。プロフィールなどで職業を記載する際に「モデル/プログラマー」「税理士/ライター」などと、複数の肩書を「/(スラッシュ)」で区切ることから、一つの分野にとどまらず幅広く活躍する人のことをスラッシャーと呼ぶようになりました。アメリカの作家Marci Alboher氏が著書『One Person / Multiple Careers』の中で「スラッシュキャリア」という言葉を使ったことが始まりとされています。多くの人の働き方が変わりつつある中で、新しいキャリアのかたちとして、注目される概念です。

HRぺディア「人事辞典」

数年前から注目されていた言葉のようだ。知らなかった。

テレワークによる在宅増加や、スマホで何でも出来るようになった今、多くの人が昔より少ない労力で複数の分野に挑戦できる環境になってきている。

そういう意味で、まさに今はスラッシャーが生まれやすい良い時代なのではないだろうか。

昔の私

思えば私は昔から、複数のことに並行して進めることが大好きだった。

中学ではソフトボール部と生徒会、高校ではダンス部と軽音部、大学ではダンスサークルとインターンとプログラミングを。

例えそれが他人から見たら中途半端に見えたとしても、人より忙しかったとしても、挑戦すること自体が楽しく、時には大きなシナジー効果が生まれることもある。

今の私

社会人になった今はITとアートの両軸で働きながら、スラッシャーの面白さを日々実感している。

アートやグッズ販売時のマーケティングの考えをITビジネスに当てはめて考えたり、逆にITツールを活用してアート販売の分析をしたり。

片方無くしてはできないような結果も少しずつ増えてきた。

複数の可能性に門戸を開こう

ぜひ多くの人にこの働き方を知ってほしいと思うし、「挑戦したい」という方がいたら喜んで支援したい。

「私には無理」「肩書きは一つが普通」と決めつけるのではなく、まずは自分の興味に耳を傾け、複数の可能性に門戸を開いておくのはどうだろうか。

人一倍人生が豊かになる、複数の肩書きを持つという生き方。おすゝめである。

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