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参加者の声:私もあなたも自然もハッピーな世界を生きていく

はじめまして、2023年に参加したMoyuです🌈
私もiLEAPのプログラムに参加することになったきっかけが過去の参加者の方の体験記だったので、このバトンを次の誰かに渡せることができたらと思い、私の体験をnoteに綴らせていただきます🌻

自己紹介

まずは簡単に私の自己紹介から。
仕事は子育て支援アプリを運営する会社でブランディングや広報を、加えてパーソナルスタイリスト・イメージコンサルタントをしています。
やっていることはバラバラに見えるかもしれませんが、美しいもの(事業、人、モノ…etc)を見出して、言葉や洋服、色などを通して世界に表出させていくことを生業にしています🎨

去年の9月に海も山も畑もある大磯町に引っ越し、野菜を地元の農家さんから買うなど地域の繋がりを日常で感じるここでの生活がだいすきです🥕

参加したきっかけ

元々、旦那さんの影響でコンポストや家庭菜園をしたり、おうちでペスカタリアン生活をしていました。生ごみが家に溜まらなくて気持ちいい、自分で育てたお野菜を食べられるのが楽しいという自分起点の理由が大きかったのですが、自然に囲まれた大磯町に引っ越してきたこともあり、自分の心地よい日常の延長に地球環境への配慮があったらさらに最高だ!という気持ちが大きくなりました。
頭でというよりも感覚的に、自然ともっと仲良くなりたい、私たちのベースである土からもっと色々なことを教わりたいと思ってアンテナを立て始めたころに、友だちのSNSでiLEAPの体験記がシェアされているのを見かけて、これだ!!!!!とピンと来たというタイミングと直感が決めてです!

私にとってのiLEAPプログラム

iLEAPのプログラムは、私にとって「生きる」ことを紡ぎ直す時間でした。

とても豊かなプログラムだったので、話したいことは山ほどあるのですが、
このうち、私の人生に特に深く根付いたもの3つをお話ししたいと思います。
①循環とリスペクト
②ハッピー、ハッピー、ハッピー
③コミュニティ

①循環とリスペクト
野菜1つができるという事象1つをとっても、太陽、水、二酸化炭素、根、菌糸・・・と本当にたくさんのものが互いに補い合っているということを学んだときに、当たり前のことなのですが、自分も循環の中で生き、生かされているのだということにとても腹落ちしました。
その一方で、私たちは「最も短い時間で大量に収穫できる」ことを目指して化学肥料を使い、「雑草は悪だ」と考え除草剤を蒔きます。
これはあくまでも人間の資本主義的な価値観によるもので、これら多様な自然の循環を壊していることにも気づかされました。

また、自然農のフィールドワークをさせていただいたARIでは、豚や鳥も共に暮らしていて、命をいただいたあとの骨を野菜を育てるためのボカシに作り変え、また土や野菜にもバトンをパスしていく。命をいただく、無駄にしないという姿勢を目の当たりにしました。

当たり前のことですが、人は1人では生きていけない。
それは他者とともにということだけでなく、動物も自然も、目に見えない菌も含めて。
そこに優劣などなく、全てが繋がり、循環しているのだということに気づくことができました。

自分を大切にすることと、土や自然を大切にすることは同じですし、繋がっている。
日常に戻ってからは、食器洗剤を買い替えるタイミングでこれは自分の肌にとっても、自然にとっても愛のあるものか?と少しずつ問いを立て、見直しているところです。

②ハッピー、ハッピー、ハッピー
実はプログラム前半に座学で気候変動のことを学んだときは、ショックでもありましたし、あまりにも巨大な問題にどう向き合っていけばいいか分からなくなってしまいました。後半のフィールドワークで自然の循環に沿った暮らしを体験する中で、私がハッピーであることと、隣の誰かがハッピーであることと、自然がハッピーであることは必ず両立できると確信しました。
そしてとてつもなく深刻化してしまった気候変動には、この先ずっと長く向き合っていく必要があるからこそ、私がハッピーであることをブラしてはいけないと強く感じました。
自分がハッピーでこそ、誰かを、自然を持続的にハッピーにできる。
だけどハッピーなのが自分だけだと、それは持続可能じゃない。

私もハッピー、あなたもハッピー、自然もハッピー。これが私がつくっていきたい世界です。

③コミュニティ
これまでの人生で「コミュニティ」というものをあまり意識したことがなかったのですが、プログラムを通して、受け取り、お返しをしていくその循環のことなのかなと考えるようになりました。
そして、すでに自然からも、家族や友人、町の人からもたくさんのものを受け取らせてもらっていることに気づくと、温かく、そして恩返しをしていきたいという気持ちになりました。その手触り感のある循環を日常で育んでいきたいと思うようになりました。

まずは、自分が暮らす海も山も畑もあるだいすきな大磯町で、循環するコミュニティを育みたいと思っています。

今とこれから

①大磯町でのつくる・食べる・ともに生きる
自然との循環、自然と共に生きるということをもっと体験を通して学んでいきたいと思い、2024年の1月から大磯町で自然農をやっている農家さんと一緒にゼロから水田を作るプロジェクトに参加しています🌾
自分たちでつくったお米で来年1月に餅つきをして、みんなでワイワイするのがとってもたのしみです!

第一回はみんなで畔をつくりました

②だいすきなファッションを通じたLess waste More loveの輪
ARIで動物の命をいただいたあとの骨をボカシにしているプロセスを見せてもらったときに、なんて美しいリスペクトのあり方なんだろうと感動しました。自分のだいすきなファッションを軸にそんなあり方を受け継いで"Less waste More love"をテーマにした輪を広げていきたいです🌈
パーソナルスタイリストの経験を活かしながら、湘南の人々のクローゼット相談を受けながら、既にある服を大切に、楽しむことをシェアしています。
そこで手放すことを決めたお洋服は私の方で回収して、お洋服交換会で次の誰かにバトンパスしていくこともやってみたいと企画しています🌞

そして、出番の少ない浴衣をリメイクして、夏にさらりと着て、お散歩に行きたくなるようなワンピースを作っています。
まずは自分用のワンピースをつくり始めたところですが、ゆくゆくはオーダーメイドでほかの人にもハッピーシェアをしていけるといいかなとたのしみにしています🐰
パーソナルスタイリストとして1人1人の外見や骨格にあったお洋服を見極める力を活かしながら、使われなくなった浴衣に再度息を吹き込み、それが人や人の生活に彩を与え、自然にもフレンドリーという、お洋服も人も自然もハッピーな世界を少しずつ作っていけそう感があり楽しみです💕

リメイクを始める私に友だちがバトンパスしてくれたミシン、循環だ~

この記事を読んでくださってるあなたに何かのバトンをパスできたとしたらとってもうれしいです🌈

Moyu
Instagram: moyuru_iinaga


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